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三条イツキ

Author:三条イツキ
気の向くままに鉄道写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
新型より旧型派、バスも好き、ときどき海外の鉄道にもお邪魔します。

2017年11月13日にブログのデザインを一新しましたー。
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はじめまして韓国 #8
#7の続きです

ソウル市内でマルヨ。
翌朝は広電900形が保存されている花郎台鉄道公園へ行ってきました。


まずは宿の最寄駅、吉音から地下鉄4号線に乗車。
するとドアの部分に何やらカッコいい感じのロゴマークがあるのに気が付きました。
昨日乗ったときは見かけなかったなぁと思ったら、これは韓国鉄道が100周年を迎えた1999年に製造された車両にのみ付いているそうです。
こういうの嬉しいですね。



倉洞で1号線に乗り換え。
ソウルメトロ最古参の1000系も撮りたいので移動ついでにロケハンしていると…
途中の光云大という駅で、ホームドアがない乗り場を見つけました。


この4、5番乗り場、光云大折り返しの一部列車が使っているだけなのでホームドアは省略されているんですね。
しかし平日1本のみの急行やら、平日朝晩1本ずつの京春線直通列車などマニア心をくすぐる運用がたくさん…。



ホーム端からいい感じに撮れそうだったのでカメラを構えたら、なんといきなり1000系を引き当ててしまいました!
ラッキー!!


その直後、4番線に光云大止まりの新1000系が入線してきました。
こうなると後追いは撮れませんね。
しかしこの新1000系もピンポイントに撮りたかった編成でして、


中間に旧1000系のT車が2両組み込まれています。
グレーに塗って必死にステンレスっぽく擬態していますが、そもそものデザインが違い過ぎるので目立ちまくりw


側線には貨車も停まっていて、こちらもホームに入線している車両がなければ形式写真がバッチリ撮れます。
というか、これまたヨーロピアンスタイルですね。
日本のすぐ近くでこのタイプの有蓋車が見られるとは。


一つ隣の石渓駅。
こちらもホーム端から撮れそうなので少しだけ撮影を(なかなか花郎台にたどり着けないw)
すると、またもや凸凹編成の新1000系がやってきました!
こいつ少数派だったはずでは…。



311000系の一次車が続けて来ました。
KORAILでは最古参になるグループで、置き換えも進んでいるので撮れてよかったです。


石渓で6号線に乗り換えて花郎台へ。
ようやっと花郎台鉄道公園にたどり着きました。


ここは2010年にルート変更で廃止となった京春線の花郎台駅跡地を利用した公園で、ゆかりのある蒸気機関車や客車なども展示してありますが…


その中にポツンと佇む広電902号。
唐突すぎて、なんでお前がここに!?という感じですねw


屋外展示にしてはそこそこ保存状態は良い方だと思います。
ただ車号は撤去されてしまっていて、買って来たばかりの鉄道模型みたいな姿をしているのは少し残念ですが…。


車内も見学できます。
ほぼ現役当時のままで、目立つ変化はカーテンが付いた程度ですかね。
異国の地で乗ると実家のような不思議な安心感がありますw



プラハのタトラカーも保存されています。
こちらも保存状態は良好ですが、そのパンタグラフはなんとかならないんでしょうか()


車内はプラハ時代の落書きなども残しつつ図書館に改装されています。

当初の計画では、数百メートル離れた地下鉄花郎台駅から公園までの区間を走らせる(!?)予定で、
海を渡った広電902号とタトラカー。
路面電車のない国で路面電車を動態保存するというなかなか無謀な夢のある話ですが、まぁそう簡単には実現できず今に至っています。
せめて園内だけでも動かせられれば面白いのですけどね。

#9に続きます


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[ 2024/01/14(日) 23:43 ]

はじめまして韓国 #7
#6の続きです



次は長項線経由のムグンファ号龍山行きに乗車。
これまで乗ってきた5本のムグンファ号はいずれも連続窓の新しいタイプだったんですが、遂に!ぼろンファ号に当たりましたw


発車して暫くすると…ん?大物車!?!?


しかも変圧器が載った状態!!



前後は控車?でしょうか。
罐こそ到着していませんが、近いうち走り出しそうな雰囲気。
これは沿線で撮りたい…って、そんなんばっかですねw(そもそもスジがわからん)


それにしても長項線、龍山まで直通とはいえ客レが1時間に1本程度しか走っていない非電化の路線なので、そこそこローカルな感じなのかな…と思いきや、突然成田湯川みたいな駅が現れたりして驚きました。


沿線も低い山がぼこぼことあって、どことなく千葉っぽい景色が続きます。


牙山で降りると、早速向かいのホームに10両編成の通勤電車が!
ソウル首都圏に入ったことを実感しました。
当初はここでKTXに乗り換えて光明へ行く予定だったんですが、ホーム端からいい感じに撮れそう…ということで撮影タイムにしましょうか。


ところで牙山駅、本線が列車用の低床ホーム、副本線が電車用の高床ホームなんですな。
同じホーム上で対面乗り換えができる…ん?ということは今は首都圏電鉄のラッチ内にいるのか。
韓国の列車ホームは基本的に改札がなく、長々と留まって写真を撮っていても特に問題はなかったんですが、これだと出場時に列車指定の切符をチェックされてしまうので長居するとマズいのでは?と思い一旦改札口に向かうと…あれ?出られない??
レシート状のチケットにQRコードがあるのでそれを改札機にかざすも開かず、駅員さんもいない。
仕方がないので近くを通り掛かった英語が通じそうな若いお兄さんに聞いてみると、インターホンで駅員さんに事情を伝えてもらって改札機横のゲートから出ることができました。
カムサハムニダ!


そんなわけで今度はT-moneyカードで入場。
まずはムグンファ号がやってきました。



おや電源車が紺色ですね。
こいつ、本来はヘラン号というクルーズトレイン用の車両なのですが、コロナの影響で運休中なので一般列車でアルバイトしているそうな。


海コンを載せた貨物列車が通過。
残念ながら反対方向…。



そして長項線でしか見られない客車セマウル号!
ムグンファは曇られてしまいましたが、本命はド順光で嬉しいですね。
セマウルといえば流線型でPPなイメージが強いのですが、その後継車が電車の210000系ITXセマウルなので、一部区間が非電化の長項線にはムグンファ用客車をリニューアルしセマウル号に格上げした独自の客車が使用されています。



ITXっぽい塗装にして誤魔化していますが、よく見ると疲れが見え隠れw
この客車も暫定的なもので、将来的には全線電化のうえ電車に置き換えられる予定とのこと。


T-moneyで入ったのでソウル方面に向かう電鉄に乗車。
首都圏電鉄1号線と呼ばれる路線ですな。
各駅停車のようですが、1号線には急行も設定されているということで、どこかで接続しないかな…と試しにそのまま乗り続けてみると、餅店という駅で乗り換えできました。


牙山から2時間でソウルメトロの東大門駅に到着~。
ちょっと時間はかかりますが、東京のように郊外の電車がそのまま地下鉄に直通していて便利ですね。

#8に続きます
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[ 2023/12/29(金) 00:20 ]

はじめまして韓国 #6
#5の続きです
光州でマルヨ、翌朝はいよいよソウルへ向かいます。


と、その前に。
せっかく光州まで来たので地下鉄にも乗っておきましょう。




光州には1路線だけ地下鉄が走っています。
こちらもフルスクリーンタイプのホームドアが全駅に設置されているので撮影には不向き。
そこで地上駅の平洞へ行ってみることにしました。


ガラス越しになんとか撮影できますね。


反対側も同様。
終点ですが線路はそのまま車庫に繋がっているようです。


車両は開業時から走っている1000系1種類のみ。
4両編成のうち中間車が何故か2両ともダブルパンタになっていて、パンタグラフだらけなのが特徴ですw


また大半の列車が終点の一つ手前の所台行きで運行されているのも面白いですね(赤字で書かれているのが鹿洞行き)
これは鹿洞駅が車両基地に併設された1面1線の小さな駅で利用客も極端に少ないから、だそうで。
北綾瀬をもっと小さくしたのような感じなのですな。


光州松汀でKORAILに乗り換え。
さよならCDC。


ITXセマウル号の龍山行きに乗車。
龍山はソウルの少し手前にあるターミナル駅です。


光州とソウルの間にはちゃんと並行してKTX用の新線(湖南高速線)も走っています。
途中近い距離で並走する区間もあって、ちょうどKTXがスーッと追い抜いて行くのが見えました。
時刻表によると光州松汀を20分後に出た龍山行きのようです。
龍山まで行くなら圧倒的にあちらの方が速いんですが、


そのまま大人しくソウル市内まで向かうはずがなくw
1時間ほど乗って益山で途中下車。




おお、機関車や客車がたくさん!!



シーメンス製の電機が、いわゆる「ドレミファインバーター音」を奏でながらうろうろしていました。


何やら紫色のアメロコも。
ネタ罐?でしょうか。


どれがレア貴重なのかもさっぱり分からないので、とにかくひたすら撮りまくりますw

#7に続きます

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[ 2023/12/23(土) 23:38 ]

はじめまして韓国 #5
#4の続きです。



釜山から遥々光州くんだりまで来た理由はこちら!
光州線で運転されている韓国で最後のCDC(通勤型ディーゼルカー)です。
昨日、東大邱で撮影したRDCのオリジナルですね。
こちらも老朽化のため近いうちに引退する予定です(その後12月17日を以て引退することが決定しました)


近郊列車として各地で走っていた「通勤(トングン)」の種別も、電化や駅の統廃合が進んだ結果、今ではこれが唯一の存在になってしまいました。



転換クロスシートにカーテン、網棚…キハ75とか、しっかりお金をかけて造ったローカル線向けのディーゼルカーって感じで、日本人にも親しみやすい内装です。
光州線11.9km、わずか3駅の区間を行ったり来たりしているだけなので、ちょっと勿体ない使われ方な気もしますね。


極楽江で途中下車。


これまた雰囲気のいい駅で。
小さな駅舎に対して周囲はそこそこ栄えているというのも、いかにも地方都市の冴えない小駅していて大変よろしいw


こんな駅でもちゃんと駅員さんがいて、窓口で切符を買うことができます。



駅から徒歩15分ほどのところにある鉄橋で折り返し光州松汀行きを撮影。
ランダムダイヤですが、日中は1時間~1時間半に1本くらいの頻度で運転されています。


続いて近くの陸橋から俯瞰。
奥に見えるのが極楽江駅です。


トングンを待っていたら地鉄っぽい塗装のバスに遭遇しましたwww



赤いのや黄色いのも。
光州では色によって種類分けされていて、赤=急行バス、黄=幹線バス、緑=支線バスなのだとか。
これらがひっきりなしに走っているので、この辺はルートさえ把握していれば正直バスの方が便利そう(だから列車はガラガラだったのか)


再び極楽江から光州行きに乗車。
昼間よりかはお客さん乗ってましたが、まぁそれでも少ないですね…。



終点の光州に到着。
今でこそ盲腸線のドン詰まりですが、慶全線のルートが変更される前まではターミナル駅だったのでホームも駅舎も無駄にデカいですw

#6に続きます。
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[ 2023/11/29(水) 23:52 ]

はじめまして韓国 #4
#3の続きです。
翌朝は慶全線に乗って光州を目指します。



まだ時間があるので、まずはBEXCOで東海電鉄を軽く駅撮り。
通勤電車が行き交う高床ホームの駅を爆速で通過するアメロコに台鉄みを感じましたw
このムグンファ号は中央線、嶺東線に直通して東海まで6時間半!かけて走破するという、これまた経由地も所要時間も凄まじい列車です。



釜田駅。
釜山駅がソウル方面へのメインターミナルなのに対して、こちらは慶全線や東海線などのローカル列車が主に発着しています。
ローカルとはいえ東海電鉄の終点でもあるので、そこそこ大きな駅をイメージしていたんですが…思っていた以上に小ぢんまりとしていて驚きました。
構内にはコンビニ程度しかないし連絡通路はホームレスだらけで、昨日の釜山駅と比較するとショボさが際立ちます。


そんなわけで10:20発のムグンファ号順天行きに乗り込みます。
光州まで5時間38分、慶全線乗り潰しの旅のスタートです。



釜田を出るとすぐに貨物ヤードの横を通過しました。
韓国、こんなワムハチをボギー車にしたような見た目の有蓋車もいるんですなぁ…沿線で撮りたい…。


例によって客車2両のミニ編成なんですが。
釜田を出た時点ではガラガラだったので、さもありなん…と思っていたら、昌原中央、馬山、晋州と大きめの駅で徐々に増えてきて、気が付けばほぼ満席になりました。


混雑の影響か微妙に遅れて順天に到着。
次は6分の接続で光州松汀行きに乗り換えるんですが…。


お!?向かいの車両がそれですね。
KORAILの勝手が分からないこともあってちゃんと接続してくれるか結構ドキドキだったんですが、まぁさすがに一日4本しか走っていないローカル線同士なので、しっかりと乗り換えも考慮されていました。


順天を発車。
これまた怪しい貨車がたくさん。


順天から先は急カーブや短尺レールのオンパレード。
踏切も打鐘式だらけです。


駅舎や駅名標も日本のローカル線にそっくりですね。


しかし光州の街が近付いてくると突如として高架とトンネルが連続する高規格路線に。
韓国の鉄道は新線に切り換えられた区間と、そうでない区間の落差が激しいなぁ…と思っていたんですが、これはちょっとオーバースペックな気がw


そんなこんなで光州松汀に到着!
今回はほぼ定刻通りでした。

#5に続きます

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[ 2023/11/28(火) 01:10 ]

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