> 私鉄屋雑記帳 ラ・トローブ通り陸橋から撮り鉄する #2
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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ラ・トローブ通り陸橋から撮り鉄する #2
#1の続きです。


道路を渡って、今度は陸橋の北側へ。
こちらからは客車の留置線や機関庫を一望できます。


両開き扉の通勤客車たち。
こいつ、なんだか台鉄の”印度仔”を思い切り近代化させたようなデザインで、個人的にお気に入りだったりしますw
車両によって塗装や窓の数が微妙に異なっているのも、興味深いですね。


これまた茶ワムのような、渋い色をした電源車。
電源車にも、いくつか種類があるようです。


機関庫の脇で休むディーゼル機関車たち。
最奥にはドッグノーズなAクラスの姿も。
あんな場所に居るってことは、予備車なんだろうなぁ…なんて思ったのですが、まさかあの位置から出庫して来ようとは!(記事では時系列を前後させてしまったのですが、サザンクロス駅でAクラスを撮影したのは、この日の夕方になります。)


貨物やメトロの回送が通っていた一番西寄りの線路を、また貨物列車が通過して行くのが見えました。
さっきとは違う柄の機関車だなー、何を運んでいるのかなー…ん!?



!?

なんとコイルですよ!!ここは戸畑か(笑)
オーストラリアでは、カバーを掛けずに本線へ出て運んでしまうんですね。


陸橋から少し北へ進んだ先のヤードに、コイルがたくさん転がっているのが見えたので、恐らくここから積み込んでいるのでしょう。
ヤードは、ドックランズ(Docklands)にあるショッピングセンターから眺めることができます。


Nクラス牽引の客レ。
こちらは広軌ですが、機関車も、客車も、標準軌用と見た目は全く同じで区別が付きません。


続いて新型ディーゼルカー「V Locity」もやって来ました。
こいつにも塗装が複数あり、このメトロやトラムとお揃いの柄をした紫系のものが新塗装です。


メトロの主力Comengさん。
この、どこか日本の私鉄で走っていそうな下膨れで湘南2枚窓なところは共通ですが、運行会社が2社に分かれていた時代に更新が行われたので、同じComengでも正面のデザインや方向幕の位置など、更新工事を施工した会社によって2種類存在します。
メルボルンに限らず、オーストラリアの鉄道って列車線でも高床ホームですし、ちょっと大柄なことを除けば、どことなく日本の車両っぽい感じで親しみやすいですね。
ちなみにメトロでは2014年まで、東急6000系(初代の方ね)に5200系の顔を付けて引き延ばした様な見た目をした、その名も「Hitachi」という日立製の電車も走っていたそうです。
乗りたかったけど一歩遅かった!


これは別の日に撮影した、メルボルン~シドニー間を約11時間で結ぶXPTです。
ディーゼル機関車によるプッシュプルで、昼行と夜行の1日2往復運転されています。
8:30にサザンクロスを発車するシドニー・セントラル行きを狙ってみましたが、この日は晴れてしまい、ド逆光+ビル影という非常に残念なコンディションでした…orz
季節によってはサザンクロス18:30着の便も撮れるんじゃないかと思います、長距離列車なので定刻通りに走っていれば、ですが(^-^;


ちなみに陸橋上にもトラムが走っていて、しかもフリーゾーン内!なので、ホテルから1セントも使わずに撮影地へ行けてしまいましたw
電車から貨物まで、様々な車両を手軽に撮影出来るラ・トローブ通り陸橋、超オススメです。
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この記事に対するコメント

こんばんは
「ここは戸畑か!?」
すばらしいツッコミですね。
熱延コイルは、輸送先に酸洗設備があれば、濡れたり汚れたりしても大きな問題はないのでしょう。
むかしは日本にもカバー掛けずに熱延コイルを積んでいるトキもいたみたいです。
【2015/11/04 23:58】 URL | 社長 #NkOZRVVI [ 編集]


社長さま、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

撮影した場所は近くに住宅街があり、遠くには海沿いの工業地帯も見えるロケーションだったので、まさに南半球のくろがね線といった感じでした(笑)

なるほど、そういった設備があるのですね。
以前に社長さまのブログで拝見させて頂いたのですが、ドイツでもコイルをカバー無しで輸送しているとのことで。
もしかすると日本のようにカバーを掛けている方が、世界的に見て珍しい(?)のかもしれませんね。
【2015/11/09 19:56】 URL | 三条イツキ #yM5G9h5w [ 編集]


三条イツキ様おはようございます
日本でも海外でも、コイルを積んでいるカバー付きの貨車は冷延コイル輸送用です。
冷延コイルは、自動車のボディや家電の筐体などに使用されます。表面を綺麗に仕上げていることに価値があるので、納品先のユーザー企業へ綺麗な状態で納品する必要があります。もちろん納品先で酸洗すれば良いのですが、余計なコストとなるのでカバーかけることが多いです。
いっぽう熱延コイルは、自動車の骨組や鉄道車両の鋼体、あるいは別の工場で更に薄く圧延して鋼管(シームレス以外の)や冷延コイルや電磁鋼板などにします。ですので表面の状態はあまり問題になりません。

例外として、鉄道輸送ではありませんが、関西の某製鉄所内では冷延コイルをキャリアパレットカーに積んでカバーもかけずに電磁鋼板の工場へ運んでいるケースがあります。このように、距離が短ければ、冷延コイルでもカバーかけないことがあります。
【2015/11/11 08:55】 URL | 社長 #1wIl0x2Y [ 編集]


社長さま、こんばんは。

お恥ずかしながら、コイルにも用途によって種類がある、ということを初めて知りました(汗;
確かに表へ出て来ない骨組や、さらに加工するのであれば、カバーをする必要もありませんね。
勉強になります!
【2015/11/13 19:33】 URL | 三条イツキ #wgmg.h4A [ 編集]


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