> 私鉄屋雑記帳 2つのターミナル駅
プロフィール

三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

ご意見、ご感想等々、管理人への連絡は下の「メールフォーム」からドウゾ…!!



最近の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー

※ただいま整理中です※
カテゴリーに沿わない記事が引っかかるかもしれません…。



ブログ内検索



リンク集

このブログをリンクに追加する



その他いろいろ



アクセスカウンター



フラッグカウンター

free counters



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



RSSフィード



2つのターミナル駅
路面電車だけじゃないメルボルン。
路線図を見ると、市内のシティ・ループと呼ばれる小さな環状線を中心に、郊外へ向かう鉄道が四方八方へ伸びていますが、これがまたバラエティー豊かで面白いんです。


メルボルンには新旧2つのターミナル駅があります。
まずは古い方、街のシンボルにもなっているオーストラリア最古の駅、フリンダースストリートから。


駅舎の正面には、各方面の発車時刻を示した時計が!
フリンダースストリート駅は、南、東方面へ向かう路線の玄関口で、主にメトロという近距離電車が発着しています。


メトロの形式は3種類あります。
こいつは「Comeng」と呼ばれるメトロでは一番古いグループで、昭和気質なギザギザコルゲートに、足回りは釣り掛け駆動、減速時には”逆唸り”も聞けるという素敵車両です!
ただ防音がしっかりしているのか、遠鉄30形なんかと比べてしまうと、音はかなりマイルドな感じでした。


でもってこのComengの連結面を見てビックリ、なんと貫通幌がありません!?
そういえばシドニーの近郊電車も古いタイプは貫通路が吹きざらしでしたし、一昔前のオーストラリアでは、これが当たり前だったのでしょうかね…??
こんな車両ですが、1981~1988年製とのことで車齢は30年前後、東武9000系や上信6000系と同期なんですよw


こちらは2002~2005年に製造された「Siemens Nexas」シリーズ。
Comengとは違い、2ドア、全席クロスシートという仕様に変更されています。
同じく2002年から「X'Trapolis 100」という3ドア、セミクロスの車両も平行して製造されているので、路線距離によって使い分けているのかなぁ…
と思ったら、どうやら違うらしく、この頃はトラムと同じく運行会社が2社に分かれていた時代だったので、それぞれが違うメーカーから違う仕様のクルマを導入しただけだった模様(^-^;
結局、今も増備が続いているのはX'Trapolis 100の方なので、メトロ的には3ドアのが扱い易いんでしょうね。
ちなみに前回の記事で写っている車両がX'Trapolis 100です。


もう一つのターミナル駅は、2005年にリニューアルされ、スペンサーストリート(Spencer St.)から名前を変えて再出発したサザンクロス(Southern Cross)駅です。
フリンダースの隣駅で、両者の関係は名古屋駅と金山駅にちょっと似ていますw


ヤラ川と大通りに挟まれていて手狭なフリンダースに対して、サザンクロス駅は超巨大!
駅名もカッチョイイですが、構内のデザインも負けず劣らず凄いんです。
波形の屋根に覆われたホームは全部で16番線まであり、北、西方面へ向かうメトロ、中距離列車のV/Line、シドニーやアデレードへ向かう長距離列車も発着しています。
撮影も、跨線橋から俯瞰で撮ることもできるのでサザンクロスの方が良いですね。


櫛形ホームになっている1~8番線の方へ向かうと、何やら流線型のカッコイイ機関車が…



!?

こ、こいつはV/Lineで1台しか残っていないという、A class機関車ではないですか!!
下調べ中に見つけて、まぁ撮れたらいいなぁ…くらいに思っていたんですが、まさか、まさかこんなすぐに出会えてしまうとは!!!


アメリカ生まれの、いわゆるドッグノーズスタイルです。
ただ、新型機関車に合わせた塗装のせいで、犬というよりもタヌキみたいな風貌になっちゃってますが(笑)


そんなタヌキ号の次位には、青い有蓋貨車のようなクルマが。
荷物車か!?と思いきや、こいつの正体は「PH van」という電源車だそうです。
見た目が古風な貨車なので、古い機関車と合わせて、怪しい編成美を放っていますねw


さて、気が付けばAクラスを夢中で撮りまくっていましたが、この櫛形ホームの配置もなかなか面白いんですよ。
ホームの有効長がとても長く、縦列停車もできるので、前後で3A、3Bという風に乗り場が分けられています。


そして、ホームに面した発着線の間には、必ず中線があります。
客レが多いので、機回しできるようになっているのは当然なんですが、


なんとホームの途中に渡り線があり、縦列停車の手前に別の列車が停まっていても、追い越して発車できるようになっているんです!
まず日本では見ることのできないダイナミックな配線ですね。


構内をちょこまかと動き回る、入換え用の機関車も居ました。
「Y class」と呼ばれているようです。


こちらは閑散線区や区間列車向けのディーゼルカー「Sprinter」
ビクトリア州ゆかりのスポーツ選手の名前が1両ずつ付けられているのが特徴で、写真の先頭車(7009号)は「Bob Davis」というフットボール選手の名前が付いています。


サザンクロス駅のすぐ北側には、シティループへ入る為のトンネルがあります。
シティループは都心部をぐるっと一周する、たった5駅しかない小さな環状線です。


そのうち、パーラメント(Parliament)、メルボルン・セントラル(Melbourne Central)、フラッグスタッフ(Flagstaff)の3駅は地下にあります。
大阪環状線のように郊外からやって来た電車がループへ直通していて、一周したらまた郊外へ抜けていくという運行形態なんですが、行先が複雑で快速電車もあり、おまけに2箇所ある分岐点はデルタ線になっているので、ある程度路線図を把握していないと、全然違う方向へ連れて行かれてしまうことも…
かく言う私も、パーラメントからクーヨンへ向かうとき、行き先だけ見て乗ったらループを遠回りする電車だった、ということがありました(^-^;


フリンダース駅東側のデルタ線を走っている…というか停まっているところw
駅構内が満線だったらしく、乗っていた列車はここで3分ほど機外停車していました。
関連記事
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://st614.blog85.fc2.com/tb.php/950-a1a9089b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)