> 私鉄屋雑記帳 うちなーのバス #1
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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うちなーのバス #1
那覇を走る東陽バスでは、全国的にも貴重なモノコックバスが、今も毎週日曜日に馬天営業所~城間(ぐすくま)を結ぶ191系統で3往復、定期運行されています。
この191系統は那覇の中心部こそ経由しないのですが、モノレールの儀保か首里駅で乗り換えることが出来るので、今回は首里駅から近い鳥堀というバス停から、朝の1便で馬天営業所まで乗ってみることにしました。


おぉ本当にモノコックバスですよ!
生憎の雨の中、定刻よりも数分早くバス停に滑り込んで来ました。

このクルマは昭和53年7月30日に、沖縄の道路が左側通行へと変更されたとき導入された日野RE101で、ナナサンマル車と呼ばれています。
沖縄では本土へ復帰した後も、暫くはアメリカ式で右側通行のままだったんですね。
一夜にして道路上のありとあらゆるものが切り替えられたのですが、普通のクルマやトラックなら未だしも、バスは改造が難しい為、当時このタイプの新車が大量投入されました。
それから37年が過ぎた今では、同車が東陽バスで最後の1台となっています。


日曜の朝なだけに、車内は乗客も疎ら。
一番後ろの席を陣取りました。

乗ってびっくりしたのは、クーラーがガンガンに入っていたこと。
こちらの気候に慣れていないせいか、どうも他のバスやモノレールに乗ってもクーラーがイマイチ効いてない感じで、ずっと暑いー暑いーと言っていたんですよね(^-^;
というか、この世代のクルマは非冷房が当たり前だと思っていたので、なおさら驚きですw


時代を感じる四角い降車ボタン。


一日橋や与那原など、かつて軽便鉄道が走っていた町を経由して、それも終わると景色はローカルな感じに。
お客さんも途中のバス停で全員降りてしまい、貸切状態です。


約40分で、終点の馬天営業所に到着~。
さっそく許可を頂いて撮影開始…したいところですが、雨が強くなって来ましたorz



折り返しまで時間があるので、焦らず営業所の軒下で待機。



少し雨足が弱まってきたところを見計らって撮りまくり。



レトロな日野のエンブレムに、”沖”一文字のナンバープレート!
系統番号の板…は、ナナサンマル車に限らず沖縄では標準装備なアイテムですが、これもまた良いアクセントになっていますね。


ナナサンマル車には敵いませんが、まわりも結構年式の高いクルマたちが集まっていました。


そして再び出庫!
折り返し10:50発の城間行きです。


改めて車内も撮らせて頂きました。
この頃の路線バスにしては豪華な仕様で、座席は準ハイバックシート(?)と言いますか、大きく余裕のある設計になっています。
床は木製ではなくリノリウム敷き、新製当初から冷房も付いているなど、てっきりナナサンマル車というのは当時の世相を反映して簡素化されているのかと思いきや、意外にも丁寧に造られていたのですね。


また運賃箱などは、4月27日から利用が開始されるICカード「OKICA」の導入に伴って、最新式のものに更新されています。
モノコック世代にLCD運賃表示器というミスマッチ感が何ともwww


帰りも鳥堀で下車。
週一とは言え、こうしてモノコック車が走っていて、普通に乗れてしまうだなんて、なんと贅沢なことでしょう!
南部や土佐電ドリーム亡き今、こんな素敵な街ももう、日本全国探しても那覇ぐらいしか無いんじゃないかと思います。

さらに那覇では、沖縄バスにもナナサンマル車が1台残っていて、同じく毎週日曜日に特定ダイヤで運行されているそうですが、この日は残念ながら車検で出払っていたので、営業所を訪ねても実車を拝むことはできませんでした。
しかしまぁ大切にされていることが分かって一安心でもあります。
また近いうちリベンジですね。

#2に続きます。

※営業所内では許可を得て撮影しています。
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