> 私鉄屋雑記帳 ナローの聖地、黒部峡谷鉄道
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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ナローの聖地、黒部峡谷鉄道
前々回こんな記事を書いたので、今回は同じニブロクゲージ(762mm)業界の最大手、黒部峡谷鉄道をアップしたいと思います。
去年8月、非鉄な友人たちと観光に行ってきたのですが、なかなか記事にするタイミングが無かったんです(^-^;


まず大量の黒貨車たちで溢れ返っている宇奈月駅構内。
のっけから、この光景ですよ!ワクワクしないわけがありません。


EDR26+EDR27の重連が、慌ただしく入換えを始めました。
富山観光の目玉となっている黒部峡谷鉄道ですが、決して観光用に造られたアトラクションではなく、もともと黒部峡谷の電源開発を目的に建設されたもので、今も関西電力の職員や資材の運搬用として使われている、”ホンモノ”の鉄道なのです。
公式ページによると車両総数は320両で、そのうち機関車29両、客車134両、貨車155両、特殊車2両という保有数は、いずれも中小民鉄第1位とのこと。
中小民鉄だなんて少し控えめに書かれていますが、動力分散式天下な日本では、これだけ機関車や貨車を保有する会社なんて、JRを除けば他にないんじゃないかと思います。


宇奈月14:14発、欅平行きが入線して来ました。
午前中は黒部川でラフティングをしていたので、午後からスタートです。


運動をして昼食の後、という最高のコンディション(笑)
車内では睡魔との戦いでしたが、沿線の美しい景色はもちろん…


こんな怪しげな貨車が留置されていたりして、休む暇もありませんw
このクルマは出平駅に止まっていた大物車で、右がオシ3号、左がシ106号、それぞれの積載量は20t、5tだそうです。
オシ3でも国鉄式に当てはめれば”サ”級レベルなワケで、大物車というのもヘンな感じですが、小さな黒部の貨車たちのなかではコイツが最大です。


猫又駅の手前には、怪しげな引込線も。
関西電力の黒部川第2発電所へと繋がっています。


さらに面白いのが鐘釣駅で、この駅は編成が長いと敷地が狭いので入り切れず、一旦安全側線へ突っ込んで停車して、対向列車と交換し終えるとスイッチバックして出発するという、特殊な運転方法になっています。
向こうからやって来た機関車は、角型ライトが特徴の新型車両EDV形で、2両しか居ない少数派です。


1時間半ほどで終点の欅平に到着。
すぐに入換えが始まり…



こんな貨車をぶら下げた、貨客混合列車が出て来ました!


阿里山森林鉄道との姉妹提携を記念したヘッドマーク。
そういえば欅平の駅前では中国人の団体客が多く、そこらじゅうから、いー、あー、さん、ちぇず!という掛け声が聞こえて来ましたw

のんびり散策していると、帰りの列車は終電1本前の17:04発宇奈月行きになってしまいました。
また1時間半の道のりを引き返すことになるので、宇奈月へ戻る頃には結構いい時間です。
車内もガラガラ…ですが、この終電間際に乗ったのは大当たりでした。


欅平方面は旅客列車のスジが空いた分、貨物列車のラッシュアワーだったのです!
まず小屋平駅で交換したのは「峡谷美人号」という、ゴミ運搬列車。


後ろには職員用の客車も繋がっていました。
古風な客扉と1段降下窓で、好ましいスタイルをしていますね。
この2軸客車はハ形と呼ばれていて、もともとは無蓋車だったものを客車に改造、開放型のC車と密閉型のK車があるとのこと。


続いて猫又駅では、ディーゼル機関車のDD24形と交換。
非電化の黒薙支線向けだそうですが、なんでこんなところに居たんでしょう??


後ろは、見るからに古そうなハ形C車が1両ポツンと繋がっていました。
車番のハフ4を頼りにググってみたところ、タネ車は大正14年生まれ(!)だとか。


さらに柳橋駅では…なんと重機を載せてますよwww
黒部峡谷では沿線に通じる道も無いので、こうやって鉄道で運ぶ以外に手段が無いんでしょうね。


ハ形C車も繋がっていましたが、こちらのクルマは少し新しい感じ。
車番はハフ19とハフ31でした。
こりゃハ形だけでも奥が深いですな…。

そして極めつけは、宇奈月駅に戻って来たときに遭遇した、



EDS13形!

いやぁーこの丸みを帯びた優雅なデザイン!
国内に数多ある凸型電機のなかでも、特に美しいクルマだと思います。
基本的に宇奈月駅常駐の入換え用なのですが、なんと本線の貨物列車を牽引することもあるとか。


ここまで乗って来た客車と連結、推進運転で車庫の方へと消えて行きました。

とても1往復しただけでは全貌が掴みきれないほど、バラエティー豊かな黒部峡谷鉄道の車両たち。
貨物列車のダイヤは謎に包まれていて、一筋縄ではいかないところもまた魅力。
次回は鉄目的で、1日中じっくりと観察したいところですね。
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