> 私鉄屋雑記帳 駆け足香港鉄#4 香港鉄路博物館
プロフィール

三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

ご意見、ご感想等々、管理人への連絡は下の「メールフォーム」からドウゾ…!!



最近の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー



ブログ内検索



リンク集

このブログをリンクに追加する



その他いろいろ



アクセスカウンター



フラッグカウンター

free counters



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



RSSフィード



駆け足香港鉄#4 香港鉄路博物館
#3の続きです。
香港で一番古い鉄道はケーブルカーのピークトラムでしたが、普通の鉄道としては香港の龍と中国本土の州を結ぶ九広鉄路が最初でした。
現在、九広鉄路の香港側はMTR東鉄線として、12両編成の電車が行き交う通勤路線に大変貌を遂げています。


そんな東鉄線に乗って、本土との境界から程近い大埔墟(Tai Po Market)駅へ。
九広鉄路時代の車両が展示されている「香港鉄路博物館」を訪ねてみました。


賑やかな市場を歩くこと約10分、博物館へ通じる階段は、路地の奥まった場所にひっそりと佇んでいました。
旧大埔墟駅の構内を活用しているので決して広くはないのですが、入場無料で、営業時間内であれば出入りも自由!
地元民と思しきお年寄りグループが、展示車両の車内でのんびり談笑していたりして、博物館というよりも電車が置いてある公園という感じですねw


まずは駅舎のすぐ隣に停まっているディーゼル機関車から。
毎度お馴染、アメリカGM製のG12型です。
東鉄線の電化後は貨物列車を牽引して活躍、それも2010年に廃止されてしまいましたが(見たかった!)、今も事業用としてアメロコを数台所有しているようですね。


アメロコの前には、小さな保線用(?)トロッコも。
ロゴの「英段」は英国植民地(British Section)のこと。


防音壁の向こうは東鉄線。
ちょうど本土からの直通列車が通過しました。



ナローの蒸気機関車。
一番大切そうに展示されているので、九広鉄路を最初に走ったSLなのかなぁ…と思ったのですが、解説によると九広鉄路の軌間が建設途中に標準軌へと変更されてしまい、余った資材を転用して造られた沙頭角(Sha Tau Kok)支線で細々とデビュー、同線が廃止されるとフィリピンへと渡った、イマイチうだつの上がらない機関車だったようです。
そんな彼も価値が認められ、最後の最後で香港へ帰ってきたのが凄いところw


そんなワケで開通当初から大陸規格だった九広鉄路、活躍していた客車たちも大柄です。
モスグリーンで、丸みを帯びた車体は英国の香りもしますが…


こんな間延びした鹿島臨海のキハ6000形みたいな、田の字窓が並ぶ客車も!
なんと、この276号車は近畿車輛製だそうです。



折戸も日本の客車…というか台鉄の手動門にそっくりwww


しかし車内は物凄く簡素。
すっかすかの転換クロスシートが並んでいます。


こちらは1等客車の112号車。
東鉄線では、通勤電車になった今でも必ず1等車が連結されていて、黄色い帯を巻いているのも同じです。


さすが1等車だけあって座席は豪華ですが、向きは変えられません。
網棚も付いていて、どことなく日本風ですね。


半室荷物車が付いた229号(右)と、オープンデッキの木造客車302号(左)、その奥の赤い客車は工程車(事業用車両)の002号です。


229号車の車内。
鳥かごの様な扇風機が特徴的ですね。


302号の車内。
超絶座り心地が悪いですが、こんなんでも一応転クロの仲間です(笑)

#5に続きます。
関連記事
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://st614.blog85.fc2.com/tb.php/875-c29c6376
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)