> 私鉄屋雑記帳 駆け足香港鉄#2 西鉄電車で銀座へ行く
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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駆け足香港鉄#2 西鉄電車で銀座へ行く
#1の続きです。
MRTを乗り継いで香港の銀座へ行ってみました。
といっても、香港にある銀座っぽい場所じゃあありません。
香港に銀座駅があるのです。

はいはい、また台湾の新城みたいに偶然同じ漢字だったんでしょ?
という声が聞こえてきそうですが、ところがどっこい読み方もマジでGinzaなんですよwww
場所は都心から北西へ20kmほど離れたベットタウンの中という、恐らく普通の観光客には無縁そうなエリアで、これまた惹かれるものがあるじゃあないですかw


まずは中環(Central)からセン湾(Tsuen Wan)線に乗車。
香港の地下鉄では、どの駅も背の高いホームドアが設置されていて、とっても撮り鉄泣かせですorz
まぁ安全第一なのは良いことですね。
地上区間には、いくつか撮影できるポイントがあるようですが、今回は時間が無いのでパスしました。


1979年の地下鉄開業時から走っているメトロキャメル製電車。
最近になってリニューアル工事が施されたので、車内もメタリックで近代的ですが、このつるつるしたロングシートはちょっといただけません。
6M2Tできびきび走るもんだから、慣れないと加速する度に尻が滑りますw


美孚(Mei Foo)というところで降りて、西鉄電車に乗り換えます(笑)
香港の地下鉄は、なるべく同じホームで乗り換えが出来るよう計画的に造られている…とのことでしたが、この美孚駅は地下にあるセン湾線ホームから、地上(半地下?)の西鉄線ホームへ、一旦2階へ上がって駅舎を経由しないと乗り換えできないという、アップダウンだらけの謎な構造になっています。


というのも実は西鉄線、2007年に現在のMRTへ経営統合されるまで、九広鉄路(KCR)という別会社の路線だったんですね。
言われてみれば構内の雰囲気がどことなく違いますし、KCRだった西鉄線や東鉄線(路線図の濃紫色=西鉄線、水色=東鉄線)は、香港地鉄が運行していたセン湾線(=赤色)等に比べると市街地に入っても駅の数は少なくて、郊外電車という感じ。
成り立ちが異なる旧地鉄~旧KCR間では、今は同じ会社になってラッチ内で乗り換えができるけど、駅同士は離れていて不便なまま、というワケです。
※写真はAEL車内にあった路線図ですが、こちらも今はMRTが運営しているのでデザインは同じです。


西鉄線の車内には液晶モニターがあって、ニュースを放送していました。
液晶は枕木方向に並んでいてJR西の321系みたいな配置ですが、日本と異なるのは音声も流れていること!
それで急に騒がしくなったなと思ったら、デモの様子を伝える内容に切り替わっていました。
やはり皆さん気に掛けているようで、車窓を眺めていたり適当にスマホをいじっていた人も、この話題になると画面の方へ目を向けていましたよ。


長いトンネルを抜けると、遠くに摩天楼が。
あれは香港…ではなく、なんと中国本土の深センです!
地図を見て近いとは思っていましたが、本当に目と鼻の先だったんですね。
距離は近くても、あちらでは対岸のデモをまともに報じていないんだとか。
毎日西鉄線を利用して香港へ行く皆さんには、この車窓がどんな風に映っているのでしょう…。


こちら側にも巨大なマンション軍団が見えてくると、まもなく新界のニュータウンに入ります。


兆康(Siu Hong)駅で下車して、今度は軽鉄と呼ばれるライトレールに乗り換えです。


香港軽鉄の凄いところは、なんと言ってもこの複雑な路線網!!
西鉄線の各駅から、周囲に点在する住宅街をくまなく回わる、フィーダーの役目を果たしています。
路線図を見ただけでもワクワクしますね。



ちまちまと単行電車が走り回っている姿は、まるでA列車で行こう(街づくりゲーのあれ)のようw
ゲームっぽく見えると言うことは、それだけキチンと計画的に街が開発されているワケで、理想のニュータウン像だよなぁと思います。


軽鉄のホームは全て進行方向左側に統一されていて、終点には必ずループ線を備えているので、バスのようにドアは左側だけ、運転席も前方にしか付いていません。
日本にも似たような場所に似たようなコンセプトの乗り物が走っていましたが、その後は軽鉄みたいに発展せず、むしろ大失ぱi…ゲフンゲフン。

ちなみに車両には4形態あって、写真はオーストラリア製の第3期型と呼ばれるタイプです。


白っぽい車両は最新の第4期型…だと思っていたのですが、どうやらコイツは第1期型を更新した”なんちゃって新車”のようです。
車両番号は更新後もそのままなので数字が若いこと、車体の側面や、クーラーの形状にタネ車の名残を見つけることが出来ます。


751系統天逸(Tin Yat)行きに乗って約15分、件の銀座駅に到着しました~。
ラインカラーまで狙ったかのようにオレンジです。


ちょうど日本の川崎重工で造られた第2期型が、銀座駅に入線して来ました。
しかしまぁ周りの景色を見ると、銀座というよりも豊洲の方が似合うんじゃないかと思ってしまうような、高層マンション街のド真中にあります。


駅名の由来は、隣接するショッピングセンター「嘉湖銀座」から来ています。
嘉湖銀座は2つのエリアに分かれていて、その名も日比谷有楽町
もう何でもありですwww
ちなみに店内は日本風というワケではなく、至って普通のチェーン店が並んでいる、どこにでもありそうなショッピングセンターでした。
まぁ日本へのお土産も買いたかったので、日本の輸入品ばかり扱っているような店じゃなくて良かったですw


帰りには正真正銘の新型車、第4期型に出会えました。

とてもユニークで完成度の高い乗り物、香港軽鉄。
今度は丸1日使って、全線走破してみたいですね!

#3へ続きます。
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