> 私鉄屋雑記帳 1.6kmの小さくて大きな夢の跡
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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1.6kmの小さくて大きな夢の跡


電車で西方向から姫路入りすると車窓に映る、怪しいコンクリート製の橋脚たち。



誇らしげに佇むその姿は「太陽の塔」か!?



古代に築かれた水道橋か!?!?

はぃというワケで、阪急を撮影してから西へ西へと進んだ先の目的地は姫路モノレールの廃線跡でしたー。
廃止から30年以上経った今でも路線の大部分が残っていて、モノレールの廃線跡という異様さと、姫路の駅前という立地の良さもあって有名どころですね。
方やここなんかは大半が撤去されてしまって、今では言われなければ気付かないレベルに…。


煙突のように突き出た橋脚。
姫路モノレールは、1966年の姫路博に合わせて姫路~手柄山間の1.6kmが開業、ゆくゆくは鳥取まで延伸させよう!と考えていたそうで、いろいろと実験要素も盛りだくさん。
ところが、まさか8年で休止になってしまうとは思ってもいなかったのでしょう、こんな造りでは撤去もままなりません…(^-^;


軌道跡と神姫バス。
かつてはモノレールもバスも姫路市交通局が運営していたのですが、2010年3月にバス事業を神姫バスへ譲渡したのを最後に、交通事業から全て撤退してしまいました。


そして姫路駅から500メートルほど進むと、目の前にドーンと姿を現す高尾アパートと大将軍駅!!
ナゼ今ごろに姫路モノレールを訪ねたかと言うと、この高尾アパートがもうすぐ解体される!?という報道があったからでした。
今まで車窓から眺めたことしか無かったので、これは行けるときに行っとかないとマジで後悔する…!!と思い立ったワケです。


もう工事用の囲いくらいはあるかなーと思っていたら、現地は至って平穏そのもの。
1階のテナントが撤退した程度で、まだ大きな動きは無く一安心しました。

その圧倒的なスケールを間近で眺められるのも、今が最後のチャンスでしょう。


この高尾アパート、建設当時はモノレール駅直結の高級マンションとして売り出されたのだとか。
とても40年前の作品とは思えない斬新なデザインなのですが、やっぱりビルの中層階が空洞…というのは、見ていて心許ないですね。
「大地震が来る前にとっとと解体したい」というのも納得です。


高尾アパートの西側では、JR線の高架化と同時に道路の拡張工事が行われているようで、真新しい道が広がっています。
大きな県道は敷地を確保できていますが、そこへアプローチする高尾アパート前の道は、まるで「邪魔だ、どけ!」と言いたげに、グニャっと迂回していたりします(笑)

そんなこんなで、この辺りは軌道の撤去も進んでいますが、


大将軍駅を過ぎると、ご覧のとおり。


まるで天空の城ラ○ュタwww
ここまで来ると、芸術作品の域ですね…。



道路を跨ぐモノレールを跨ぐ新幹線。
新幹線は1972年開業、一方の姫路モノレールは1974年で休止してしまいますから、僅か2年間だけ共演していたことになります。
最高時速160km!陰陽連絡!!というのは今考えても無茶ですが、立体的で未来都市を絵に描いたような光景が、昭和の時代にあっただなんて素敵ではありませんか。

まだまだ廃線跡は続いているのですが、手柄山へ行っても資料館がお休みなのを下調べ済みなので、テンションが上がらないわ、暑いわで、ここで撤収することにしました。
また近いうち再訪することにしましょう。
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