> 私鉄屋雑記帳 初夏の北陸、私鉄巡り #3
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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初夏の北陸、私鉄巡り #3
福井の私鉄と言えば福井鉄道ともう一つ、福井駅の東側から発着しているえちぜん鉄道です。
車両面では福鉄200形のようなスターは居ませんが、代わりに今も釣り掛け電車が活躍しているという濃いぃ見どころがあります。



MC2101形!!

南海1201形の足回りに阪神5231形の車体を乗っけた代物で、現在4編成8両が在籍しています。
どいつもこいつも形式が複雑で覚えられませんねw



今や”サボ換え”も絶滅危惧種。



勝山へ向けて出発するMC2115+MC2114。
背後の妙に立派な高架橋は、建設中の北陸新幹線です。
まだまだ開業は先の話なのに、福井駅付近だけ高架橋が出来あがっていて不自然な感じなのですが、これは近々えちぜん鉄道が暫定的に高架線を使用する予定だから、だとか…。
現状、えちぜん側のアプローチが全く着手していないように見えるので、ホンマかいなという話ですけどね(汗;



現在、MC2101形が定期的に走っているのは下記の2運用です。

福井17:56→勝山18:49
勝山19:19→福井20:13
福井20:26→勝山21:19 マルヨ
勝山6:59→福井7:52

福井19:56→20:49 マルヨ
勝山7:17→福井8:16 快速

2本とも朝のラッシュ要員として、前日夜に勝山へ送り込むダイヤが組まれています。
なので、注意が必要なのは翌朝の上りが平日の場合のみ運転される点。
つまり平日であっても金曜日の夕方はウヤになり、逆に日曜日でも翌朝が平日であれば夕方に運用されるんですね。

というワケで、三条も勝山に宿をとってMC2101形とともにマルヨするスケジュールを組み、効率よく乗りと撮りの両方を楽しめるようにしてみました。



まずは、夜の勝山行きで約1時間の乗り鉄です。
編成はMC2113+MC2112でしたので、非冷房車のMC2112号をチョイスしました。
開け放った窓からは、釣り掛けの渋い唸りはもちろんのこと、えちぜん鉄道の沿線には打鐘式踏切も多く残っていて、哀愁漂う鐘の音の素晴らしいハーモニーが車内に響き渡るという!
あぁ、この組み合わせは反則だ…!!



幸せな時間はすぐ過ぎてしまうもので、あっという間に終点の勝山へ着いてしまいました。
サボは、既に快速福井になっていますね。



翌朝の勝山駅。
まずは釣り掛け1本目、6:59発の福井行きが出発を待っています。



勝山駅から少し比島寄りへ移動して、沿線撮り。



このMC2116+MC2111編成も、MC2111側には冷房が付いていません。
冷房+非冷房で混在させているのは、夏場に冷房が無い列車が出来ないようにという配慮なのかな…と思っていたら、実は検査に伴うイレギュラーだったようで、通常の組み合わせはMC2111+MC2112(2両とも非冷房車)、MC2113+MC2116(2両とも冷房車)だそうです。

ところで、今はバラされているMC2111+MC2112の冷房無しコンビですが、コイツらがまたとんでもない珍車だったりします。



京福時代に両運転台化したので、切妻で顔の縁がカクカクwww
譲渡前に両運化した仲間は、オリジナルと区別が付かないほど綺麗に処理されているのに(笑)
そして、せっかく単行でも走れるようになった2111、2112ですが、その後、例の事故によってブレーキ系統の多重化が必須になると、2両固定でしか走れなくなってしまい、ライト類を撤去して再び片運転台に逆戻り、今に至っています…。
まさに、時代に翻弄されたクルマですね。



さて、続いては2本目快速福井行きがやって来ましたよ!

まだまだ元気そうなMC2101形たちですが、どうやら某海の1M電車が渡って来るとか来ないとか、不穏な噂が…(あくまでもウワサ話なので、微妙に伏字ですw)
新幹線用の高架橋を、釣り掛け電車が颯爽と走る姿を見てみたいものですが(笑)
その前に置き換えられてしまうでしょうか…。
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この記事に対するコメント
今は昔か「京福電気鉄道越前本線」
すっかり塗色も変わってしまった「元・京福電鉄福井支社」の電車達。
クリーム色にマルーン帯2本の伝統カラーリングも、今後はバスからも徐々に消えて行くのでしょうか……。
菱形渦巻きの社紋(前身「京都電燈」の名残)も、今では嵐電位にしか見られなくなり……。
二度の正面衝突と云う不祥事(そう言えば、北陸鉄道石川線も、野町駅に於ける二度の車止メ衝突事故を経て、漸く設備改善と車両置き換えに踏み出したのだったな~)を起こしては、仕方が無い結果だったのかも知れませぬが。

ローカル私鉄と言うより、「地方中堅私鉄」と呼んだ方が適切と思えた、それなりの規模があり、京阪と云う大手のバック・アップがありながら、こうした窮状に追い込まれた事実が、現代の地方公共交通機関の置かれた厳しい極限状況を物語っている様で。
「何とかせねば」「このまま、座して死を待つ訳には行かず」と、思いつつも、即効性のある簡単な打開策が見出せないのもまた、現実であり。

一方で「こんな者が堂々と免許取って公道に出て来ンな!!ダラ!!(←富山弁)」と言いたくなる様な、技量、マナー共に劣化した輩が自家用車で走り回り、挙句に渋滞や事故を惹き起こしている、と云う、憂慮すべき事態には歯止めが掛からない訳で。

野放図なモータリゼイションは結局は社会全体に損失を与える、と云う、欧米諸国で既に実証され切った事実を、何故、我が国でまた、性懲りも無く繰り返すのかと……。
政治の無能無策、劣悪なマスコミの無責任無定見な煽動、等、理由は色々ありましょうが、矢張りこれも“人災”だと言わざるを得ないのでは。
【2012/08/05 17:25】 URL | 紅玉国光(富山市) #xTjF.3u6 [ 編集]

Re: 今は昔か「京福電気鉄道越前本線」
いつもコメントありがとうございます!

京福の渋い塗装も好きでしたが、今の鮮やかなストライプ塗装も割とお気に入りだったりします。
派手ですが元阪神車にも似合っていて、何よりもイメージが良くなりました。

お隣の北鉄や地鉄なんかも「地方中堅私鉄」ですね。
北陸には規模の大きな(大きかった)私鉄が点在していて、今も減ったとはいえ、公共交通が割と根付いている印象があります。
ここの場合、身近に京福が運休していたときの”悪夢”を経験していますから、特に地域も行政も鉄道に対してヤル気を感じます。
あとはもう少し国が公共交通へ積極的に目を向けてほしいところなのですが、これがなかなか…(^-^;
【2012/08/05 21:17】 URL | 三条イツキ #- [ 編集]


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