> 私鉄屋雑記帳 十鉄、過渡期の記録から
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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十鉄、過渡期の記録から


こないだの三連休に行われた「とうてつ電車まつり」
十和田観光電鉄では釣り掛け電車2両と凸型の電機2両、木造貨車2両の計6両が動態保存されていますが、それら超骨董品たちが3日間走り回るという、三条的に今年一番のドストライクなイベント!だったんですが…さて、明日は朝一番の新幹線だぞ!!と早めに身支度をしていた丁度そのときに、祖母が亡くなったと実家から電話が入り、急きょ準備した旅行カバンはそのまま東北ではなく大阪へ連れて行くことになりましたとさorz
ばぁちゃん…つい先月帰った時は元気だったのに、な…(泣;;

今回の電車まつりは大盛況だったそうですし、この調子で第2弾を期待して待つことにしましょう。それか、いっそフォトランを申し込んで、自分好みの編成を仕立ててしまおうか…。





そんなワケで、今回は約9年前の2002年9月に撮った写真を引っ張り出してきましたー。
東急からステンレスカーが渡ってきて、旧型電車たちが引退した頃ですね。それまで在籍するクルマの全てが旧型電車、非冷房…オマケに10年以上も入れ変わりがない、というのは当時でも非常に珍しい存在で、谷汲線(2001年廃止)で旧型電車の魅力にどっぶりと浸かってしまった三条にとって、何としてでも置き換えられる前に訪ねたかった場所でした。





ノーシル・ヘッダーの美しい車体と前パン、吊り幌!!

東急からやってきた3000系は、車両ごとに個体差がありましたねー。
なかでも3811号は一番のお気に入りでしたvv



外見は古風な3000系ですが、車内は東急時代にリニューアルされていて明るい印象。





この日は旧十和田市駅の構内が一般解放されていたので、電車を間近で見ることができました。
既に当時から電車の発着はショッピングセンターとセットになった新駅へ移転していましたが、まだ旧駅も残されていて留置線として使われていました。年代モノの駅舎も十鉄の社屋(?)か何かで利用されていたようですが、既に廃墟同然。
今だったら建物の方ももっと写真に撮って記録してただろうなぁ…(^-^;



ED301。電車とお揃いの十鉄カラーですが、機関車のフォルムに合せてアレンジが加えられています。芸が細かい!
後ろにチラっと写っているED402とともに、今も動態保存されています。



クハ4406。
バス窓がずらっと並んだモハ3401の弟分ですが、微妙にデザインが違っていて若干野暮ったいw



モハ3809は3つある扉のうち十和田方の2枚だけ、窓が一回り小さくなっているのが特徴でした。
それから、連結面のクセにヘッドライトが付いていますよね。3000系のモハは全て両運転台に改造されているのですが、実は増設した側の運転席が半室構造になっていました。こちら側には乗務員扉も無いので、クハ3810か3802を増結すると遠目には2連で固定されているかのように見えるというワケです。
ちなみに運転室の無い側は、ごく普通のロングシートになっていたりします。増設運転台が先頭に出る単行運転のときに最前列でかぶり付くと、さぞ眺めが良いでしょうね~。残念ながら三条はイベントの日に行ったので、単行で走るシーンには出くわしませんでしたが…。
モハ3603が単行で走ればなぁー。今はブレーキの関係でダメなんでしたっけ?



でもって十鉄のクイーンといえば…モハ3401!!
均等のとれたスタイルと塗装が見事にマッチしていて、美しいですね~。デビューした昭和30年当時は、東北一のデラックス車両と言われたそうです。木造車ばかりの時代に突如現れた全金属製の車体は、さぞ輝いて見えたんだろうなぁー。そして都会の電車にも負けないクルマを世に送り出せるほど、当時は地方私鉄が元気だったんですね。
真っ先に営業運転から外れた3401でしたが、十鉄にとって特別な1台なのでしょう、今も大切に動態保存されています。

おや?3401のすぐ後ろには、何やらステンレスカーがポツンと1両だけで止まっていますが…??



魔 改 造 ! !

まだ整備中だった魔改造君、7200系でしたーw
帯が途中までしか貼られていません…いや、8000系(?)から発生品を持ってきて、そのまんま放置プレイしたと言う方が正しいかwww



そして現在の主力7700系。ちょうど出発式に合わせて十和田市で車交するため、旧駅から回送されて来たところです。これも行止まり式の棒線になってしまった今では、組むことができなくなってしまったダイヤですね。
現在、旧駅跡には新しいショッピングセンターが出来たそうです。グーグルマップを見た限り、当時の面影というと車止めの直前で不自然に曲がったレールくらいでしょうか…。



デビュー記念の特別仕様!?三沢方のみ、赤帯を剥がした姿で走りました。なんちゃって7000系。
あ、でもコイツ7700系なので足回りはVVVFなんですよ~。ワンハンドルマスコンで、もちろん冷房付き!VVVF車が私鉄へ譲渡されるケース自体が初めて、さらにこれまで吊り掛け式、非冷房のオンボロ電車しか走っていなかったところへ突如現れたワケで、この交代劇は衝撃的でしたね。



桜木町!!

ただ見てくれは7000系なので、七百に居たもう1編成も帯を剥がして遊ばれてましたwww





行き帰りに乗った特急はつかり号。
東北新幹線は盛岡止まり、IGRや青い森…なんて鉄道もまだありませんでした。十鉄を取り巻く環境も、この9年間で様変わりしてしまいましたね。
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この記事に対するコメント

お久しぶりです。しかし、ご不幸があったとは露知らず……。
管理人様、心よりお悔やみ申し上げます。

紅玉の祖母も最近は寝たきり状態で、紅玉と叔父を間違えたりと色々不安な状態だったのですが……。

十和田観光電鉄と言えば、今や“ミニ東急”化しましたが、昔は“定山渓流れ”2両(←思えば、この辺りから東急との縁が出来たのかも知れぬ。……十鉄は国際興業系ではなかったかと思うが)以外、全て自社発注車で固めると云う、ローカル私鉄らしからぬ純血主義(?)を貫いていた筈ですが……。
時代の流れを痛切に感じます。
【2011/07/31 16:13】 URL | 紅玉国光 #xTjF.3u6 [ 編集]

Re: タイトルなし
ありがとうございますm(_ _)m
寝たきりとなると、精神的にも金銭的にも大変かと存じます…。もう少し国のバックアップがしっかりしていればなぁと思うのですが、とても期待できないですし(汗;
今回の一件で、いざという時の親戚や近所付き合いの大切さを改めて実感しました。

十鉄は、もろに国際興業系ですね。バスなんか塗装そのまま(笑)
その一方で電車は東急の中古だらけ…というのは、お財布事情を考えると致し方無いのでしょう。ついに土休日ダイヤの大幅減便でもって運用数を1本に減らし、ステンレスカーにも休車が発生しているようです。切り詰めるだけ切り詰めていますね…。
【2011/08/01 12:50】 URL | 三条イツキ #wgmg.h4A [ 編集]


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