> 私鉄屋雑記帳 台湾で鉄路迷! #14 ~阿里山森林鉄路~
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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台湾で鉄路迷! #14 ~阿里山森林鉄路~
もう7月ですか。
2011年も半分が過ぎたのかーと思いつつ…何の脈絡も無いのですが、忘れないうちに台湾で鉄路迷!シリーズの続きをupします(^-^;



烏樹林から再びタクシーで新営まで戻ってきました。
ここから区間車に乗って3つ目の嘉義で下車して、本日2カ所目の”五分車”阿里山森林鉄路を訪ねます…が、正直これは賭けでした。乗り継ぎが上手くいくか…ということもありましたが、列車がちゃんと走っているかどうかという一番肝心な情報があやふやで、現地へ辿り着くまで気が気じゃなったですよ…(汗;



それだけに、阿里山鉄道のりばで鉄路迷さんを発見したときの安心感は半端無かったです(笑)

阿里山鉄道は、台鉄ホームの端に設けられた切欠きホームから発着しています。このちょこんと佇んでいる感じ、地方私鉄してますねー。
中間改札も無く、車内で切符を買うようなスタイルでもなさそうなので、車掌さんに切符売り場はどこか訪ねたら「隣の北門駅で買って」
…というワケで、そのまま車内へ。



台糖の五分車を体験したあとということもあって、めちゃ近代的に見える車内www
冷房はもちろん、各車両ごとにトイレの設備まであります。



暫くすると車庫が見えてきました。
構内は広々としていますが、その殆どが荒れ放題で、ここ最近使われた形跡がありません。

…それもそのハズ。嘉義から阿里山へ至る嘉義線のうち、中腹の区間は2008年の台風で被災して以来寸断されたままになっていて、今も直通する列車が運行されていないんですね。山頂付近では、バスで訪れた観光客向けに列車を走らせていますが、一方で残された麓の区間は目立った観光スポットも無く、日本で売られているガイドブックではさっぱり省かれているか、例え載っていたとしても情報がまちまちだったりしました。頼みの綱のインターネットも、ここ数年で阿里山鉄道の経営者がころころ変わってしまったので公式ページが機能しておらず…orz
冒頭で列車が走っているかどうか分からない…というのは、そういうことだったんです。



廃車体置き場と化した北門車庫のなかで、数少ない動けそうな機関車を発見。手前にはピットもありますね。
そういえば、山頂で働いている機関車や客車たちの点検とか、どうしてるんだろう…。



北門では数分の停車時間があるので、一旦下車して切符をGET!
嘉義は台鉄のを間借りしている感じでしたが、ここはちゃんと自前の駅舎があって、駅員さんが切符を売っています。近くに車庫もあるし、なんだか銚電の銚子と仲ノ町の関係みたいですねwww





阿里山を登る…といっても、麓の区間は至って平坦。長閑な風景が広がっています。





北門から30分ほど走って、終点の竹崎に着きました。麓の列車はココまで。



竹崎駅の時刻表。休日に1日2往復だけ運転されています。
民国99年12月25日開始…ということは、少なくとも2010年12月25日から麓の区間が復活していたことになりますね。

ちなみに阿里山方面への接続は全く考慮されておらず、代行バスのようなものもありません。
というか、嘉義~竹崎で完結する一種の観光アトラクションで、端っから阿里山へ行くことは目的としていないようです。五分車ブームに乗っかって、被災を免れた区間だけでも列車を走らせてみっか!という感じ。
なので、ここまで乗ってきたお客さんも、全員が折り返しの列車でとんぼ返りします。



それで客車4両というのは、ちょっと過剰気味な気もしますが…(^-^;



ヘッドライト付きの怪しい貨車たち。なんだかコトデンのデカ君っぽいwww
阿里山鉄道では山へ登る”上行”列車の場合、機関車が客車を押すカタチになるんですが、そのとき先頭の客車には監視員が乗って後ろの機関車へ合図を送っています(合図を送るだけで機関車の制御はできないのがミソ(^-^;)
恐らく貨物列車のシステムもそれと同じで、赤いハコの部分は監視室でしょう。ということは、このデカもどきが先頭に立って山を登るのか…やっべ、萌える(笑)



阿里山方は、こんなデルタ線になっています。支線が分岐しているワケではなく、このデルタ線を使って機関車や客車、貨車の向きを変えていたようです。竹崎から本格的な山岳区間へと突入するので、かつては補機を付けたり、機関車の交換が行われていたのかもしれません。
きっと、ここから先が面白いんだろうな…。



車体には「阿里山⇔嘉義」の文字が入ったまま…早期復旧を願いたいですね、と締めくくりたいところなのですが、なんと三条が訪れた1ヶ月後に山頂付近の神木線で脱線事故が発生してしまい、復旧どころか嘉義~竹崎間を含めた全線で運休という状態が今も続いていますorz
日本では原発の話題で持ち切りだったことや、日本人が乗っていなかったこともあって、あまり大きくは報道されていなかったんですが、倒壊した木に乗り上げて脱線→鉄橋から客車が転落する大惨事だったそうで…阿里山、加油!!
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