> 私鉄屋雑記帳 台湾で鉄路迷! #7 ~普快車354次に乗る~
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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台湾で鉄路迷! #7 ~普快車354次に乗る~


遥々来たぜ台東!いよいよ今回の旅のメイン、旧型客車に乗りますよー。



さっそく目の前にはブルーの客車が…!!
これが354次か…と思いきや、側面に「代用行李車」の文字。余った通勤客車を荷物車へ改造したクルマでした。



ドアが開きっぱなしだったので、ちょっとお邪魔して一枚vv
代用行李車の車内は、駐輪場のようになっています。ちゃんと車輪止めも付いているあたり、日本のより進んでるな~と思います…比較対象が変ですか。



長~いホームの真中に、ちょこんと止まった2両の青い客車…



ついに憧れの旧客とご対面…!!!

あぁ、青い車体に白い帯を巻いた非冷房の鈍行客レ。
かつては台湾全土を走りまわっていたという旧客たちですが、ここ台湾でも近代化が進み、2011年4月現在は台東から枋寮までの南廻線を走る、僅か1日2往復の普快車を残すのみとなっています。



手書きのサボ…車体も随分くたびれていて、そこらじゅうに補修した跡が。



2両編成のうち、枋寮方の1号車は35SPK32700形という日本製の客車でした。
長ったらしい形式名ですが、これは35トン級、SP=2等客車、K=緩急車という意味だそうで、日本風表記するとオロフ327形?うーん、ロ座を名乗るには少し庶民的すぎる気がしますが(笑)
とりあえずスハ44っぽいので、以下スハ君と呼ぶことにします。



2号車はインド製の通勤客車。代用行李車と同じ車種で、40TPK32200形というそうです。日本の国鉄式に当てはめるとスハフ322形…
これも長いので、インド君と呼ぶことにしましょうvv



台東を出発してすぐ、車内検札が始まりました。
といっても乗客は殆ど居らず、たったの2両なのですぐに終わってしまいますが(^-^;



康楽という小さな駅に停車。長閑な駅ですが、ちゃんと側線に貨車が止まっています。
非冷房の客レと、黒い有蓋貨車…日本の国鉄時代を知らない三条にとっては、なんだか昔の日本の写真を眺めているかのようですね。ここは異国のはずなのに、不思議な懐かしさを感じます。



途中の太麻里駅で、台東行き普快車と交換しました。
あちらもスハ君とインド君の2両編成。形式を混ぜて使うのには、何か意味でもあるんだろうか…。
インド君は一丁前に自動ドアを装備しているので、車掌さんのドア操作が必要。というところを見ると、明らかに効率悪い気がするんですがwww



インド君には、業務用の荷物(?)も積まれていました。



南廻線は比較的最近に開通した路線ですが、沿線人口は少なく廃駅もちらほら…。
この付近は対号(優等)列車が大半を占めていて、極端な北陸本線や函館本線のようなダイヤが組まれています。台東~大武の間は、各駅に停まるタイプのキョ光号が何本か運転されているものの、それすら止まらない大武~枋寮の小駅は、一日2往復の普快車しか停車しませんwww



反面、台鉄屈指の秘境路線ということもあって、眺めは最高!!
”南廻線”の名のとおり台湾の南端、先が尖っている部分を横断するので、暫く太平洋を左手に見た後、峠越え区間に突入します。



峠の長いトンネルを抜けると、そこは…月台の無い秘境駅だった!?

駅舎のような建物には枋野号誌站(=信号所)と書かれています。なーんだ交換待ちか…と思って、前の方を眺めていたんですが対向列車は来ず。結局、関係者と思しき方が下車してだけで出発してしまいました。
まわりを見渡しても、家一軒すら見当たらない秘境の地。ここへ通じる道路も整備されていないのか、従業員の足として普快車のみが運転停車しているようです。



枋野の出て暫くすると、今度は車窓に東シナ海が!峠を抜けて沿線も少しづつ活気付いてきます。



冷気平快車…!!

枋寮の一つ手前、加祿駅の側線にずらーっと放置してありましたー。大量の貨車とともに、十数両は止まっていたかと思います。
冷気平快車は旧客に冷房を乗っけたゲテモノでして、冷房の有無以外は基本的にスハ君と同じ。そのクセ冷房があるからと、復興号運賃を取っていたところ案の定不評だったらしく(笑)2008年までに全車が運用を外れました。
まさか、こんなところで眠っていたとは…。
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この記事に対するコメント

台湾旅行記、毎回楽しく拝見させて頂いてます!

海外の鉄道については疎いもので
「こんな子たちが(車両ですw)今も現役で走っているのか!」と
ホント、目から鱗状態です(笑)

日本の旧国鉄時代を彷彿させる旧客に、大陸の香り漂うディーゼル機関車…
今すぐにでもその魅力を体感したくなってしまいます!
今年はちょっと台鉄について「勉強」してみますね!(笑)
【2011/04/10 17:40】 URL | pepe #UcusC/tg [ 編集]

Re: タイトルなし
どうも~いつもありがとうございます!!m(_ _)m

海外鉄は情報の少なさもあって、予測できない出会いが楽しいですね。
現地に行って初めて知った路線や車両に出会うと、いつも新鮮な気持ちになります。

台湾の鉄道は、古きよき日本の鉄道風景を残しつつ、日本はもちろんアメリカや韓国、インド、南アフリカ生まれのクルマが、ごった煮で活躍していてホント興味が尽きません。
ぜひ一度、台湾へ足を運んでみては如何でしょうか。病み付きになりますよーwww
【2011/04/13 19:50】 URL | 三条イツキ #- [ 編集]

印度仔
はじめまして
印度仔、台湾在住時良く乗りました。
で、先刻まで、これの模型作っておりました。
ドアエンジンのことですが、間に手動ドア車が入った場合
どうするか?

自動であっても”バカ”にしておいて、手で開け閉めさせる
ことがありました。
【2011/08/10 18:16】 URL | bireitor #obghQcO. [ 編集]

Re: 印度仔
はじめまして!コメントありがとうございますm(_ _)m

台湾に住んでいらっしゃったとは羨ましい!
今でこそ普快車は2両編成の南廻線で寂しく残っているだけですが、かつては青い旧客をずらっと連ねて台北近郊を出入りしていたそうで…。
そうした長大編成の写真を眺めていると、まん中にポツンとインド君(印度仔)が混じっていたりして、ドア操作はどうしたのだろう?という、ギモンが解けました。
なんとも台湾らしいエピソードですねー(笑)
【2011/08/11 15:06】 URL | 三条イツキ #- [ 編集]


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