> 私鉄屋雑記帳 2003年頃の”近鉄” #2
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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2003年頃の”近鉄” #2
ちょっと昔の近江鉄道といえば…



ここを抜きには語れまいwww

彦根駅の東側に広がっていた、地方私鉄(恐らく)最強のジャンクヤード!最初見たときは、そのあまりのカオスっぷりに…惚れてしまった三条は病気です(笑)
最近はニュータウンの鉄道かと見紛うほど小奇麗な会社もありますが、だいたい地方私鉄の車庫というと、どこも雑然としているのが相場です。町工場のような機械油の臭いが充満していて、片隅には廃車体が2、3両転がっていたりします。ところが…ここの場合、半数近くが廃車体という凄まじさ!!

一種の心理テストですね。これを単なるガラクタの山と見るか、貴重な産業遺産が詰った宝の山と見るかで、その人の嗜好が分かるというwww



駅の跨線橋から俯瞰…日車標準型のバス窓電車モハ101や、ツートンカラーの郵便車(!)モユニ11の姿も。



角度を変えてみると、電車や電機の間にレールバスが2台確認できます。
LE10形と呼ばれるこのレールバス、全線電化の近江鉄道に何故ディーゼル!?と思われるかもしれませんが、以前、お客さんの少ない貴生川~八日市間で、ホンの一時期だけレールバスを走らせていたそうな。名鉄の末端ローカルや栗電(今では、どちらも廃線に…)と同じ発想ですね。電車と気動車では運転手さんの免許が違ったり、メンテナンスなど技術面でも大きく違ってくるハズですが、そこは難なく(?)クリアしています。
ところが、それ以前の問題にキャパシティが足らないという致命的なミスが発覚してしまいます。そう、ちょっと近江には小さ過ぎたようで…ラッシュを捌ききれず、結局短命に終わってしまいました(汗;
そんなワケで、コイツの為に日野駅の側には給油設備まで作ってしまいましたが(こちらも現在、絶賛放置中)、どうせなら隣の信楽高原鉄道と共通化しちゃえばコストダウンになったのになぁ…と。



さぁて宝の山へ近づいてみましょうか!当時、まだ東西の自由通路が無かったので、駅南側の踏み切りからアプローチします。
写真右側の機関車がたむろしている辺りが、現在の東口です。



ずら~っと並んだ電車たち。ざっと10両編成はあるでしょうか。これ、ぜーんぶ廃車体なんですよwww



湘南窓がカッコイイ、モハ1形。例によって、名義上は明治時代の客車やその他諸々を改造したとかいうコトになってますが(笑) 近江のオリジナル電車で、スタイルも車番も独特ですね。当時は引退してからそれほど月日が経っておらず、今にも動き出しそうです。



1形の色違い…かと思いきや、モハ131形という別モノだとか。優雅なRの付いた雨ドイや、Hゴムで無い戸袋窓など、微妙な違いがあります。1形よりも引退が早かったので、だいぶ色褪せていますね。行き先表示のところに入れられた×マークのサボが物悲しい…というか、なんか顔に見えて可笑しいvv

そういえばコイツ、窓配置とかどことな~く印象が銚子の700形に似てますよね。そりゃ、近江の出身だから当たり前なんですが、こうやって見ると同じ血筋なんだな~ってつくづく感じますね。しかも銚子に行った方が先輩なのに、今でも(一応)現役って考えたらスゴいことだなぁと(^-^;



こちらは800の部品取り用??だいぶ日焼けしてしまっていますが、車番も社紋も西武時代のままですね。



500形だらけ!撮影当時、コイツらは現役だったはず…。ですが、白帯のクルマは微妙かも。
ちなみに白帯を巻いたヤツと、ステンレスの飾りを付けた西武風味のヤツの2種類居ますが、じゃあ白帯のが古いのか?と言うと、そうでもないんですね。当初、西武風味のクルマは、一番最後にデビューした506編成だけの特徴でした。ところがトップナンバーの501編成にも改造を施して似た姿になったが為に、トップとラストだけが今も残っている、というフシギな結果に…。


…さて、そんなキング・オブ・ジャンクヤードも、撮影した数年後に終焉を迎えてしまいます。ゴミ屋敷みたく、行政が駆除に乗り出したのかどうかは定かではありませんが(笑)裏側とは言え、駅前の一等地をこんな状態で放っぽって置くのは勿体無いですし、さすがに見てくれが悪すぎる、というコトになったんでしょう。東口の再開発事業と共に、2004年頃から彦根工場の大掃除作戦が行われまして、敷地の約半分は見る影もなく更地になってしまいました…。



が。やはり全てを無くしてしまうのは名残惜しかったのかもしれません。廃車体のなかでも、機関車を中心に状態の良いクルマは解体せず…なんと綺麗に整備した上で「近江鉄道ミュージアム」としてオープン!
当初は期間限定、なんて話でしたが、公式ページをによると今年も週末を中心に開館しているそうです。まぁ、なんだか流行の波に乗って”ゆるキャラ”博物館になりつつあるようですが(笑)



悲運のレールバスLE10の11号と、500形501編成も保存されています。



柵のすぐ向こうは営業線。ラッセルの付いた226号と…奥の506編成は、今では営業線上に残った唯一の500形ですが、220に部品を提供してしまったそうで、そのままでは動かせないんだとか…。
他にも部品取り用と思しき101や、最近では新101が新たに仲間入りするなど、ただ規模が小さくなっただけで、相変わらず彦根はガラクタだらけだったりします(笑)
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この記事に対するコメント

自分も先日(といってももう春休みのことですが)近江鉄道行ってきましたよ!

彦根駅はホームからバラエティ豊かな車両が見学できて
今のままでも十分に楽しめたのですが、
以前はこんな状態だったとはww
一日いても飽きない感じがしますね!

あと少しだけ早く訪問できていれば、
ほんの少しでも早く生まれていれば、この目で見られたのに
・・・なーんて最近よく思いマス。
【2010/06/18 19:00】 URL | pepe #UcusC/tg [ 編集]


いつもコメントありがとうございます!!

はぃ、以前はこんな状態でしたwww

ほんの少しでも早く生まれていれば…というのは永遠のテーマですね。私ももう少し早く生まれていれば、全盛期のコトデンやら、今は無き野上電鉄や新潟交通なんかにも乗れたのになぁ~なんていつも考えてますvv
でもこればっかりは、どうしようもないので…いま目の前に残っているモノを大切にしています。きっと近い将来、貴重な記録になるでしょうから…。

【2010/06/19 23:23】 URL | 三条イツキ #wgmg.h4A [ 編集]


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