> 私鉄屋雑記帳 ”阿佐線”に思いを馳せて #2
プロフィール

三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

ご意見、ご感想等々、管理人への連絡は下の「メールフォーム」からドウゾ…!!



最近の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー



ブログ内検索



リンク集

このブログをリンクに追加する



その他いろいろ



アクセスカウンター



フラッグカウンター

free counters



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



RSSフィード



”阿佐線”に思いを馳せて #2
さて…前回はダイヤ改正ネタを中心にupしましたが。タイトルにも「阿佐線」って入っているとおり、次の目的地は高知だったりしますwww
四国の路線図を眺めていると、徳島からJR牟岐線が、高知から土佐くろしお鉄道ごめんなはり線が、それぞれ室戸岬の方角を目指して突き進み…途中でプツンと途切れた状態になっています。これ、ホントは両方とも「阿佐線」として一つの路線になる予定だったんですね。いわゆる未成線ってヤツです。路線の両端から工事を始めて行くも、途中で資金が底をついたり、運悪く工事期間が国鉄末期にブチ当たったりして…というパターンは割りと全国各地で見かけますが。乗り鉄にとって、これほど面倒なモノはなく(笑)中途半端に途切れていると引き返すのも勿体無いし、かといって乗らずジマイにしてしまうのは歯痒いし。
そんなワケで、いままで乗らずに放置してきたのが牟岐線。ならば鉄道が無い箇所はバスに乗って、ちょっと今までとは違ったアプローチで高知入りしようではないか…!!というのが今回の企画ですwww



さてさて。牟岐で乗り換えて…海部に着きました。



この辺まで来ると、建設時期が新しいので立派な高架駅になっています。が…



高架なのに構内踏み切りwww

これ、国内で他に例が無いんじゃないかと(笑)
アメリカでは、高架を走る路面電車がこんな感じになってたりしますが…
でも、まぁ駅はケチってますが、ホントこの辺の設備は高規格なんですよ。高架はもちろん、トンネルだってほら…



こんななってますwww

なんて高規格なんでしょう!切り通しで十分な箇所も出血大サービスでトンネルに(笑)

…ホントは鉄道が先に出来て、開発(?)でまわりの山を削ったらこうなった…らしい(^-^;



特急剣山号が到着しました…が、牟岐から海部までは普通列車扱い。18切符でも乗れます。で、その右側に止まっている白っぽいディーゼルカーは”阿佐海岸鉄道”のASA-101号!!

阿佐海岸鉄道は牟岐線の末端部分、海部から甲浦までを走る小さな小さな鉄道です。小さい…といっても総延長は8.5km、日本一短い芝山鉄道の約4倍なんですがwww 車両はたったの2両しか保有しておらず、規模的には紀州鉄道と同レベル…という超マイナーな鉄道会社ですvv 8両車両を持つ芝山鉄道なんぞ論外(笑)
ネットで昔の写真を見ると、国鉄が海部まで延伸した時点で、その先のトンネルは出来上がっていたようです。が、当時の国鉄には、これ以上延伸させる体力は無かったんでしょう。結局、第3セクターの阿佐海岸鉄道として平成4年に開通しています。結構最近のことなんですね。ところが…さっそく廃止しよう、なんて話が(-_-; なんの為に作ったの(汗;



たった10分程度しか乗らないのに転クロ…!!窓も大きくて、グレードの高いクルマです。

…が、乗客1人www



運賃表。朝は牟岐線へ乗り入れる列車もあるので、牟岐まで載っています。



高架とトンネルの連続!!ひたすら直線です。



唯一の中間駅、宍喰。
手前の海部が起点で、次の甲浦が終点。この駅名板に載っている駅が阿佐海岸鉄道の全て…って、いかに小さいかがわかりますねwww

ちなみに、この駅の近くには本社や車庫など一通りの設備が備わっています。もう1両の営業用ディーゼルカー、高千穂手鉄道からやって来たASA-301号も居ますが、ちょうど検査期間中でクラの奥に引っ込んでました…。



終点の甲浦駅。プツンと途切れた高架の先に駅舎があります。
一応、室戸方面への延伸を見越した構造だそうですが、この先の延伸は絶望的…といいますか阿佐海岸鉄道の存在自体、非常に雲行きが怪しいワケで…。

こないだの「週刊東○経済」によると、07年度の営業係数は493.6(100円の運賃収入を稼ぐのに493.6円必要!!)だそうです。他の三セクも殆ど健全な状態から程遠いというのに、それに比べても飛び抜けて高いって相当きてますね…。
そもそも走っている区間が極端に短いうえ、県境区間という最悪のロケーションでは儲かるハズがありません(汗; それでいて他の小さな鉄道みたく、親会社の客寄せパンダだったり、国が見返りで作った…といった特殊事情もない、となると、全く存在意義が見出せないワケで…。さっさと造って高知と結ばれていたら、せめて市街地の室戸を走っていたら、また少し違っていたかもしれません。
…あ、でもそうなると”阿佐海岸鉄道”なんて会社は、この世に生まれてなかったかもwww



ここから先はレールが無いので高知東部交通のバスに乗り換え…なんですが、こんな最果てまで来てノンステップバスなんて(汗; ちょっとがっかり…orz
いや、土地柄お年寄りのお客さんも多いし、乗降りしやすいのは良いコトなんですが…
これに2時間近くも乗るって結構辛いぞwww
でも車窓は…



絶景…!!

特に本数の少ない甲浦から、ちょうど中間地点のディープシーワールドまでの区間(室戸岬を地図で見ると”氷柱”みたいに尖がってますが、その先端部分www)は、殆ど沿線に人家も無くスバラシイ眺めです!
でもって、途中の何~んもないバス停からお客さんが乗ってきたりして…。誰も乗ってなくてビックリ、なんてコトは時々ありますが。ここの場合、逆にお客さんが乗ってくるとビックリしてしまうwww
ちなみ甲浦→奈半利を乗り通したのは自分らだけでした(^-^; 甲浦ではもう1人、お婆さんが乗っていましたが、近くの集落で降りてしまい、暫らく貸しきり状態が続き…室戸岬の手前(?)で1人乗車→室戸の市街地で下車、室戸で夫婦2人乗車…というワケで、合計しても4人しか乗ってないというwww



途中、室戸営業所で時間調整…というか休憩がありました。これだけ路線が長いと、運転手さんも疲れますしね(^-^;
高知東部交通は、高知県交通を分社化して出来た会社だそうで、県交通から移籍してきたバスはカラーリングもそのままです。移籍組は、どれも年季が入ってて良いなぁ~。あっちに乗りたい(笑)



見よ、この壮大なる運賃表示をwww

そりゃあ、2時間近くも乗ったから…。とりあえず、運賃箱にお札を入れるのが新鮮でしたwww
思わず、お札入れて大丈夫なのか運転手さんに確認しちゃったよ(笑)



奈半利からは、土佐くろしお鉄道ごめんなはり線に乗り換え。ところが、この時間帯だけ1時間半も間隔が空いていて…1面1線しかないホームに、灯りの消えた列車がポツンと停まっていました(汗;

駅前にスーパーがあったので、ちょうど待ち時間に夕飯が調達できて助かりました(^-^;





こちらも豪華な転クロ…しかも背もたれが異様に高いぞ!!ちょっと圧迫感がありますが、何とも言えぬフィット感がクセになる座り心地ですねwww
ごめんなはり線は今回が初だったんですが…外が真っ暗なこともあって、殆ど寝てました(笑)
とりあえず、最近に開通した新線というだけあって、めっちゃ乗り心地が良いこと、と…この9640形(”くろしお”の語呂合わせwww)とかいうディーゼルカー、ものスゴく加速が良いってのが印象に残りました。
今度は、ゼヒ明るい時間帯に乗りたいなー。
関連記事
スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://st614.blog85.fc2.com/tb.php/399-dacd341a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)