> 私鉄屋雑記帳 日本一の路線バスを走破する! #1
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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日本一の路線バスを走破する! #1

八木新宮特急の記事を書いたからには、全線走破した今年1月の乗車記をアップせねば…というわけで、今さらながら記事にしてみました(^-^;
大阪の実家から出発、東京の友人と大和八木駅で合流し乗り場へ向かうと、こちらでも書いたとおり、期待していたボロではなくトップドアの新車が待機していました。
1日3本のうち一番遅い八木駅13:45発が、2015年からノンステになったということは聞いていたので、その1本前の11:45発の便を選んだのですが、まさかこんなクルマも居たとは…。


一見何の変哲もない駅前のバスターミナルですが、その路線図は思わず目を疑うレベルwww
これ、この感じ、飯田線のときと同じだ…。


1番の整理券を受け取り、車内へ。
LCDに表示されている所要時間も、もう常識の路線バスじゃあり得ないことになってます。
さぁ新宮まで約6時間20分!楽しい旅のはじまりはじまり~。


八木駅を出て暫くは、郊外の幹線道路をだらだらと走ります。
30分ほどすると、この夏訪問した葛城営業所が見えて来ました。


約1時間で、五條バスセンターに到着。
八木新宮特急では途中、五條バスセンター、上野地、十津川温泉の3箇所で10~20分程度の休憩時間があり、一旦車外へ出ることが出来ます。
が、この時は高田市内で渋滞にハマってしまったので、休憩時間を5分ほど削って遅れを回復していました。


和歌山線五条駅。
駅舎越しに、昔懐かしい電車の姿が。
大掛かりなリニューアル車が多い西の国鉄型ですが、和歌山線の105系は原型に近い印象なのが良いですね。


五条を出て暫くすると、左手に古風なアーチ橋のようなものがチラッと見えました。
一瞬だったので写真を撮り損ねてしまったのですが、どうも普通の道路ではない造りをしています。
それで車窓を凝視していると…また眼下に不自然な橋が見えて来ました。
あれは明らかに鉄道用の橋ですよね。


さらに先へ進むと、今度は国道をオーバーパス。
この謎の高架橋、実は未成に終わった五新線の遺構なのです。
その名の通り、條と宮を結ぶ鉄道として戦前から建設が進められていたそうですが、鉄道として開通することはなく、五條から城戸までの区間がバス専用道として暫定開業したものの、それも2014年9月に廃止されています。
五新線という名前は聞いたことがありましたが、まさか八木新宮特急から眺めることが出来るとは、思ってもいませんでした。


バス専用道の終点だった城戸。
この辺りは1980年代に建設されたと言うことで、集落の上を跨ぐ高架は場違いなほど立派で近代的です。
路盤はさらに先まで造られているようで、グーグルマップでも長い高架線やトンネルがいくつも続いていることが確認できます。
なんと勿体無い…。



天辻峠を越え、十津川村へ入った辺りで、同じ八木新宮特急とすれ違いました。
新宮を9:59に出発した便で、これが八木行きの最終バスです。
あっちはボロい方なんですなぁ…(-_-;


右手にダムが見えて来ました。
猿谷ダムと言うそうで、調べてびっくり、この辺りはもう熊野川なんですね。
どうも熊野というと三重県なイメージがありまして…と言うか、地図を見て十津川村のデカさに改めて驚きましたw


急カーブの連続する山道、集落に入れば狭隘区間…というスリリングな道中ですが、ところどころ改良工事も行われています。
ただあくまでも路線バスなので、バイパスが開通していても集落に近い旧道を経由することが多く、途中の閉君(とじきみ)というバス停では、わざわざ新道から旧道に入って集落に立ち寄り、少し広くなっているところで折り返して、また来た道に戻るということをしていました。


これもバイパス工事?
にしては様子がヘンだなと思いきや、これはなんと2011年9月に発生した紀伊半島豪雨の爪痕なのだそうです。
かつてここには長殿発電所がありましたが、水害で流され跡形もなくなっています。



盛大に土砂崩れした跡も…。
土砂に飲み込まれてしまった道は、かつて八木新宮特急が走っていた国道で、災害発生から数ヶ月間はバスも区間運休、途中で折り返し運転をしていたとのこと。
今は立派な代替道路が出来て、この区間は大きくショートカットしています。

それにしても、国鉄はこんなところに鉄道を敷こうとしていたんですねぇ。
初めのうちは途中まで造って放棄して、なんと勿体無いことか!と思ったのですが、これを見てしまうと、もし仮に新宮まで開通していたとしても、今のJRには維持できなかったのではないかなと感じました。
路線バスでも精一杯なのに…。



八木駅を発って2時間50分、ほぼ定刻通り上野地に到着しました。
ここで2回目の休憩タイムです。

#2に続きます。

※プライバシー保護の為、一部の画像に”ぼかし”を入れています、ご了承くださいm(_ _)m
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この記事に対するコメント

三条イツキ様
こんにちは
バス旅の記事興味深く拝見しました。私はバスは専門外なのですが、生まれ故郷の鹿児島に、市内から山を越えて県内各地へ向かう比較的中距離の路線バスがあり、子供の頃よく乗っていたので、親しみを感じながら読ませていただきました。以前から乗りたいと思いながらまだ実現には至っておりません。

五新線を舞台にした萌の朱雀という映画がありますので、もしまだご覧になられていないようでしたら、オススメいたします。NHKの朝ドラで有名になった尾野真千子がまだ子供だった頃の初主演作です。もう19年前になりますが(^^;
【2016/09/07 11:37】 URL | 社長 #1wIl0x2Y [ 編集]

Re: タイトルなし
社長さま
こんばんは~コメントありがとうございます。

鹿児島の路線バスですか!
実は鹿児島県って、まだ一度も行ったことが無いんですよねー(^-^;
九州には、SUNQパスという島内のほぼ全ての高速バス、路線バスに乗れるフリーキップがあるので、いずれはバスで九州一周というのもやってみたいなぁ、なんて思っています。

五新線を舞台にした映画、初めて知りました。
調べてみると、実際に未成線でロケをしたとのことで!ぜひ今度見てみますね。
【2016/09/09 00:05】 URL | 三条イツキ #wgmg.h4A [ 編集]


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