> 私鉄屋雑記帳 台湾で鉄路迷2016 #9 ~彰化扇形車庫~
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三条イツキ

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どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
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台湾で鉄路迷2016 #9 ~彰化扇形車庫~
#8の続きです。

嘉義から、今度はPP自強号に乗って彰化へ。
彰化駅にある扇形車庫を見学しに行こうと思っていたのですが、ここで思わぬ誘惑が…。
道中、車窓をぼーっと眺めていると、なんと途中の二水という駅にスハフ43形とそっくりなシルヘッダー付きの藍色客車が留置されているではないですか!?
側線に1両だけポツンと停まっていたので、恐らく宿営車ではないかと思われますが、シルヘッダー付きは今まで見たことがありません。
しかし乗っていた自強号は無情にも通過、次の停車駅員林から戻る列車は無いかと時刻表をめくるも、ちょうどいい時間に列車は無く、行って帰って来ると車庫の見学はできなくなってしまう…というわけで、諦めることにしました。
またいつか、どこかで出会えるでしょう…。


彰化で降りると、おや!?いい場所にEMU300が停まっていますね。
実はEM300、今のダイヤでは基隆~彰化間を1日1往復しか走らない隠居モードになっていて、自強109次で10:50に彰化へ着くと、そのまま16:14(日曜のみ17:14)発の折り返しまで、ここでずっとお昼寝しているようです。
EMU1200以上に勿体無い使われ方ですなぁ…。


駅から15分ほど歩いて、扇形車庫の入口に到着。
事前情報では、外国人はパスポートが必要という風なことが書かれていたのですが、特に提示を求められることは無く、窓口で名前と連絡先を記帳するだけでOKでした。
それで電話番号を書くときに、そういえば空港で買ったSIMカードは通話もできるやつだったなーと思い出して、番号を調べようとしたら、守衛さんから「日本ノ電話番号ダイジョブヨー」と日本語で言われましたwww


そんなゆるい感じの受付でしたが、この扇形車庫は今でも普通に使われている現役の機関庫!
適度に汚れた設備、機械油の匂い、博物館にはない”生きている”空気を感じますね。


台湾版DE10、DHL100形。
現役の機関庫なので、もちろん新しい罐も居ます。


これまた凄く昭和な雰囲気ですねー。
黒い2軸貨車にはトラ模様と「彰検」の文字(彰化検車区?)が入っているので、日本で言うところの救援車でしょうか。
木造の詰所がよく似合います。



そして扇形車庫!!
日本統治時代に建てられたというだけあって、梅小路津山のものと瓜二つです。
しれっとDD51とかが紛れ込んでいても違和感ないでしょう(笑)


動態保存されているCK120形(CK124号)とDT650形(DT668号)、それぞれC12形とD51形の同型車です。
こちらも日本時代の製造で、厳ついカウキャッチャーを付けていること以外、日本の蒸機とほぼ同じ姿をしています。


撮り易い位置にS300形が停まっていました。
こいつは高雄のS200形よりも新しい機関車なのですが、現役で残っているのはこのS318号1両のみの稀少車です。


その隣には、毎度おなじみR100形


転車台の近くには3階建ての展望デッキも設置されていて、高い位置から眺められるようになっています。
ここで出入庫する機関車が現れれば面白いだろうなぁーと思ったのですが、この日は残念ながら日曜日だったせいか、1台も動きませんでした…orz


展望デッキから本線側を望む(アーチ型の跨線橋がある辺りが彰化駅です)
転車台の直前まで電化されていて、電機たちが休んでいる姿も見えます。
ふと、このまま電化区間の”環島化”が進めば、非電化で残るのは支線の一部区間だけ、しかもディーゼル機関車が必要な線区はもっと限られている…すると、この扇形車庫も近い将来「現役」ではなくなってしまうのかなぁ、なんて考えてしまいました。
もちろん蒸機の保存拠点として、限りなく現役に近い姿で残されるはずですが。
転車台リベンジ、近いうちにしなければ(^-^;


屋内は基本的に立ち入り禁止ですが、開いていた窓から、こんな写真も撮れました。


さて、まだまだ自強132次まで時間があるので、アーチ型の跨線橋から彰化駅の裏側へ。
側線には黒貨車が沢山~♪
台湾は地方の駅も活気があっていいですなぁ。


活気と言えば、駅前のバスターミナルも庶民的で良い感じ。
今は「バスタ」が出来て無くなってしまいましたが、新宿ヨドバシ裏のバスのりばを思い出しますねー。


EMU300が入線してきたのを確認してラッチ内へ。
自強132次、海線経由の七堵行き、前回は山線経由だったので、こちらは初めて乗る区間です。


車内はガラガラ。
これは発車15分前くらいに撮ったのですが、結局4~5人増えただけで彰化を発車しました。
3日前の時点で「没有」と言われた自強132次、どこかで乗って来るんだろうと思いながら、M車の適当な座席に座って吊り掛けモーターを堪能します(こういうとき台鉄式の制度は便利ですw)
すると…30分ほど走った大甲という駅で、ドドっとお客さんが乗って来ましたー。
皆さんお揃いの破魔矢のようなものを持っているので、何か近くで行事でもあったのでしょうかね。
私が座っていた席にも指定の持ち主が現れたので、座席が1列分無い非常口前のスペースに移動しましたが、その後の各駅でも少しずつお客さんを拾って行き(しかも、その殆どが無座)、山線と合流する頃には通路やデッキは鈴なり、フットレストに座る人もw
そんな満員電車に揺られること3時間で、夜の台北に到着しました。
うんざり?いやいや、3時間も吊り掛けモーターの唸りを愉めるだなんて最高ではありませんか(笑)

#10に続きます。
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この記事に対するコメント

こんにちは。

彰化機務段、行ってみたいと思っています。

以前調べた際には、土日は見学不可と聞いていたのですが、今は土日も見学できるのでしょうか?

10月に4回目の訪台予定、コレを期に、彰化機務段見学と西部幹線山線・海線エリア走破を考えている次第です(西部幹線完乗:彰化以南と集集線・沙倫線・阿里山森林鉄道乗りつぶしは更に先に成りそうですが・・・・)。
【2016/07/17 13:23】 URL | palport #- [ 編集]

Re: タイトルなし
palportさま、こんばんは!
コメントありがとうございます~m(_ _)m

機務段の見学ですが、
開放時間
月曜日:休館
火~金曜日:13:00~16:00
土日、および国が定めた祝日:10:00~16:00
と入口に掲示がありました。
土日祝の方が機関車の出入りが少ない為、午前中から開放しているそうです(なので実際に稼働しているシーンを見たい場合は、火~金曜に訪ねると確率が上がるということになりますね)

私も今回の旅行で4回目でした♪
西部、東部、南廻は成追線を除いて全線乗りましたが、支線はまだまだ残っています。
さらに捷運や五分車も含めると、完乗までの道のりは遠いです(笑)
【2016/07/17 20:42】 URL | 三条イツキ #- [ 編集]


三条 イツキ 様

早速のご返答有難うございます。

彰化機務段は10月9日に訪問予定なので、朝一山線経由で移動して昼前に彰化着、機務段見学後肉圓等喰いつつ、午後~夕方海線経由で台北に戻る行程(台北帰還後は龍山寺巡りも含む)が作れそうですね。

EMU1200やEMU300の自強に乗れるかは解りませんが、鉄路迷旅を楽しんで行きたいと思います。
【2016/07/18 01:02】 URL | palport #- [ 編集]

Re: タイトルなし
palportさま、こんばんは。

EMU300でしたら、復路に自強132次を利用してみてはいかがでしょうか?
彰化17:14発、台北20:17着、龍山寺巡りには少し遅くなってしまいますが、ちょうど海線経由です。

以上ご参考まで~。
【2016/07/18 23:56】 URL | 三条イツキ #EVRdtjTk [ 編集]


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