> 私鉄屋雑記帳 2016年10月
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

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青い登山電車を追って
暫く台湾ネタが続いていますが、ここで少し国内へと戻りまして、来年2月の引退を前にリバイバル塗装となった箱根登山鉄道モハ110号を先日撮影してきたので、アップしたいと思います。


まずは箱根湯本で運用をチェック!
数本待つと、無事お目当ての鮮やかな水色をした電車が姿を現しました…が、少し様子がヘンですぞ。
モハ110号が到着する前に、新型の3000形「アレグラ号」を併結した3連が出庫して来て、通常折り返しに使われている3番ホームへ入れ換え、モハ110号は奥の臨時ホームに入線してしまいました。
「アレグラ号」と並びが撮れたのはいいけど、これってモハ110号が入庫してしまう流れでは…(;´д`)


臨時ホームで待機するモハ110+モハ109コンビ。
「今度の登山電車は2両編成」の案内が登場して、お!?次はモハ110の出番か??と期待するも…


やって来たのは、モハ106+モハ104でした。

まぁとりあえず旧型電車が走っていることは確認できたのと、回送板になっていないことから再び出てきてくれると信じて、


有名どころの出山鉄橋へ行ってみました。
思えば箱根登山鉄道、ちゃんと撮影したのって、かなり久しぶりなんですよね。
普通に観光で乗る機会は何度かありましたが、過去のフォルダーを漁ってみると、沿線で撮影したのは小田原乗り入れ廃止のとき以来だったようで…。
なんとブログカテゴリーすら作ってませんでした(汗;


小一時間ほど待って…遂にモハ110が現れました~。
2つ扉の小型電車、赤と青の可愛らしい2両編成、どこかで見覚えがあるなぁと思ったら、銚子電鉄のデハ701+702ですなw






折り返しは大平台で撮影。
急勾配にスイッチバック、これぞ登山電車の醍醐味です♪


クモハ2001+クモハ2002+クモハ3002
2014年にデビューした3000形は、基本的に2000形2連と併結して3両編成で運用されています。
以前はスイスにある姉妹鉄道のレーティッシュ鉄道カラーを纏っていた2000形も、今では(3両固定の1編成を除いて)3000形に合わせた塗装になり印象が変わりました。


クモハ1003+モハ2202+クモハ1004
こちらもデビュー当時の塗装に戻ったリバイバルカラー編成です。
1000形は冷房化の際に電源スペースの関係で、中間車に2000形を組み込んで3連化した為、タイプになりますがw
箱根登山鉄道では、こうした細々とした改造や塗装変更が度々行われていて、同じ車両でも時期によって姿がまったく異なっていたりするので面白いですね。


そしてモハ110+モハ109!
欲を言えば、モハ110先頭で撮りたかったところですが…


まぁこうならなくてよかったかなと(笑)
ここ、タイミングが悪いと強羅から下ってきた電車と並走してしまいます(-_-;


モハ103+モハ107+モハ108
先頭のモハ103+モハ107コンビは、箱根登山で唯一釣りかけ駆動で残る大当たり編成です♪
見た目がほぼ同じ旧型車両ですが、他は全てカルダン化されてしまっているんですよね…。
足回りの他、ステップの車体裾が長いところも見分けるポイントです(カルダン化の際に交換された台車がステップに干渉する為、他の編成では短く改造されています)


また後ろのモハ108は、以前採用されていた金太郎塗り+客扉も塗装されたデザインに戻されています。



最後に塔ノ沢駅へ移動。
ここは前後をトンネルに挟まれていて、箱根湯本方面のホームへ渡るにはトンネルの上にある通路を経由する、という少し風変わりな構造の駅です。
駅自体も国道から歩行者専用の山道を5分ほど登った場所にひっそりと佇んでいて、ホームには小さな神社が祀ってある、そんなエキゾチックな風景と、ツートンカラーの旧型電車がよく似合います。


トンネル上の通路から俯瞰。
日も暮れた逢魔時、戦前生まれの旧型電車が並びました。

リバイバルカラーに釣られて、久々に訪ねた箱根登山鉄道でしたが、そうかこんなに渋カッコイイ車両たちが、まだまだ近場にたくさん残っていたんだよなぁと。
まさに灯台下暗しですね(^-^;
またモハ110号が引退するまでに、ふらっと沿線を散策してみようかと思います。
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続・台湾で鉄路迷2016 #3 ~台中港駅~
#2の続きです。


台中港は、その名の通り港の近くにある駅…と言いたいところですが、港からも少し離れていて、海ではなく畑や家がぽつぽつと見えるだけ。
あ、あと高速道路。
ウィキペによると2008年度の一日平均乗車人員は、たったの43人だそうです。


で、なんでこんな辺鄙な駅で降りたのかと言うと…もうバレバレですね(笑)
お目当ては目の前のコレです。
台中港で陸揚げされた輸入穀物を、桃園市の富岡にある製粉工場へと運んでいるそうで、ホキ車が大活躍しています。



また、少し離れた港まで貨物線があり、なんとこちらでは腕木式信号機が現役で残っています。
駅を出てすぐの陸橋は、信号が間近に見られるお立ち台として有名なのですが、残念ながら今日(10月10日)は列車が来る気配がありません。
実は10月10日、日本では体育の日ですが、台湾でも「双十節」という祝日なのです。
台湾の貨物列車は土日でも走っていることがあるので、ダメ元でやって来たのですが、やはりお休みのようで…。


しかし貨物はウヤでも、忘れてはいけない列車があります。
そう、朝の自強号は釣りかけ2連発♪
EMU1200に乗って来たということは、EMU300が後を追って来るんです。
時間もあまりないので無難な駅撮りですが、ここで迷ったのが”どちらの線路を通過するか”でした。
というのも、さっき乗って来た区間車は右側の線路を走っていたんですよね(台鉄は基本的に日本と同じ左側通行)
国内では殆どお目にかかれない、双単線ならではの悩みです。
次に来た区間車も右側通行だったので、自強も右側だろう!と踏んでスタンバイしたら、予想通りでホッとしました(^-^;



駅を出て少し南へ下がったところに、いい感じに撮れそうな場所を見つけたので、小1時間撮影してみました。
やはり、この辺りは基本的に右側通行のようです(1枚目の区間車は後追い)
こんな風に、どちらの線路を走って来ても対応できる構図が、精神衛生上よろしいですね(笑)



再び駅に戻って、今度は跨線橋から撮影。
潮州行きキョ光号を撮るつもりだったのですが、その前になんとEMU300が現れました!?
日曜、金曜のみ運行の119次とほぼ同じ時刻だったので、恐らく祝日の今日も増発列車として運転されたのでしょう。
これは思わぬ収穫でした。



さらに10分ほど待つと、手動扉のボロ客車を連ねたキョ光561次が通過しました。

#4に続きます。
続・台湾で鉄路迷2016 #2 ~レアな自強号~
#1の続きです。


話が前後してしまいますが、初日は桃園空港から統聯バスの706路に乗って台鉄桃園駅へと出ました。
このクルマ、高鉄桃園駅へ行く便と共通運用なのか、車体の側面には「桃園機場⇔高鉄桃園站」と書かれているのですが、台鉄と高鉄の桃園駅は全然違う場所にあって、706路は経由すらしないので、ちょっと紛らわしいですね。
空港から台鉄の桃園へ出るような一見さんは、そうそういないと思いますがw
高鉄に乗り換えようとして間違えるパターンはありそうです。




高架化工事の下準備として、ホームが南寄りに移動した桃園駅。
これは今年4月に訪ねた時点で、既にそうなっていたので驚きはしなかったのですが、今回はなんと使われなくなった旧ホーム上でインドネシア文化展が行われていて、構内へ立入ることができました。
線路や架線が撤去された以外、ほぼ現役時代そのまんまで使ってしまうところが大胆でよろしい(笑)
そういえば、今は亡き林口線へ乗り換えるとき、このホームに降り立ったなぁ…。
まだ当時はどこへ行くか分からないバスなんか怖くて乗れず、帰りは桃園駅からタクシーを使って空港近くのホテルへ行ったっけw


そんな台湾沼にハマる前の頃を思い出しつつ、ふと隣の新ホームの方へ目をやると…おぉ!なんとEMU300型ではありませんか。
EMU300の運用は、朝に基隆から彰化まで下る109次と、夕方の折り返し130次(日曜は132次)の一往復だけだと思っていたのですが、毎週金曜と日曜のみ運転される七堵→斗南行き119次と、その折り返し126次もEMU300だったのですね。



浮洲で撮影した釣りかけ自強コンビ。
朝の台北口では109次の40分ほど前に、EMU1200型を使用した107次も運転されていて、効率よくレアな自強号を撮ることができました。
…が、残念ながら今月20日のダイヤ改正で、EMU1200は彰化~潮州間の運転に変更、北部には顔を出さなくなってしまったようです。


またディーゼルカーのDR2900型を使用した自強号も3往復運転されていました。
写真の407次は、台東発→樹林行きという全線で架線下を走るディーゼル列車です。


こちらは樹林発→花蓮経由→新左営行き416次。
台湾を約2/3周するロングラン運用でしたが、これも現行ダイヤでは花蓮で分断された模様…。


2日目の朝は、久しぶりにEMU1200型に乗りたくなったので、107次で台中へ。
朝食に駅弁が欲しかったのですが、まだ弁当屋は開いておらず…セブンイレブンで新国民弁当を調達しましたw
台鉄のに比べるとチープなんですけど、それでも美味いんですよねー。
コンビニ弁当でもバカにできないのが台湾です。


釣りかけの唸りを2時間ほど堪能して、大甲で下車。
107次は海線経由、台中は通りませんが…


大甲から区間車に乗り換え、向かった先は台中港
私が行きたかったのは、台中駅ではなく台中駅の方でした。

#3に続きます。

続・台湾で鉄路迷2016 #1 ~赤い区間車~
またまた台湾へ行ってきました!まさかの今年2回目ですよw
今回は深夜早朝の飛行機をフル活用した3泊4日、桃園in桃園outで北部を中心にうろうろしてきました。
まずは京急とのコラボで実現した赤い区間車からアップしたいと思います。

桃園空港からバスで台鉄の桃園駅へ。
ダメ元で駅員さんに運用を聞いてみるも、わからないとのこと。
なので、とりあえず桃園→浮洲→八堵と移動して、ディーゼル自強や復興号などレアな列車を回収しながら、ラッピング車に遭遇しないかと目を光らせていると…ついに七堵で、順行で走る赤い電車を発見!
アプリで確認すると(台鐵e訂通めっちゃ便利です)定刻で走っている基隆行きと見て間違いなさそうだったので、安定の汐止で折り返しを狙うことにしました。


いやー、かっこいいですなぁ!!
今年の5月から運行が始まったEMU700の京急ラッピング車、前回はタッチの差で間に合わなかったんですよねー。
ラッピングは10月中旬までということで、今回の訪台はこれに合わせたといっても過言ではないですw


ワイパーカバーのスリットもシールで再現されています。

さて、せっかくなので、もう一発折り返しを撮れたりしないだろうか…と時刻表をめくると、台北から100kmほど先にある苗栗まで、だらだらと約3時間(!?)かけて走るようなので、この日は諦めました(-_-;



次に京急ラッピング車を撮影できたのは3日目の朝、釣りかけ自強号2連発を撮ろうと浮洲へ行った時でした。
途中から地元の鉄路迷さんが現れ、暫くすると京急ラッピングが降臨!
タイミングよく新幹線もアングルに入り、気分は品川、八ツ山橋です。
さらに、ご一緒した鉄路迷さんから、ラッピング車の今日一日の運用を教えて頂くことができました。
謝謝ですm(_ _)m


樹林で折り返し蘇澳行きになるということで八堵へ先回り、宜蘭線ホームから撮影して、


そのまま乗車することに成功しました。
車内は、特に京急の宣伝があるわけではないのですが…注目は座席モケットの色!
この青いモケットは京急ですね。
でもこれ、京急の座席の色を知っていて、なおかつ通常のEMU700の内装を知っていないと気付かないでしょうよw


安針塚三貂嶺で下車(笑)
ここで暫く他の列車を撮影した後、さらに先へ進んだ大里駅へ移動。
蘇澳からの折り返しは海バックで撮ろう…と考えたものの、天気が急変し土砂降りに(汗;


仕方なく帰りも乗車。



福隆で快特自強号の通過待ちw
この福隆という駅は駅弁で有名なのだそうで、駅弁売りがホームに居たのですが、京急車を撮っていたらいつの間にかどこかへ行ってしまいました。
そろそろお腹も空いてきたし、弁当ほしいなぁ…


駅舎で売ってないだろうかと途中下車すると、駅前は弁当屋だらけ。
時間帯が中途半端だっただけに駅近くの店はどこも売り切れでしたが、大通りへ出たところにある「上順福隆弁当」で無事にゲットできました。


パッケージの写真も復興号というのがまた渋い!
ちょうどいい時間にキョ光号があったので、車内で食べながら台北へと戻りました。

#2に続きます。

多度津発→南栗橋行き、長距離客レ走る #2
#1の続きです。
熊谷貨物ターミナルでは3両ずつに分割、翌週の3、4日の2回に分けて南栗橋へと向かうことになった12系14系客車一行。
そのうち初日の運転分は都合が付いたので、撮影に行ってきました~。



まずは石原で。
初日は、羽生方からデキ507+スハフ14-5+オロ12-10+オロ12-5+デキ505という編成でした!
秩父鉄道にはパレオ用の12系客車が居るので、この組み合わせ自体は決して珍しくはない…んですが、やっぱり国鉄色&オンボロ(笑)な12系を牽引する姿は異様ですなぁ。
デキ同士でプッシュプルなところもポイントですね。


石原では30分ほど停車。
秩鉄のアイドル7800系と並びましたw



停車中に先回り、武州荒木~新郷の豚小屋前へ。
まあ、予想通り激パでしたが…キャパはあるので、追っかけでも無問題です。
どちらかと言うと霧っぽい天気の方が気になっていたのですが、なんとか持ち堪えてくれました。


さらに後続電車で羽生へ。
既に青いデキ507の方が切り放されていました。


JRの時と同じ瀬戸風マーク!
多度津から南栗橋まで、カマを変えながら同じヘッドマークを提げて走る姿は、まるでブルートレインのよう。
こんな甲種が過去にあったでしょうか!?


授受線へと押し込んでいたデキ505も戻って来ました。


重連単を組んで帰宅の途へ。
一方、客車たちは…



!?

授受線の方へ向かうと、なんと8000系と連結された状態で止まっていました。




さらに800系も到着し、客車たちをサンドイッチ!!!
これで南栗橋まで運ぶというのです!
いやー信じられない光景ですなぁ…。



東武の電車とJRの客車、おまけに客車は四国のクルマ。
これは夢か幻か…。


普悠瑪塗装のりょうもう号が通過!
幹線ですれ違う普悠瑪號と普快車…なんちゃって(笑)


しっかしボロボロですなぁw
そんじょそこらの宿営車よりもボロいですよ。


暫く様子を見ていると、8000系にもヘッドマークと同じ絵柄のシールが登場!
しかし、さすがにここから先は終電後に行われることと、雨足も強くなってきので撤収しました。
さて東武では一体どんな姿になって出場するのか!?今から楽しみですね。
多度津発→南栗橋行き、長距離客レ走る #1
東武のSL復活運転プロジェクトに向けて、JR四国の12系2両と14系4両が28日夜から丸1日かけて、熊谷ターミナルへと甲種輸送されました。
撮影プランは色々と考えたのですが、追っかけて枚数を稼ぎたいこと、予報によれば雨が降る可能性が高いこと、そしてあまり西の方まで遠出するとお財布が…というわけで、まずは静岡駅へ。


葵タワーと家紋を入れて”静岡らしさ”を出してみました。
しかしちょっと薄日が差してきてしまって、逆光気味に…(-_-;


その代わり、後追いは綺麗に撮れたのでヨシとしましょうかw
遠くに折り返しを待つ313系の姿も写り込んで、東海管内を走ったという記録にもなりました。
機関車を保有していないJR東海、まさかこんなカタチで白昼堂々、東海道線を客レが走ることになろうとは…。


後続列車に乗って、静岡貨物で追い抜き。
グレーの床下機器が、また在りし日のJR東海の客車を思い起こさせますねぇ。
それもそのはずで、実はこの14系客車たち、2005年に四国へ渡る前はJR東海のクルマでした。
今回の甲種輸送は、ただ単に珍しい列車というだけでなく、彼らにとっては11年ぶりの里帰りでもあったのです。


2発目は富士川で。
静岡ではネタの割にまったりしていたのですが、こちらは予想通りの激パっぷりでしたw
まぁEF65-2139に専用マークまで付けてしまいましたからね、こんな甲種、もう2度と無いでしょう。
2016年9月末に片道だけ走った瀬戸風甲種?いや、ムーンライト東武??奇跡が生んだ長距離客レとして、テツの間で末永く語り継がれるのではないかと思います。


最後に西湘貨物でバルブ。



JR四国では、2008年まで運転されていた「ムーンライト松山・高知」が主な活躍の場でした。
学生時代、四国へ渡るときに、それはもう何度もお世話になった列車で、いやー懐かしいですね。
そうそう、夜中の多度津では罐の付け替えがあって、こんな風にバルブしたよなぁ。
でもって当時からこんくらいボロかった(笑)


瀬戸風マーク、よーく見ると東武、JR四国、JR貨物、そして秩父鉄道のロゴも。
多くの会社の協力で実現した今回の甲種輸送、その壮大なスケールがヘッドマークにも刻まれていました。

#2に続きます。