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三条イツキ

Author:三条イツキ
気の向くままに鉄道写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
新型より旧型派、バスも好き、ときどき海外の鉄道にもお邪魔します。

2017年11月13日にブログのデザインを一新しましたー。
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ラ・トローブ通り陸橋から撮り鉄する #1
メルボルン近郊で、どこかいい撮影地はないかとググっていると、サザンクロス駅の北側を横断するラ・トローブ通り(La Trobe St.)の陸橋から撮影できるようなので、行ってみることにしました。


おお!いい感じではないですか!!
写真は陸橋の南側からサザンクロス駅の方を向いて撮影したのですが、南半球の国なので、ちょうど南向きが順光になります。
これ頭では分かっていても、地図と照らし合わせたりしていると結構こんがらがるんですよね。
おまけにメルボルンの天気は変わりやすく、列車を待っていたら突然晴れてきて逆光に…なんてことも。


東側の線路は非電化の列車線で、中央部分は留置線になっています。
新旧ディーゼルカー達が仲良く昼寝していました。


西側は一部の線を除いてメトロ用に電化されていて、留置線には3+3編成のX'Trapolisが2本止まっていました。
メトロの電車は3形式とも3両固定編成で統一されていますが、併結する場合は必ず同じ形式同士で揃えられているので、混結はできないのかもしれません。


Nクラスと呼ばれるディーゼル機関車が出庫して来ました。
Nクラスは25両がV/Lineで活躍しているので、メルボルンではよく見かける機関車なのですが、実はこいつ、そのうち4両しかいない標準軌(1435mm)用のカマだったりします。
歴史的経緯から軌間の見本市状態なオーストラリア、ここビクトリア州も他の州と互換性のない軌間1600mmの広軌を採用してしまったので、州間を直通する一部の路線では乗り入れ先に合わせた標準軌になっているんですね。
その為、サザンクロス駅構内も広軌と標準軌が混在していて、


ところどころ三線軌条になっていたりします。
この複雑な配線、目で追うだけでも楽しくて堪りませんw


ホームで待機していた客車と連結されました。
V/Lineが運行する唯一の標準軌路線、オルベリー(Albury)線ですね。
オルベリーはメルボルンから300km以上離れた州境にある街で、1日僅か3往復しか走っていませんが、お隣のニュー・サウス・ウェールズ(New South Wales)州に、ビクトリア州営のV/Lineが少しだけ足を踏み入れるのが特徴です。
まぁ横浜市営地下鉄が湘南台に行くようなもんですな。


東側の外れにある留置線には客車が2両、ぽつんと止まっていました。
手前の窓が小さいタイプの客車は車体裾にリベットがあったりするので、塗装で誤魔化しているだけで、実は結構古いんじゃないかと思われます。


次はメトロの電車を撮ろうと西側へ移動すると…タイミング良く貨物列車が現れました!


ホッパー車をずらーっと連ねていますが…どれもこれも落書きだらけ。
落書きがない貨車は一両もありません(汗;
旅客用の車両はとても綺麗で、よく手入れされている印象なんですけどねー。


貨物列車が通過した後、間髪入れずに同じ線路をComengの回送が反対方向からやって来ました。
一体どういうダイヤを組んでいるんでしょうw

#2に続きます。

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[ 2015/10/31(土) 21:14 ]

湘南の鉄道撮り歩き #1
先週の土曜日は夕方から横浜で野暮用があったのですが、それまで暇だったので、横浜を通り越して普段あまり利用しない路線を撮り歩いてみることにしました。
近場の鉄道は行けるときに行っておかないと、ついつい手薄になってしまいますからね。


まずは大船駅で下車して湘南モノレールへ。
軌道沿いを10分ほど歩いたところで順光のポイントを見付け、カメラを構えると黄帯の5000系がやってきました。
こいつは去年4月に営業運転を開始した最新編成です。


トップナンバーの赤帯が続き、


3本目にして、500形が現れました!


同じ場所から左を向くと、横須賀線を跨ぐ陸橋の架け替え工事が行われていました。
正面のプツンと途切れた高架が古い方の陸橋で、以前の景色をストリートビューで眺めてみると、撮影した地点は旧道の真下。
新しい陸橋へ切り替えられる前は、この立ち位置からでは撮影できなかったようです。


少し戻って、大船駅寄りの狭隘区間。
古い雑居ビルの間を駆ける姿は独特で、青空に映える青帯の5000系でもカッコイイのですが、


やっぱりここは500形でしょう!
こいつ、相変わらず平成生まれには見えませんねw


しかし500形は現在、6編成製造されたうち半分の3編成が既に廃車済み。
一時休止していた5000系の増備も昨年再開したので、気軽に乗ったり撮ったりするならば、今がラストチャンスでしょう。
カレンダーの広告には気になる一文も…。


この日は全5運用のうち、2本が500形でした。
久しぶりに乗ったので、うわ、5000系だらけになったなぁ…と一瞬思ったのですが、3編成中2本が走っていたんですから、まずまずというところですかね。


湘南深沢で下車。
車庫を覗いてみると、500形、5000系、そして保線車両が仲良く並んでお休み中でした。


この辺りは高低差が激しく、望遠で切り取ると面白い写真が撮れます。
湘南モノレールは本当に個性的な乗り物なので、撮っても乗っても飽きませんね。



ただ、こうも天気が良いと、顔に軌道の影が落ちてしまって悩ましいですがw
こればっかりは構造上の問題なので仕方ありません。


撮り歩いていると、一山越えて西鎌倉駅にたどり着きました。
この簡素な造りの駅も、湘南モノレールらしいですね。
色んな意味で、同じ懸垂式の千葉都市モノレールとは性格が間逆です(笑)


行先表示も、方向板を差しただけの簡素なもの。
でもってこの方向板が、さり気なく新しいデザインへと変更されていることに気が付きました。

三菱のサフェージュ式モノレールを売り込む為の、プロモーション用路線だった湘南モノレール。
しかし今年6月に三菱グループがモノレール事業から撤退、福島交通などを経営する「みちのりホールディングス」の傘下に入り、再出発することになりました。
以前の飾りっ気が無いというか、40年前で時が止まったかのような、旧態依然とした感じも好きだったんですが(笑)
今後、いろいろな面で変化が起こるのではないでしょうか。

#2に続きます。
新交通システム・モノレール | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2015/10/29(木) 21:53 ]

秋色みんしあ #2
#1の続きです。


2012年の第1回から、毎年欠かさず参加している国鉄バス。
方向幕は…修学旅行!?


こちらも毎年お馴染の備中バス。
ボンネットバスの運行区間は、去年と同じ刈谷商店街~ポッポの丘間でしたが、今回は往路で「第二 五之町踏切」の前を通過するというルートになりました。
そう、あの狭い農道へ突入したんですw



白煙を上げて急坂を登る!
ポッポの丘までラストスパートです。



今年が初参加のオレンジ色をしたボンネットバス。
山形交通を引退後、スキー場や温泉宿などの送迎用として転々と活躍したそうで、このフルーツ牛乳のような塗装は、その頃に塗り替えられたのでしょうかね。

さて、今年もやって来ましたポッポの丘。
毎年行く度にコレクションが増えているのですが、今回はまた予想の斜め上を行く新入りが…!!



!?

いやもうマジで斜め上過ぎて、車体まで斜めになってますよケーブルカーですからwww
車体に”TANZAWA”と書かれている通り、これはリニューアルが行われ今月1日に運転を再開した大山ケーブルの旧車両、たんざわ号です。


大山から搬出する際に、足回りや内装、ガラスを取り外して重量を軽くし、ヘリコプターで空輸(!)した為、まだ車内はスッカラカンでした。
活動を行っている方にお話を伺うことが出来たのですが、この車両は大山ケーブルたんざわ号保存会が保有していて、ポッポの丘に場所を借りて置かせてもらっているのだそうです。
週末に保存会の皆さんが神奈川から出向いて、少しずつ復元作業を行っているとのこと!
現役さながらの傾斜地に保存されることになったたんざわ号、完成が待ち遠しいですね。


また丘の上の国鉄型スペースには、183系が新たにもう1両仲間入りしていました。
非貫通タイプのクハ183-1527で、末期は長野地区を中心に波動用として活躍していたクルマです。
幕のチョイスがマニアックwww


懸垂式モノレールの前をボンネットバスが走る、というシュールな光景も「みんしあ」ならでは、ですね。


そんなこんなで、気が付けば最終バスの時間に。


さすがにお客さんは少なかったのですが、人間の代わりにバス停とパイロンが乗り込んできましたw
どうせ後で回収に来るなら、一緒に運んじゃった方が効率がいいですもんね。


バス窓に映る田園風景。
のんびりとした時間が流れ、本当にタイムスリップしたかのようです!


そして最後は恒例の撮影会。
今年はなんと、


幕回しも行われました!
現役時代にゆかりのある地名を表示している両端2台に対して、昼間からネタ表示だった国鉄バスは列車代行ですかwww



さらにさらに井笠バスも共演し、豪華4台並びが実現!
…というところで、そろそろ日も暮れてきたので、お開きの時間に。


心配していた雨も朝までに止み、最後は夕焼けで終演となった今年のみんしあ。
秋のしみじみとした空気の中でボンネットバスを愉しむのも、また乙だなぁと感じました。
ベタですが、昭和の旧車たちは夕陽がとても似合いますね!

※ナンバープレートについては、ブログへの掲載許可を頂いたクルマを除いて”ぼかし”を入れています。
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[ 2015/10/26(月) 00:09 ]

秋色みんしあ #1
いすみ鉄道国吉駅周辺で毎年行われている、クラシックカーのお祭り「みんなでしあわせになるまつり」略して”みんしあ”。
例年、昭和の日前後に開催されていたのですが、今年は10月11日に行われました。


駅前のタクシー営業所には、さっそく古いタクシーが停車中w

みんしあの展示会場は3箇所に分かれていて、今回も沢山のクラシックカーが展示されていましたが、以下このブログではバスと鉄道に絞ってピックアップしたいと思います。


曲線と直線が絶妙なマイクロバス。
日産・シビリアンで、1970年代のクルマだそうです。


オート三輪たちとキハ30!
普段は側線の奥まったところで保存しているキハ30ですが、この日の為に少し大原方へ移動させたとのこと。
将来的には運転体験用として動かす予定だそうで、そういえば去年2月の写真と見比べると、停車位置だけでなく線路も一つ手前(北側)に移っていますね。
さりげなくHゴムも灰色に戻っていたり、少しずつ昔の姿を取り戻しつつあります。


せっかくキハ30が手前に出て来たので、急行列車とのツーショットも撮りましょう。
すると、まずは上総中野行き…は、なんと新入りのキハ20-1303が現れました!!
顔だけでは飽き足らず、ついに国鉄色の新型車両を入れてしまった、いすみ鉄道さんw


側面を見ると、辛うじて新型車両だということが分かりますね。
ドア配置的にキハ22を思いっきりリニューアルしたらこうなった、という感じでしょうか(笑)


続いて急行列車…
あれ!?普段はキハ52側に付いている幌が、今日はキハ28側に付いているではないですか!!
いやー、やっぱりこの顔には幌付きが似合いますねー。
しっかりジャンパー栓も付いていて、さすがいすみ鉄道さん、分かってらっしゃいます。


逆にキハ52側は幌無しなので、すっきりした印象に。


刈谷商店街を抜けて、いつものボンネットバス乗り場へ向かうと、「近鉄御所駅」行きのバスが停車していました!
ここでは昭和の旧車に囲まれているので新車に見えますが、95年まで製造されていた北村ボディのジャーニーQも、今ではあまり見掛けなくなりましたね。
今は亡き井笠鉄道風の塗装にしているところも、オーナーさんのセンスを感じます。


この特徴的な後ろ姿、今でも通用するデザインですよね。


そして極めつけはコレ!錦のダイカスケール、昔持ってましたよw
モノコックバスのイラストが泣けます!!

#2に続きます。
※ナンバープレートについては、ブログへの掲載許可を頂いたクルマを除いて”ぼかし”を入れています。

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[ 2015/10/23(金) 21:04 ]

駆け足香港鉄#5 東鉄線と城際直通車
今日の某紙朝刊に、香港トラムの一部区間を廃止するか否かで議論を呼んでいる旨の記事が掲載されていました。
いつ乗っても混んでいる香港トラムが廃止だなんて…と驚いたのですが、真相は、どうやら政府関係者の一人が個人的に提案したことに端を発して、それがSNSで広がって騒ぎになっただけで、政府が公式に発表した計画では無いそうです。

ですよねー(笑)

そこでふと思い出したのが、去年10月に行った香港遠征の記事が、途中で止まっていたことwww
えーと…どこまで書いたかな、と過去記事を漁ってみると、香港鉄路博物館から先が未完でしたね、スイマセン(汗;
というわけで、早くトラムの写真もアップしたいところですが、まずは順番に東鉄線の写真から載せたいと思いますm(_ _)m


高い防音壁でガードされている東鉄線。
香港鉄路博物館の片隅に、少し手を伸ばせば撮影出来そうな場所を見つけたので、頑張ってみると…結果はこんな感じになりました。
防音壁の窓越しなので写り込みがアレですが、背後に香港らしい高層マンションも入って、悪くはないロケーションです。


現在、東鉄線では「メトロキャメル電車」と「SP1900形」の2種類の電車が活躍しています。
写真1枚目の正面3枚窓のクルマは、東鉄線電化時に導入した車両の足回りを流用して誕生したメトロキャメルで、2枚目の正面が尖がっているクルマは、1999年から増備が続いている新型車両のSP1900形です。
どちらも12両編成を組む、見た目は新しい感じの通勤電車ですが、メトロキャメルの方は、なんと釣り掛け駆動だったりします!


帰りは、ホームから駅撮り出来る大学(University)駅で一旦下車。


こんな感じで手軽に撮れるんですが、いかんせん本数が多いので被られ率が高いです…(-_-;


東鉄線には必ず1等車が繋がっています。
全線乗っても30kmちょっとの路線ですが、混雑が激しいので需要があるのでしょうねー。


20分ほど撮影していると、来ましたよ!城際直通車です!!
香港と中国本土を結ぶ直通列車で、香港は独立した国では無いから、国際ではなく城際(中国語で”城”は”都市”の意)なんですね。
一日12往復運行され、香港~広州をメインに、遠く上海や北京(!!)まで直通する、壮大な大陸縦断列車まであったりします。


このクルマは、香港側が用意したプッシュプル列車で「九広通」という名前が付けられています。
赤いお洒落な機関車はスイス製、ステンレスの2階建て客車は日本製です。


九広通とメトロキャメル。
危うく九広通も被られるところでした(汗;


帰宅ラッシュでごった返す九龍塘(Kowloon Tong)駅。
東鉄線の車両は日本より大柄で編成も長いので、もしかすると山手線よりも輸送密度が高いんじゃないでしょうか。

さて地下鉄へ乗り換えようとホームを歩いていると、発車案内板に「次は通過、ホームの内側へ」というような表示が出ていることに気が付きました。
これはひょっとして…



!!


今度は中国本土側の車両を使った城際直通車がやってきました!!
韶山8型という電気機関車に、客車を連ねた昔ながらのスタイルは、近代的な「九広通」とは対照的。
というか、この機関車が驚くほどダサいですwww


客車には所属、定員、自重といった車体の表記も簡体字で書かれていて、本土の香りがしますね。

通勤電車と同じ線路を、ダブルデッカーのPPや渋い客レが走る東鉄線。
鉄路迷的にはこれほど面白い路線もなかなか無いのですが、過密なダイヤに速度の違う列車を強引にねじ込んでいるので、直通車は速度が上がらず、通勤電車も運転間隔が広がってしまい、ぶっちゃけ邪魔…ということで、現在深センまで到達している中国版新幹線を香港まで延伸すべく、急ピッチで新線建設が進められているそうです。
早いとこ再訪して、今度は沿線で北京や上海行きも撮らなきゃですねー。

香港 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2015/10/18(日) 22:07 ]

2つのターミナル駅
路面電車だけじゃないメルボルン。
路線図を見ると、市内のシティ・ループと呼ばれる小さな環状線を中心に、郊外へ向かう鉄道が四方八方へ伸びていますが、これがまたバラエティー豊かで面白いんです。


メルボルンには新旧2つのターミナル駅があります。
まずは古い方、街のシンボルにもなっているオーストラリア最古の駅、フリンダースストリートから。


駅舎の正面には、各方面の発車時刻を示した時計が!
フリンダースストリート駅は、南、東方面へ向かう路線の玄関口で、主にメトロという近距離電車が発着しています。


メトロの形式は3種類あります。
こいつは「Comeng」と呼ばれるメトロでは一番古いグループで、昭和気質なギザギザコルゲートに、足回りは釣り掛け駆動、減速時には”逆唸り”も聞けるという素敵車両です!
ただ防音がしっかりしているのか、遠鉄30形なんかと比べてしまうと、音はかなりマイルドな感じでした。


でもってこのComengの連結面を見てビックリ、なんと貫通幌がありません!?
そういえばシドニーの近郊電車も古いタイプは貫通路が吹きざらしでしたし、一昔前のオーストラリアでは、これが当たり前だったのでしょうかね…??
こんな車両ですが、1981~1988年製とのことで車齢は30年前後、東武9000系や上信6000系と同期なんですよw


こちらは2002~2005年に製造された「Siemens Nexas」シリーズ。
Comengとは違い、2ドア、全席クロスシートという仕様に変更されています。
同じく2002年から「X'Trapolis 100」という3ドア、セミクロスの車両も平行して製造されているので、路線距離によって使い分けているのかなぁ…
と思ったら、どうやら違うらしく、この頃はトラムと同じく運行会社が2社に分かれていた時代だったので、それぞれが違うメーカーから違う仕様のクルマを導入しただけだった模様(^-^;
結局、今も増備が続いているのはX'Trapolis 100の方なので、メトロ的には3ドアのが扱い易いんでしょうね。
ちなみに前回の記事で写っている車両がX'Trapolis 100です。


もう一つのターミナル駅は、2005年にリニューアルされ、スペンサーストリート(Spencer St.)から名前を変えて再出発したサザンクロス(Southern Cross)駅です。
フリンダースの隣駅で、両者の関係は名古屋駅と金山駅にちょっと似ていますw


ヤラ川と大通りに挟まれていて手狭なフリンダースに対して、サザンクロス駅は超巨大!
駅名もカッチョイイですが、構内のデザインも負けず劣らず凄いんです。
波形の屋根に覆われたホームは全部で16番線まであり、北、西方面へ向かうメトロ、中距離列車のV/Line、シドニーやアデレードへ向かう長距離列車も発着しています。
撮影も、跨線橋から俯瞰で撮ることもできるのでサザンクロスの方が良いですね。


櫛形ホームになっている1~8番線の方へ向かうと、何やら流線型のカッコイイ機関車が…



!?

こ、こいつはV/Lineで1台しか残っていないという、A class機関車ではないですか!!
下調べ中に見つけて、まぁ撮れたらいいなぁ…くらいに思っていたんですが、まさか、まさかこんなすぐに出会えてしまうとは!!!


アメリカ生まれの、いわゆるドッグノーズスタイルです。
ただ、新型機関車に合わせた塗装のせいで、犬というよりもタヌキみたいな風貌になっちゃってますが(笑)


そんなタヌキ号の次位には、青い有蓋貨車のようなクルマが。
荷物車か!?と思いきや、こいつの正体は「PH van」という電源車だそうです。
見た目が古風な貨車なので、古い機関車と合わせて、怪しい編成美を放っていますねw


さて、気が付けばAクラスを夢中で撮りまくっていましたが、この櫛形ホームの配置もなかなか面白いんですよ。
ホームの有効長がとても長く、縦列停車もできるので、前後で3A、3Bという風に乗り場が分けられています。


そして、ホームに面した発着線の間には、必ず中線があります。
客レが多いので、機回しできるようになっているのは当然なんですが、


なんとホームの途中に渡り線があり、縦列停車の手前に別の列車が停まっていても、追い越して発車できるようになっているんです!
まず日本では見ることのできないダイナミックな配線ですね。


構内をちょこまかと動き回る、入換え用の機関車も居ました。
「Y class」と呼ばれているようです。


こちらは閑散線区や区間列車向けのディーゼルカー「Sprinter」
ビクトリア州ゆかりのスポーツ選手の名前が1両ずつ付けられているのが特徴で、写真の先頭車(7009号)は「Bob Davis」というフットボール選手の名前が付いています。


サザンクロス駅のすぐ北側には、シティループへ入る為のトンネルがあります。
シティループは都心部をぐるっと一周する、たった5駅しかない小さな環状線です。


そのうち、パーラメント(Parliament)、メルボルン・セントラル(Melbourne Central)、フラッグスタッフ(Flagstaff)の3駅は地下にあります。
大阪環状線のように郊外からやって来た電車がループへ直通していて、一周したらまた郊外へ抜けていくという運行形態なんですが、行先が複雑で快速電車もあり、おまけに2箇所ある分岐点はデルタ線になっているので、ある程度路線図を把握していないと、全然違う方向へ連れて行かれてしまうことも…
かく言う私も、パーラメントからクーヨンへ向かうとき、行き先だけ見て乗ったらループを遠回りする電車だった、ということがありました(^-^;


フリンダース駅東側のデルタ線を走っている…というか停まっているところw
駅構内が満線だったらしく、乗っていた列車はここで3分ほど機外停車していました。
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[ 2015/10/09(金) 22:04 ]

世界一の路面電車都市、メルボルン #4
#3の続きです。


フリンダースストリート(Flinders St.)駅からメトロのグレン・ウェイバリー(Glen Waverley)線に乗って約15分のところにある、クーヨン(Kooyong)という小さな駅にやってきました。
周辺は閑静な住宅街ですが、駅に隣接しているクーヨン・ローン・テニスクラブは、かつて全豪オープンが行われていた名門クラブなので、テニスが好きな方は聞いたことがある地名かもしれません。


日本の地方都市にありそうな無人駅で、改札口もカードリーダーとチャージ機が置いてあるだけ。
メトロでは既に磁気券の取り扱いが廃止されていて、乗車にはICカードのMykiが必須というシステムなので、どの駅も改札口がとても簡素です(トラムも車内では現金を扱っていません)
そのMykiですが、コイツがなかなかのクセ者でして、決められたゾーン内であればメトロやトラム、バスを何度乗り降りしても2時間まで均一運賃になるのはとても便利なのですが、なんと一度カードにチャージしたお金は払い戻しできません(汗;
いや、厳密にはオーストラリア国内に住んでいれば、後日送金というかたちで払い戻せるらしいのですが…ゾーンを跨いでしまったり、2時間で戻って来られるか微妙な時に、罰金が怖いので多めにチャージしておく、ということが外国人にはできない仕様なんですね。
一度受け取った金は返さないでござる、というクソ生意気なカードです、マイキーだけに。

さてさて、Mykiの愚痴はこの程度にしておいて、なぜこんな郊外の小駅で降りたのかといいますと…



駅前の踏切が、トラムと平面交差になっているからです!
国内では、松山の大手町にしかない鉄道×軌道の平面交差が、こちらメルボルンではクーヨン駅の他にも、一つ先のガーディナー(Gardiner)駅東と、リバーズデール(Riversdale)駅南、それからグレンハントリー(Glenhuntly)駅北の計4ヶ所で見ることが出来ます。


奥に見えるホームがクーヨン駅です。
頭上の架線はメトロが直流1500Vなのに対して、トラムは600Vなのだそうで、同じ600V同士の伊予鉄に比べて複雑で、大掛かりに見えますね。
恐らく、踏切内ではメトロ、トラム両方ともデッドセクションになっていて、お互いが干渉しないような仕組みなのでしょう。


すぐ側には、長年クーヨン踏切の安全を見守ってきただろう、年季の入った踏切小屋。


そして警報機も打鐘式で、カランカランと微妙に調子の外れた、これがまた何とも哀愁漂う音色を奏でるんですよ!
ホントこれでもかって言うくらい、萌え要素が詰まっていますw


ガタガタと響くジョイント音も平面交差ならでは。
踏切の前後ではメトロ側にも速度制限が設けられていて、ゆっくりと通過して行きます。


運転頻度は、平日データイムのダイヤで、メトロが毎時4本、トラムは毎時5本。
何本か待ってみたものの、タイミングが合ったのはこの1回だけでした。

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[ 2015/10/06(火) 22:52 ]

世界一の路面電車都市、メルボルン #3
#2の続きです。


3回に分けて紹介しています、メルボルンを走るトラムたち。
最後はお待ちかね、現役車のなかでは最古参のWクラスです!!


1923年から33年間に渡って、少しずつ仕様を変えながら752両(!)製造された、メルボルン版の都電6000形。
しかし低床車と引き換えに大半が廃車されてしまい、今では状態の良い12両のみが残り、動態保存的な運用となっています。


現在も活躍を続けているのは、1951年以降に製造されたSW6、W6、W7形と呼ばれる、経年の浅いグループです。
形式による違いは殆ど見当たりませんが、塗装が2種類あり、緑とクリームのツートンカラーをした標準色と、あずき色に金の帯を巻いたシティーサークル色が存在します。


シティーサークルは、都心のフリートラムゾーン内を環状運転している35系統の愛称です。
メルボルン臨港部の再開発地区ウォーターフロントシティ(Waterfront City)を起点に、伊予鉄の1・2系統みたいなラケット型の運行形態になっていて、時計回り、反時計回りともに12分間隔で運転、約50分で一周できます。
2015年1月1日にフリートラムゾーンが設定される前は、このあずき色をしたシティーサークルのみ運賃無料というルールになっていたそうです。


そんなわけで、誤乗防止の為に一般車両とは違う塗装だったのですが、フリートラムゾーンが出来て識別する必要性が薄れたこと、2014年までに他の路線からWクラスが撤退してしまったこともあって、標準色のWクラスも普通にシティーサークルで走っていました。
活躍の場が狭まったのは残念ですが、シティーサークルを狙えば必ずWクラスに出会えるので、撮ったり乗ったりする分には有難いですね。


白熱灯が光る、お洒落な車内。
簡単な観光案内が流れたりして、旅行者を意識した路線という感じなのですが、地元の方と思しきお客さんも大勢いて、いつ乗っても混んでいました。
街中を移動する分には便利なルートですし、何てったって無料ですからねぇ…。


ほぼ全線で、何かしら他の系統と重複してるシティサークルですが、このスプリング通り&バーク通り(Spring St. & Bourke St.)電停の前後のみシティーサークルの単独区間になっています。
他の系統を邪魔しないので、ここで運転間隔の調整をしているらしく、電車によっては数分停まっていることも。
それなのに結構アバウトでして、待っていて本当に12分間隔なんだろうかと思うこともしばしばありましたがw


サボを使用している928号。
通常は方向幕に経由地も記載されているんですが、何故かコイツだけ「CITY CIRCLE」幕で固定、経由地入りのサボを使用していました。
幕の故障か、収録されている内容が他と違うんでしょうかね…??


拡大すると、こんな感じ。
ところどころ欠けたりしていて、かなりボロいです(笑)


別の日に撮影した、反時計回りバージョンは綺麗でした。


標準色のSW6形3両(946、957、959)は、今後も長期的に運用できるように、大掛かりな更新工事を実施し、形式も新しくW8形という名前に変更されているそうです。
ただ、パッと見て分かる違いは、ライトが白色LEDになったことくらいでしょうか。
そういえばWクラスたち、他のシティーサークル色のクルマも含め、モーター音がとても静かなので、恐らく現存車は全てカルダン化されているのではないかと思われます。
釣り掛け電車好きとしては、ちょっと物足りない感じです(^-^;


957号のみ、ヘッドマークのような形をした35系統のシールが貼ってあります。
これら標準色のクルマも、車内にはカードリーダーも設置されていないので、もう他の系統では運用できません。


またWクラスを見ていて、いいなぁと思ったのが、乗降扉の足元にも大きな窓があること。
これ、狭い電停で降りるときに、ドアが開く前から外の様子が分かるので、とてもいいですよ。
日本だと一部のバスで、こういう仕様になっている扉がありますが、古い路面電車では見掛けませんね。


シティーサークルの運行時間は、10時から日~水曜日は18時まで、木~土曜日は21時まで。
Wクラスたちは、フリートラムゾーンの外側にあるサウスバンク車庫に所属しているので、運行時間の前後になると、営業運転では経由しないスペンサー通り(Spencer St.)を走る出入庫回送が見られます。
※写真の撮影場所は、通常の営業運転でも走行するラ・トローブ通り(La Trobe St.)です。


ライトアップされた州議事堂前に佇むWクラス。
ここ数年で急速に数を減らしてしまったというWクラスですが、メルボルンの古い街並みに似合うだけに、少しでも長く走っていて欲しいですね。

#4に続きます。
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[ 2015/10/04(日) 23:52 ]

まもなく引退?デワ600形の定期検測を追う
メルボルンの記事が続いていますが、ここで一旦北半球へと戻りまして、旬のネタを少々。
本日行われた、京王の定期検測を撮影したので、アップしたいと思います。


まずは東府中のアウトカーブへ。
久しぶりの京王、思えば調布の地下区間も今日が初めてで、軽く浦島太郎なのですが、


まさか8000系が緑色になっているとはwww
高尾山をPRするラッピング車両で、一昨日から走り始めたばかりのようです。
まぁこれも一種のリバイバルカラーですな。


そして、お目当てのデワ600形。
ここは影が落ちるので、できれば曇っていて欲しかった…orz
今日は雲が多かったのですが、急に太陽が顔を出したりして安定しない一日でしたね。


検測2日目の今日は、まず午前中に競馬場線を2往復します。
というわけで、定番の鳥居前踏切から。



少し歩いて、正門前駅手前のアウトカーブ。
6000系時代に何度も通った競馬場線、勝手知ったる界隈ですw
そういえば、なかなか臙脂帯の編成に当たらなくて、ダメな日は是政線に移動して101系を撮ったりしてましたねぇ。
ここで、もう一度この非対称顔を拝めるとは…!!


見事な芝生軌道も相変わらずw


ちょんまげ前パンがカッコイイ、デワ631号。
そうそう、6000系でもこれと同じ構図で撮りました。

6000系の面影を残すデワ600形ですが、後継車としてデヤ900形なる9000系ベースの電動貨車が、なんと新造!!されることになり、去就が注目されています。
あれ、ついこないだまで5000系の改造車だったのに…と思いきや、6000系がデワ化されたのは2004年、もう10年以上も前だったのですね。
いつの間にか、京王で最後の非ステンレス車体、界磁チョッパ車になってしまったデワ600形。
とは言え、まさか改造車では無く、新車を投入してしまうとは思ってもいませんでした。


競馬場線を終えると、今度は京王線へ転線して高尾山口へ。


後続列車で追っかけ、めじろ台で返しを撮影しました。
これで午前の部は終了、一旦高幡不動に入庫して、


1時間ほど小休止の後、再び出庫して来ました。


6000系時代のまま、時が止まっている車内。


ハローキティのドアステッカーも残っています。
東急はクマだったり、京急は出血しまくっていたり…ドアステッカーって、各社それぞれに個性が出てて面白いのですが、ここに版権物のキャラを起用したのは珍しいですよね。


先行の各停で中河原へ。
午後は新線新宿まで入線するのですが、追っかけずにそのまま待機して、


ミドリムシ捕獲w
今日は緑色の電車やら、ゼブラ模様の電車やら…見慣れない車両が走り回っていた京王線。
ホームで遭遇したお客さんも「なんだこれ!?」という顔でガン見していたりして、反応を見ていて面白かったですwww


折り返しは聖蹟桜ヶ丘で〆

ほぼ原色を保ち、最後には撮影会まで行われたデワ5000形に対して、デワ600形を初めて見たときは度肝を抜かれましたねぇ。
そしてあの目立つゼブラ模様に、遠く海の向こうで見掛けた、ある車両を思い出しました。
それは…


カリフォルニア州を走るカルトレインの日車製客車!!
ほら、そっくりでしょ(笑)
写真を並べてみて、初めてゼブラ模様の向きが逆だと言うことに気が付きました、どうでもいいですね、はぃwww
2007年9月10日 サンフランシスコにて

京王 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2015/10/02(金) 23:58 ]


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まとめ