> 私鉄屋雑記帳 2012年07月
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

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初夏の北陸、私鉄巡り #3
福井の私鉄と言えば福井鉄道ともう一つ、福井駅の東側から発着しているえちぜん鉄道です。
車両面では福鉄200形のようなスターは居ませんが、代わりに今も釣り掛け電車が活躍しているという濃いぃ見どころがあります。



MC2101形!!

南海1201形の足回りに阪神5231形の車体を乗っけた代物で、現在4編成8両が在籍しています。
どいつもこいつも形式が複雑で覚えられませんねw



今や”サボ換え”も絶滅危惧種。



勝山へ向けて出発するMC2115+MC2114。
背後の妙に立派な高架橋は、建設中の北陸新幹線です。
まだまだ開業は先の話なのに、福井駅付近だけ高架橋が出来あがっていて不自然な感じなのですが、これは近々えちぜん鉄道が暫定的に高架線を使用する予定だから、だとか…。
現状、えちぜん側のアプローチが全く着手していないように見えるので、ホンマかいなという話ですけどね(汗;



現在、MC2101形が定期的に走っているのは下記の2運用です。

福井17:56→勝山18:49
勝山19:19→福井20:13
福井20:26→勝山21:19 マルヨ
勝山6:59→福井7:52

福井19:56→20:49 マルヨ
勝山7:17→福井8:16 快速

2本とも朝のラッシュ要員として、前日夜に勝山へ送り込むダイヤが組まれています。
なので、注意が必要なのは翌朝の上りが平日の場合のみ運転される点。
つまり平日であっても金曜日の夕方はウヤになり、逆に日曜日でも翌朝が平日であれば夕方に運用されるんですね。

というワケで、三条も勝山に宿をとってMC2101形とともにマルヨするスケジュールを組み、効率よく乗りと撮りの両方を楽しめるようにしてみました。



まずは、夜の勝山行きで約1時間の乗り鉄です。
編成はMC2113+MC2112でしたので、非冷房車のMC2112号をチョイスしました。
開け放った窓からは、釣り掛けの渋い唸りはもちろんのこと、えちぜん鉄道の沿線には打鐘式踏切も多く残っていて、哀愁漂う鐘の音の素晴らしいハーモニーが車内に響き渡るという!
あぁ、この組み合わせは反則だ…!!



幸せな時間はすぐ過ぎてしまうもので、あっという間に終点の勝山へ着いてしまいました。
サボは、既に快速福井になっていますね。



翌朝の勝山駅。
まずは釣り掛け1本目、6:59発の福井行きが出発を待っています。



勝山駅から少し比島寄りへ移動して、沿線撮り。



このMC2116+MC2111編成も、MC2111側には冷房が付いていません。
冷房+非冷房で混在させているのは、夏場に冷房が無い列車が出来ないようにという配慮なのかな…と思っていたら、実は検査に伴うイレギュラーだったようで、通常の組み合わせはMC2111+MC2112(2両とも非冷房車)、MC2113+MC2116(2両とも冷房車)だそうです。

ところで、今はバラされているMC2111+MC2112の冷房無しコンビですが、コイツらがまたとんでもない珍車だったりします。



京福時代に両運転台化したので、切妻で顔の縁がカクカクwww
譲渡前に両運化した仲間は、オリジナルと区別が付かないほど綺麗に処理されているのに(笑)
そして、せっかく単行でも走れるようになった2111、2112ですが、その後、例の事故によってブレーキ系統の多重化が必須になると、2両固定でしか走れなくなってしまい、ライト類を撤去して再び片運転台に逆戻り、今に至っています…。
まさに、時代に翻弄されたクルマですね。



さて、続いては2本目快速福井行きがやって来ましたよ!

まだまだ元気そうなMC2101形たちですが、どうやら某海の1M電車が渡って来るとか来ないとか、不穏な噂が…(あくまでもウワサ話なので、微妙に伏字ですw)
新幹線用の高架橋を、釣り掛け電車が颯爽と走る姿を見てみたいものですが(笑)
その前に置き換えられてしまうでしょうか…。
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オーシャンサイドで駅撮りする。
アメリカのディーゼルカーといえば、カリフォルニア州南部を走るスプリンター(Sprinter)を撮ってたんですが、すっかりアップするのを忘れていました(^-^;
2009年10月、サンディエゴへ行った帰り道にオーシャンサイド(Oceanside)という駅へ寄る機会があったので、小一時間駅撮りしてみました。



オーシャンサイドはLAとサンディエゴの間にある街で、LAから南へ130km、サンディエゴから北へ60kmの距離にあります。
なんだか海辺だったら何処にでもありそうな地名だな…なんて考えてしまったのですが、思えば三条の住んでる街だって「横浜」だから人のこと言えないですねw





スプリンターは、そのオーシャンサイドから内陸のエスコンディード(Escondido)というところまで、約35kmを結んでいます。
どちらかと言えばゴツい感じのWESに対して、スプリンターはドイツのシーメンス製ディーゼルカーで、ライトレールのような洗練されたデザインをしていますが…実は、WESはヘビーレール(=普通鉄道)、スプリンターは非電化のライトレールという分類になるのだそうです。
両方とも貨物線を旅客化したものですが、スプリンターには併用軌道はありません。
あちらの規則の違いなど、詳しいことは知らないので何とも言えないのですが、路面電車っぽい一面が見られるWESの方がライトレールのようなイメージなので、ちょっと不思議な感じがしますね。



オーシャンサイド駅では、LAやサンディエゴへ向かう通勤列車と接続しています。
スプリンターの方が支線格で、幹線の側にある行止まり式の小さなホームから発着している姿は、なんだか日本の地方私鉄のようですw



スプリンターとお揃いのカラーを纏った「コースター(Coaster)」という近郊列車。
サンディエゴ郡が運営している鉄道で、サンディエゴのダウンタウンからオーシャンサイドまでを結んでいます。



順光側で撮ろうとすると柵が…orz
アメリカの相対式ホームには必ずと言って良いほど、この背の高い柵があります。
あちらの列車線はホームが低いので、ひょいと線路に降りて渡れちゃいそうですもんね…。



暫くすると、こちら側のホームにも列車が入って来ました。





コイツは、LAの近郊列車「メトロリンク(Metrolink)」です。
全7系統あるうち、オレンジ郡(Orange County)線とインランド・エンパイヤー~オレンジ郡(Inland Empire - Orange County)線の2系統が乗り入れていて、コースターと同じくオーシャンサイドが終点。
ちょうどJR西日本と東海の新快速が接続する米原駅のような感じで、両都市の近郊列車が、ここで出会い別れを繰り返しているんですね。
乗り継いで都市間列車としても利用できますが、相対式ホームなので地下道を渡る必要があったり、そもそも接続がイマイチ良くないダイヤだったりと、あまりそういう利用の仕方は想定されてないっぽいです。

都市間の直通便は、アムトラックのパシフィック・サーフライナー(Pacific Surfliner)号が同じ線路を走っています。



それにしてもデカい客車だなぁw
何度見ても、この客車を”見上げる”という感じが慣れません…。



機関車もデカいので運転席も高い!
外のハシゴを登り降りする運転手さんの姿に、今は亡き名鉄パノラマカーの乗務員交代を思い出しました。

ちなみに、これだけ多くの列車が乗り入れているオーシャンサイド駅ですが、例によって信用乗車なので改札も無ければ駅員さんも居ません。
その代わり、ホームではセキュリティの皆さんが警戒にあたっていて、カメラを持ってうろうろしていたら職質を受けてしまいました(^-^;
曲がりなりにもLAへと通じる近郊列車ですから、至って平和な郊外の街と言えど、テロに対しては相当神経を尖らせているのでしょう。
ただ、撮影禁止というワケではなく「日本から来た鉄道ファンだ」と伝え、パスポートを見せればカメラを没収されるようなことはありません。

気動車、軌道を行く。
暫く福井ネタばかりだったので、ここらでポートランドの続きを。
以前ライトレールのMAXとストリートカーをアップしましたが、もうひとつポートランドのユニークな鉄道としてWESという近郊列車があります。



WESとは「Westside Express Service」の略。
その名のとおり、ポートランドの西側にある衛星都市ビーバートン(Beaverton)から、ウィルソンビル(Wilsonville)まで約23Kmを結んでいて、ライトレールやバスと同じTRI-METが運営、切符も共通でそのまま乗り継げます。
でもってWESの特徴と言えば、アメリカではとても珍しいディーゼルカー(DMU)が活躍していること。
あちらの近郊列車と言うと、アホみたいにデカいDLが、これまたアホみたいにデカい2階建て客車を牽引するスタイルがポピュラーですもんねw
このディーゼルカーは両側に運転台が付いていて、単行運転もできるようになっているんですが…



前後で顔つきが全然違いますwww

ビーバートン方が非貫通タイプの1000番台と、ウィルソンビル方が非貫通タイプの2000番台があり、これが2両1組で運用する分には、サマになるデザインなのです。
ところが単行で運転すると、まるで中間の簡易運転台で走っているかのような見てくれになります。



さらにさらに、この簡易運転台モドキが路面を走っちゃったりします!!
バスや自動車と一緒に、大柄なディーゼルカーが路面をゴロゴロ走るだなんて…福鉄もビックリですよwww







WESは殆どの区間で貨物線を間借りして走っているのですが、ビーバートンでは市街地を避けるようにレールが敷かれていて、そのまま旅客化したところではとても不便になってしまいます。
そこで、既存の貨物線からライトレールのビーバートン駅前まで連絡線を新設したところ、土地が無かったのかこんな風になってしまったようです。
平日ラッシュ時間帯のみ30分ヘッド(朝夕合計16往復)の運行で、土休日は全便運休になること、そしてアムトラックが路面を走るようなお国柄ですから、日本みたいな縛りも発生せず、この方が安上がりで合理的だったんでしょうね。

ちなみに日本では、軌道線をディーゼルカーで運転するには「乙種内燃車運転免許」という超レアな免許が必要でして、今のところ伊予鉄の”坊っちゃん列車”が唯一の存在だったりします。





バスやライトレールもそうですが、車内には当たり前のように自転車が乗ってます。
ポートランドのあるオレゴン州は、アメリカ50州のなかでも特に自転車にやさしい州なのだそうで、街中の至る所で自転車専用レーンを見かけたりします。



30分ほどで、終点のウィルソンビルに到着。
併設されている車庫には、何やら怪しげなステンレスカーが1両…。



アラスカ鉄道からやって来たRDC形!!

コイツは、東急や京王でお馴染のバット社が1950年代に造った気動車で、新車の1000、2000系が検査などで車両が足りない時に運用入りするそうです。
こんな年代モノのキハが、あの併用軌道を走るのか…と思うとアツいですが、いかんせん予備車なので外国人の旅行者が狙って撮るのは難しいでしょう…。

そんな貴重なシーンをアップしている現地のファンサイトさんを見つけたのでリンク貼っておきます。
同サイトではアラスカ鉄道からWESへ、日本で言うところの甲種輸送が行われている様子も見られますよ!

初夏の北陸、私鉄巡り #2


ビア電!!!

今回一番の収穫はコレ。
今月13日から9月9日まで毎日運転(ただし最小催行人数に満たない場合と、8月14~17日を除く)されています。
列車の性格上、夕方から夜にかけて走るので、走行写真を撮るならば夏至に近い今が旬なのです。



越前武生~せいぶなま北府で送り込み回送を順光で頂いたあとは、武生からJRに乗ってヒゲ線へ先回り。
ビア電のダイヤは、
・火木土日=越前武生→田原町→越前武生
・月水金=福井駅前→越前武生→福井駅前
の2通りあり、このうち月水金の便は武生を17:20頃出庫、福井駅前まで回送されるので撮影にオススメです。
回送は途中駅(神明か福井新?)で長めの停車時間を取っているようで、後続の急行に乗れば福武線でも追っかけができたっぽいです。





福井駅前から客扱い。
駅前電停はホームが狭いので、参加者の皆さんは歩道に集合して、ビア電が到着するとぞろぞろ乗り込む塩梅でしたw



そうそう車両について何も触れていませんでしたが、ビア電車の魅力は、何と言っても600形が確実に走ること、これに限りますね。
コイツは、大型車のクセに単車なのでキャパシティ不足…というとても中途半端な子で、今は余程のことが無い限り運用に入ることはありません。



これは2006年3月27日の写真、定期的に走っていた頃の600形です。
定期的と言っても、専ら朝ラッシュ時に神明~田原町を一往復するだけで、しかも復路は回送という超隠居生活を送っていました。
当時は派手な塗装が浮いていて、コイツと2連バージョンの610形はハズレ扱いだったんですが、ここ最近602号が203編成とお揃いの急行カラーを纏うようになってからは、株が急上昇www
思えば第三軌条方式の地下鉄を単車に改造、パンタグラフやらステップやらオプションを取り付けて路面を走る…というゲテモノっぷりは凄まじく、実はとても魅力的なクルマだったんですよね。

欲を言えば、もう少しヘッドマークが小振りで大人しいデザインだと良いのですが(^-^;





キャパシティ不足と言えば、今回は珍しく800形も走っていました。
600よりもさらに小さな800ですが、ここ暫くは検査の関係で代走しているようです。

それにしても、せっかく福鉄で一番若くて、しかも唯一の低床車なのに予備車だなんて…勿体ないお化けが出ますよ。

初夏の北陸、私鉄巡り #1
先週の3連休は法事で実家へ帰るついでに、北陸を駆け足で回ってきました。
まずは福井鉄道から。







初夏の…だなんて、さわやかなタイトルを付けてみたりしてますが、現実は残酷です。
実際は梅雨明け直後のうだるような暑さのなか、いつ来るか分からない大型車を外で待つのは命の危険すら感じたので、ヒゲ線沿いのマッ○へ入って涼をとりながら運用をチェック。
すると、入店して10分もしないうちに201編成がやって来ました!



201が戻って来る頃を見計らって、木田四ツ辻の鉄軌分界点へ。





4年ぶりの福鉄なので「越前武生」幕に少し違和感が…。





急行が走る時間帯になると、厚化粧の202婆さんも登場w







武生新越前武生の側線に佇む大型車たち。

名鉄600V線から路面電車タイプの電車がやって来た2006年以降、暫く車両の動きが無かった福鉄ですが、どうやら地元ローカル紙によると、来年3月から数年がかりで”新型低床電車”を4編成導入するそうです。
福鉄の環境に合わせた大柄な3連接車になるということで、より欧米のLRTに近い感じになるでしょうか。
こんなフェニックスのような電車がフェニックス通りを走る日も近い!?…かも(笑)

ちなみに、えちぜん鉄道へ直通運転するための布石だったりもするそうで、えちぜん側も共通仕様のクルマを3編成導入するとのこと。
※ソースは某紙のweb版が期限切れで削除されているので、福鉄の公式ツイッターを参照。



ラッシュの切り札として重宝されてきた高床車たちも、いよいよカウンドダウンが始まりました…。
そんなワケで、今のうちに思う存分大型車を撮り貯めておこう!というのが今回の目的だったのですが、この時期を選んだのには他にも理由があったりします。
それはまた次回のお楽しみということで…!

ポートランドのストリートカー


ポートランドにも、MAXが走っていない地域を補完するストリートカーが走っていたりします。



総延長は6.3km、1系統だけなのですが、行きと帰りで経由が違っていたり、至る所でMAXと平面交差したりと、なかなか複雑で乗り応えがあります。





シアトルとそっくりな3連接のクルマが活躍中!
…というか、シアトルのが後発なんですけどね(^-^;

こちらはラッピング広告の餌食なんかになったりせず、編成毎に色が違うオリジナルデザインを維持していて何よりです(笑)



おや!?コイツは、ライトや屋根周りの造りが微妙に違いますね。
英語版ウィキペによると導入時期によってバリエーションがあるようで、見た目上の違いだけで以下の3種類に分けることが出来ます。

・001~007編成
前照灯、尾灯が一つのライトケースにまとまっているタイプ。
2001年開業時の001~005と、その翌年に増備された006、007が該当。

・008~010編成
ライト類が独立していて、前面窓下に”鼻”のような突起があるタイプ。
2007年、南方へ延伸したときに増備されたクルマたちで、シアトルのもコイツと同型です。



・015編成
そして、ナゼか数字が5つ飛んでいる最新編成。
どことなく星条旗を連想させるカラーリングに、側面にはデカデカと「MADE IN USA」の文字が…実はコイツ、アメリカ初の国産低床型路面電車だったりします。
無駄にデカい機関車や大柄なライトレールは造れても、小さな路面電車を造る会社は無かっただなんてステレオタイプみたいな話ですが、実にアメリカらしいですね。

ちなみに、これまでのクルマはチェコ製で、わざわざヨーロッパから船で輸送していたんだそうです。
日本でも同じ形式の電車を川重や東急(って言った方がしっくりくるw)が分担して造っている例があるように、同じチェコ製の編成でも製造会社が複数あるようなのですが、だんだん翻訳しながらまとめるのが面倒くなってきたので端折ります(笑)



券売機が車内にあるのも同じですが、シアトルと最大の違いはMAXとストリートカーの切符が共通ということ。
MAXのゾーン制に則って、2ゾーンまでの運賃2.10$※を払えばOK。
しかも切符を買った時点から2時間以内であれば何度でも乗れるシステムなので、これならMAXもストリートカーも分け隔たりなく気軽に乗れますね。
ちなみに三条は一日券(5$)でもって乗りまくりましたw

※今年の9月1日からゾーン制を廃止、一律2.50$になるっぽいです。
詳しくはTriMet公式ページ参照。




さらに都心部の指定エリア内なら何回乗ってもタダ!!
この指定エリアというのが結構広くカバーしていて、MAXも合わせると本数も系統も豊富!
路面電車で成功した街…富山など一部を除いて、暗い話題ばかりの日本からすると羨ましい限りです。
さよなら「青空」


引き続き西武系ネタで。
流鉄2000系「青空」が、7月15日をもって引退するそうです。

詳細は…恐らく流鉄線各駅の”流鉄掲示板”に、公式リリースがアップされているんでしょうけど(笑)
流鉄さん、このご時世に公式サイトを持っていないので、沿線住民ではない皆さんはこちらか今月のDJ誌でダイヤの確認を。
沿線住民ではない三条も、DJ誌で知った感じですwww



思い返せば、去年の10月に2代目「あかぎ」が入線したとき「これで暫く車両の動きはない」とか何とか語ってしまいましたが…ごめんなさい大ウソでした(^-^;
だって、だって青空は2006年のワンマン化でリニューアルしたばっかりじゃないか!

暫くは安泰だろうと思っていただけに驚きを隠せません。



ワンマン化対応改造で一番目立つ特徴だったのが、この2文字分しかないLED。
「流山」「馬橋」「回送」くらいしか表示するものがないので、これで十分なんでしょうね。

ただ「試運転」のときはどうするのか、長年の疑問ですwww





つくばエクスプレスの開業によってお客さんを奪われてしまったので、まず3連口の置き換えから始まったのですが、車番が示す通り、2000系で一番最初に流鉄入りした編成は「青空」だったりします。
側面のNをあしらったデザインや、冷房付きのクルマもコイツが流鉄で初めてでした。



方向幕時代の青空。
これが初乗車だったのですが、テツ目的ではなかったので大した写真は無く…。
沿線に(テツ以外の)用事があって流鉄に乗ったのって、後にも先にもこの時だけです(笑)






一方、最後の2000系として残ることになった「なの花」。
今後、長期的に見て1編成だけ残すことは考え難いので、いわゆる「西武顔」が流鉄から消えてしまうのも、時間の問題なのかもしれません。
ライトレールの聖地、ポートランドへ。


高速道路は殆ど無料、ハンバーガー屋から薬局(!?)までドライブスルーがあったりする超自動車主義アメリカ。
そんなアメリカも、今や大都市から地方都市までライトレール網が広がりつつあり、毎年のように新線が開通して全体像を把握しきれないほど!
我々テツにとっては嬉しい限りなんですが、そのライトレールの元祖と言うべき街がワシントン州の南隣り、オレゴン州にあるポートランドです。
この街の成功が無かったら、これほどアメリカでライトレールが浸透しなかっただろう、と言われるほどライトレール史上、欠かすことのできない街で、前から行ってみたいところの一つでした。



ポートランドのライトレールはMAXと呼ばれています。
1986年に1路線24.3kmからスタートしたMAXも、今では総延長84.3km!
ブルー、グリーン、レッド、イエローの4系統があり…

と書いていて気が付いたのですが、この写真の路線図は古いです(汗;
グリーンラインが無く、イエローラインの経由地も現在と異なっているので、少なくとも2009年9月以前のものかと思われます。
掲示場所が屋外の券売機でしたから、上から貼った新しい路線図が剥がれてしまったのかもしれません(^-^;
2012年現在の路線図はウィキペ参照



券売機と言えば、ときどきクレジットカード専用のヤツが居たりします。
電停は基本的に無人なので、現金を扱わないことで集金の手間が省ける=コストダウンになるということなのでしょうけど、これはカード社会アメリカだからこそ成せる技ですね…。





MAXには4種類の電車が在籍しています。
まずはMAX開業当初に導入された、100番台を名乗るボンバルディア製の高床車です。

このクルマの面白いところは、必ず凸凹編成でやってくること。
最初はただの偶然かな…と思ったのですが、来る電車、来る電車、どれを見てもSD660型(後述の新型車両)を増結しているのです。
これ、恐らく部分低床車のSD660型を繋げることで、無駄な廃車を出さずに全列車バリアフリー化しましたよ、ということなのでしょう(”全車両”ではないのがミソですwww)
サンフランシスコやソルトレイクシティでは車椅子用の高床ホームを設置したり、サンノゼなんか車両や地上設備を丸ごと更新したりしてバリアフリーに対応させていましたが、MAXの合理的な発想には感心してしまいましたw







続いて、1997年に登場したのがシーメンス製のSD660型。
MAXで一番よく見かけるクルマで、車両番号は製造時期の違いから200番台と300番台に分けられていますが、ベースは同じです。



200番台+300番台の混在編成。
見た目上の大きな違いは塗装で、300番台からは半月のような塗り分けの新塗装を纏っています。
もっとも、この新塗装は100番台にも波及しているので、いずれ200番台も塗り替えられてしまうかもしれません…。



そして最新型車両のS70型(400番台)
まだまだ数が少ないようで、4系統中3系統が集まるローズ・クォーターTC(Rose Quarter TC)という電停で小一時間撮りテツしてみたものの、現れたのは写真の一編成のみ。
運用範囲も広くて、なかなか捕まえるのは難しいクルマです…。

ちなみにコイツ、サンディエゴ・トロリーの3000番台と同型の色違いだったりします。
塗装だけで随分と印象が変わりますね。



ダウンタウンでは、一方通行で循環運転が行われているMAX。
路線が”井桁状”に敷かれていて、至る所で平面交差が!!



軌道萌えには堪らないポートランドですが、自転車は溝にタイヤを持ってかれそうで、見てておっかないです(^-^;