> 私鉄屋雑記帳 2012年06月
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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

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快速急行と拝島快速


今日は西武でダイヤ改正が行われました。
久しぶりの白紙改正、細かい変更点は公式ページや専門のファンサイトさんにお任せするとして、ここでは私鉄屋なりにざっくりまとめてみると…

・池袋線石神井公園駅付近の高架化完成に伴うダイヤ変更。
・新宿線の日中は各停、急行、特急の3本立てに →快速急行と拝島快速は廃止。
・拝島線を増車するため、萩山での分割、併合を大幅に削減 →拝島・西武遊園地行きは廃止。

・多摩川線は変わらずw

全体的にダイヤの簡素化が目立っていて、特に新宿線の日中ダイヤの潔さは半端無いですwww
さて、短命に終わった拝島快速は、以前101系が運用に入っているところを捕獲していて既に満足だし、拝島・西武遊園地行きは…どうでもいいか(笑)というテンションだったんですが。
昨日は所用で下北沢へ出掛けていたところ、思いのほか早く切り上げることが出来たので、これなら小田急乗って新宿出れば、快急、拝快が走っている時間帯に間に合いそうだぞ…
と思い立って、結局のところ改正前日に撮影して来ちゃいました。







快速急行=毎時1本、拝島快速=毎時2本で、夕方は新宿発16時まで運行。
ちょうどラスト1サイクル+αを撮れた感じです。





それぞれ下り最終便は幕車でした!!
昨日の快急、拝快は狙って入れてるんじゃないか!?と思ってしまうほど、幕車率が高かったです。



おまけ。
こんなヘッドマークを付けた20000系も走っていました。

***




ところで昨日は101系を1本も見掛けなかったのですが、どうやら最後の1編成が池袋線へ転属したっぽいですね…。
どうりで、いくら待ってもやって来ないワケですorz
もっとも以前から代走が常態化していただけで、定期運用ではありませんでしたが(^-^;
101、301を池袋線へ集結させて、それと同数の30000を今年度中に入れてサヨナラなのでしょう…。

以下、ここ2~3年間で撮った写真たちです。







西武と言えば、やっぱり3扉に限るね!
とか何とかツウのようなことを語ってみたりしてますが、実のところ三条は西武とあまり縁がありません(笑)
しかし思い返してみれば、初めて西武のクルマを見たのは恐らく彦根、初めて乗ったのが高崎~吉井間で、そこから西武電車の魅力にハマったので(…あぁ、生粋の西武ファンの皆さんに怒られてしまいそうw)西武と言えば、3扉に細かい2段窓が並んだスタイルが一番しっくりくるのです。
あの渋くて深みのあるモータ音も堪りません。
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ちょこっとだけ久留里線も


五井の秘宝を堪能したあとは、内房線を南下して木更津へ。
すると…カラフルなキハたちに紛れて、渋いのが居ますねぇー。
前回訪ねたのはキハ30-98号が国鉄色に戻された直後でしたが、あれから3年で久留里線に在籍するキハ30の全3両が国鉄色になりました。

…おや?車庫には、2両しか見当たりませんね。
ということは、残りの1両は運用中…!?
ヘタに移動してすれ違ってしまうと勿体ないので、木更津~祇園のお手軽ポイントへ向かうことにしました。



1本目の木更津行。
キハ38で揃った”大人しい”編成です。



2本目、久留里行。
さっきの編成がそのまま折り返してきました。



3本目、木更津行き…ここでキハ30登場!!!
塗り替え直後は妙にツヤツヤしてて不気味なぐらいでしたが、いい具合に落ち着きました。
やっぱり国鉄色キハは、このくらい汚れていてナンボですvv



返しもキハ30か!?

…と思ったらキハ38×2に車交されてしまいましたorz
気合い入れて、後追いでも撮れるポジションで狙ってみたんですが…。
まぁコイツだって余命幾ばくもないワケで、贅沢言わずカット数を稼いでおいて損は無いです。





今も方向幕のイラストで生き続けるタブレット。
…ようは放置(ry



季節モノと絡めて。
ウワサの新型車両Eなんちゃら系は、今年の秋以降に順次運転を開始する予定だそうで、もう来年の紫陽花が咲く頃には、置き換えが完了してしまっているかもしれません…。

それにしても久留里線に新車だなんて、JR東もよくぞ”あの”組合を説得したもんだと(笑)



自動閉塞化した横田駅の様子も気になったのですが、キハ30は入庫してしまったし、天気も雨模様なので、そそくさと退散しました。

引退騒ぎになる前に、早いとこ朝夕の凸凹3連、4連も記録しなきゃですね。
久留里駅に停泊させている関係上、土曜の朝、日曜の夕方も増結があるので、その気になれば撮りに行けることは行けるんですが、朝起きるのが辛いヘタレ三条です(^-^;
小湊の秘宝が屋外に!


暫くアメリカネタが続いていますが、ちょっとここらで日本へ戻ってきて千葉県は小湊鉄道の話題を。
今日は、梅雨真っ只中の貴重な晴れ予報でした(実際には晴れませんでしたけどね…(-_-;)
せっかくの休み、それならどこか撮影へ行きたい…そこで見つけたのが某旅行社主催の「小湊鉄道運転体験とキハ5800撮影会」です。
車庫の奥深くで眠っている、あの小湊の秘宝キハ5800を屋外へ持って来て撮影会を行うというもの。
これはホームからおこぼれを頂戴できないかと目論んで、もし仮に参加者でしか撮影できないポジションだったとしても、このとき以来ちゃんと記録していないキハ30を撮りに久留里線へ向かえば問題なし、とりあえず行ってみて損は無いだろう、というワケで総武線の客に。





撮影会は12時頃にスタートするらしいので、念のため1時間ほど早く行ってみたところ…いきなりクライマックスきたー!!!
三条がホームへ降り立ったのとほぼ同時に、いすみ鉄道から譲り受けた黄色いモーターカーが、クラの中のキハ209+キハ5800を引っぱり出して来ました。



途中でキハ5800を切り離し。
どうやら、あの位置で撮影会が行われるようです。



キハ5800は世にも珍しい電車改造気動車で、もともと大正3年に鉄道院(!)のデハニ6465として誕生。
昭和11年に三信鉄道へ譲渡されたかと思いきや、路線自体が国有化されて再び国鉄へ舞い戻り、さらに昭和35年に小湊鉄道へ渡って、気動車に化けて現在に至る…という凄まじい経歴の持ち主です。
なので見た目は凄く電車っぽいのですが、他のキハたちを真似てヘッドライトを2灯にしてみたり、前面窓をHゴム支持にしてみたり…必死に溶け込もうとしている感じがカワイイですねw



公式ページによると1986年頃にイベントで走行したのが最後…ということは、かれこれ四半世紀も放置されていたことになりますが、ずーっと屋内だったからか、その割には保存状態が良好なようです。
お馴染のロゴマークも、ちゃんと付いてます。
リベット打ち、シル・ヘッダー付きの車体に、この渋カッコイイK.T.K.マークとか反則だろう!堪らん!!





キハ200も充分古いんですが、それもキハ5800の前では敵いません。
古風な車庫とも絶妙にマッチしていますね。



ちなみに運転体験の方はキハ206が担当。
構内を行ったり来たりしていました。
50歳を迎えたモノレール


シアトルのシンボルといえばスペースニードル
1962年に行われた万国博覧会のときに建てられたので、今年で丁度50年を迎えました。
スペースニードルが建っている足元は、かつての万博会場跡地です。
この会場はシアトルの繁華街から少し離れていて、そのアクセス手段として同時にモノレールも開通したのですが、なんと開業当初=50年前(!)のモノレール車両が、今も現役でがんばっていたりします。



その名もズバリ「アルウェーグ・モノレール」
アルウェーグ式は犬山や東京モノレールでも採用されたので、日本人(の一部)にも馴染のある名前ですw



モノレールの総延長は1.2マイル(約1.9キロ)、ポイントレールを設けるとコストが掛るからか単線並列で、それぞれ赤い編成と青い編成の2本が、シアトル・センター(Seattle Center)とウェストレイク・センター(Westlake Center)の2駅間を行ったり来たりしています。
写真はスペースニードルの足元にあるシアトル・センター駅。
単線並列なので乗り場が別々なのはもちろんですが、ユニークなのは改札口も2つあることですね。
次にやってくる編成が青なら青の窓口へ、赤なら赤の窓口へ。





この日は午前中=赤編成、午後=青編成でした。
お客さんが多い日になると2編成同時に稼働することも…以前ならあったんでしょうけども、ある”特殊な構造”が仇となって事故を起こしてしまい、今はどちらか片方ずつ動かしているようです。

流線形の前面や大きな片開き扉など、どことなく今は亡き犬山のモンキーパークモノレールに似ているなぁーと思ったら、それもそのハズ、犬山とは同い年なんですね。



ALWEGの切り文字が堪らなくカッコイイです(惚)
以前は見掛けなかったアイテムなので、恐らく50周年を記念して開業当時のデザインを再現したのでしょう。



車内はタイヤハウスが出っ張るので、変則的なセミクロスシートになっています。

側面の窓割りまで犬山と瓜二つなのですが、シアトルの凄いところは肩の部分にも窓があること!
このパノラマ窓のお陰で、背の高いスペースニードルや高層ビル群を間近でも眺めることができるんですねー。
とても50年前の作品とは思えない、当時の進んだ設計思想があちこちに見られます。



ウェストレイク・センターまでの所要時間は約90秒!(公式パンフレットより)
もう少し乗っていたい…と思うほど、あっと言う間に着いてしまいます。

編成ごとに乗り場が分かれているシアトル・センターに対して、こちらは随分と小ぢんまりした駅です。
しかも摩訶フシギな構造をしていて、”1面2線”という風に書くと島式を思い浮かべるところですが、この駅のホームはシッピングモールに面した片側(!)にしかなく、赤い編成が走っている道路側には乗り場らしきものが見当たらないのです。

では、どうやって乗り降りするのか!?と言うと…









ホームが伸びる!!!

なんとホームドアに折りたたみ式の”足場”が仕込まれていて、青編成用の軌道を跨いで行き来しますw

今から20年ほど前のこと、この辺り一帯を再開発したときにモノレールの駅を造る余裕が無くなってしまい、こんなけったいな構造にせざるを得なかったんだとか。
これでは2編成が同時に入線できないですし、駅の手前からレール同士の間隔を狭めてホーム側へ寄せているので、そもそも途中からすれ違いができません。
しかも2005年には、この”実質単線”になっている区間へ運転手がミスって突入、モノレール同士で接触事故を起こしてたりして…
ここまで特殊なギミックにするなら、もうちょい他で何とかならなかったんでしょうかねぇ(^-^;



スペースニードルとモノレール…レトロフューチャーですなぁ!!
まるで「ジェットソン」の世界をそのまま三次元にしたかのような、60年代に描いた未来がそこにあります。





これは2002年8月に撮った写真。
当時は青編成=白と紺のラッピング広告、赤編成=真っ白!という姿で、正面の切り文字も無く、何だかのっぺらぼうでした…。

開業から半世紀を迎え、登場時の塗装に戻った老兵モノレール。
これからも末長く、スペースニードルとともに未来都市シアトルの顔として走り続けて欲しいですね。
もう一つのストリートカー


シアトルには前回アップしたLRTの他に、郡営のストリートカー(Streetcar)も走っています。
シアトルのストリートカーと言えば、オーストラリア製の旧型電車が走っていたウォーターフロント・ストリートカー(Waterfront Streetcar)が有名でしたが、それとは全くの別物で、2007年12月に開業した新しい路線です。
休止中のウォーターフロント・ストリートカーと区別する為に(?)「サウス・レイク・ユニオン・トロリー(South Lake Union Trolley)」という名前が付けられたのですが、この頭文字を取って略すと、いわゆるピー音が入る放送禁止用語になるので、全米でネタにされてしまったとかwww





LRT、トンネルバス、モノレールが集まるサウスセンターから、ユニオン湖の畔にあるフェアービュー&キャンパスドライブ(Fairview & Campus Drive)までを結んでいて、



こんな感じに、行きと帰りで違う通りを走ります。
総延長はたったの1.3マイル(約2.1キロ)しかなく、夕方のラッシュ時だと言うのにガラッガラです(汗;



券売機は車内にあります。
信用乗車システムなのに無札で乗ってしまうのは何かヘンな感じがするのですが、電停に券売機が無いので、乗ってから買うしか無いのです(^-^;
運賃は全線均一2.50ドルで、2時間以内ならストリートカーを往復乗ったり、同じ郡営バスに乗ったりできますが、LRTは会社が違うので乗れません。
お客さんの流れを見ていると、車内で切符を買っている方は皆無なので「ちょっとそこまでだけど、そのままバスのチケットが使えるから乗る」的な、バスありきの利用が大半を占めているようです。
いっそLRTも共通にしてしまった方が、見てくれだけでもお客さんが増えると思うのですが…。



車両は3両1ユニットの連節車で、赤、紫、オレンジの3編成あります。
写真の編成はオレンジ色の302Fで…

って、どこからどう見ても広告塗装ですね、本当にありがとうございましたorz



赤色だった301Fも、バンパー部分を残して広告の餌食に…orzorz
沿線の企業や土地所有者がスポンサーになって建設されたというストリートカーですが、さすがにあれほどお客さんが乗っていないとなると、懐事情があまりよろしくないのかもしれません。

ちなみに、広告が貼られる前の姿はウィキペ参照



一旦、引き上げ線へ入って折り返す元赤電。
フェアービューから先、ワシントン大学まで延伸する計画があるそうで、今は道のド真中でプツンとレールが途切れています。

この延伸計画の他にも、既にファーストヒル(First Hill)線という、現在のストリートカーとは接続しない独立した路線の建設が着工していて、2014年に開通する予定とのこと。
都心側は、ウォーターフロント・ストリートカーが走っていた目と鼻の先を通るようなので、今も市内のバス車庫に眠っているという、オーストラリア製の旧型電車も新型に混ぜて走らせたりしたら(個人的に)大喜びなのですがw
バスと共存するライトレール


先週はシアトル(Seattle)を中心に、アメリカ北西部あたりをうろうろしてきました!
以前にもチラっと書きましたが、シアトルは20年ほど前に数年間住んでいた町でして、今回は旧友宅を電撃訪問してみたり、お世話になっていた近所の某日系スーパーマーケットへ行ってみたり、電車撮ったり…と一応、税関ではお決まりの「観光です(キリッ」と言って入国したものの、おおよそ観光客らしい行動を取っていませんwww

あ、電車撮るのはいつものことですね。

さてさてそんな久しぶりのシアトルで、特に楽しみだったのが2009年7月から走り始めたLRT、セントラルリンク(Central Link)です。



セントラルリンクは、シータック空港(SeaTac/Airport)とダウンタウンのウェストレイク(Westlake)の間を結んでいます。
所要時間はバスの約半分!ととても便利になったのですが、肝心の空港駅は空港と直結…と言うよりも、空港の駐車場に直結していて、ターミナルから随分と離れているのがネックです(汗;
紆余曲折を経て今の場所に落ち着いたそうで、その為に空港駅と一つ先のタクウィラ(Tukwila)駅までの区間だけ工事が遅れてしまい、開業日が半年ほどズレ込んでしまいました。



「ORCA」というICカードにも対応しています。
日本ではカードを”タッチ”ですが、アメリカでは”TAP”と言うんですね。





近畿車輛製の連節車!
3両1ユニットで、両端の台車がある部分を除いて低床になっています。



ソードー(Sodo)駅近くにある車庫、とにかく架線柱がド派手ですwww
各駅のデザインも地元ゆかりのアーティストを起用しているのですが、車庫までアートしてしまうとは…!



でもってシアトルLRT最大の見どころといえば、ダウンタウンの地下区間。





電車とバスが同じホームへやってくる!!

もともと「トンネルバス」と呼ばれる、バス専用の地下道だったところへLRTを通したので、こんなことになってます。
電車とバスが地下のトンネルで共存しているケースは、世界広しと言えどもシアトルだけではないでしょうか。
とてもユニークなシステムですが、少し残念なのはホームが排ガス臭いこと。
以前はトロリーバスが出入りしていたので問題なかったのですが、LRT用のと混線してしまうのか、今ではバス用のトロリーを外して、普通のディーゼルバスが乗り入れて来るので、地下空間に排ガスが充満するようになってしまいました…orz
将来を見越して敷設したレールも、設計ミスと計画変更で、2年間トンネルを休止して改修せざるを得なくなったりと、特殊なシステムゆえに苦労が絶えないトンネルバスです。