> 私鉄屋雑記帳 2011年04月
プロフィール

三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

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台湾で鉄路迷! #12 ~烏樹林製糖~


高雄から自強号に乗って1時間ちょっと、新営というところに来ました。



ここでも宿営車を発見。しかも2両も…!



新営駅に着く直前、またも製糖鉄道と思しきナローゲージを見つけてしまったので、ちょっくら寄り道してみると…なんと3線軌条!?



先へ進むとヤードが広がっていました。製糖鉄道(762mm)と台鉄(1067mm)の授受線があったのでしょうか。跡地は公園(?)のようになっています。



手押しのトロッコが一台、ポツンと置いてありました。即席の遊具…なのかコレは?
ちょっと重いですが、ちゃんと車輪も回るので押して遊べますvv



ホームと駅舎も残っています。
かつての新営は製糖鉄道のちょっとしたターミナルで、学甲線、布袋線、そして北側の少し離れた場所にある北新駅(”北新営”の略でしょうか)から烏樹林線が伸びていたようです。旅客営業は1979年廃止だそうですから、定期的に手入れされているんでしょうね。

***



さて新営の駅前からタクシーを拾って、本題の烏樹林製糖へ辿り着きました。まずはレトロな木造駅舎が出迎えてくれます。
烏樹林は駅から少々離れていて、前日に行った橋頭製糖に比べると不便なのが難点ですが、いまの五分車ブームの火付け役で、数ある製糖鉄道のなかでも観光化の元祖!見ておきたいクルマが眠っていることもあって、ゼヒとも押さえたい場所の一つでしたーvv



たくさんの軌道が交差する構内。これを見ただけでもワクワクしますが…





一番会いたかったのはコイツ、勝利號!!

旅客営業があった時代、新営周辺で活躍していたディーゼルカーです。小柄な車体にシル・ヘッダー、そして一段降下窓…!!なんだか日本の地方私鉄の駅で電車を待っていたらひょっこり現れそうな、親しみやすい姿をしていますね。三条、この手のデザインに弱いんですよwww
同型車は台湾各地の製糖鉄道で活躍していたようですが、今も動態保存(!)されているのは勝利號だけだそうです。



車内には入れませんが、窓からカメラを潜り込ませて一枚。
内装もどことなく日本風ですが、座席にモケットが無いのはちょっと…(^-^;



勝利號の他にも、製糖鉄道で活躍した怪しいぃクルマたちが多数保存されています。
まずは、お馴染のディーゼル機関車。橋頭と同じ渓州牌ですが、塗装が違いますね。



日本製のロッド式機関車も!



おぉ、コイツも橋頭に居たけど…塗装も表情も微妙に違うvv



あれ?あなたは以前、箱根の山でお会いしませんでしたかwww





なんだか日本の私鉄電車を小さくデフォルメしたようなのも…。



これぞ1/1Bトレインショーティーwww



有蓋貨車。烏樹林ではサトウキビ以外のモノも運んでいたんでしょうか。



南の島で余生を送る岳南鉄道モハ1100形(笑)

そうか、台湾でナローゲージの客車に改造されて活躍していたのか…って、冗談ですよwww
ずいぶん荒れていますが、阿里山森林鉄道の客車だったようです。車体に薄らとロゴマークが確認できました。



車内も荒れ放題ですが、現役時代にリニューアルが行われたのか意外と近代的。
バス窓は下半分が横引きの開閉式になっていて、日本では見慣れない形態ですね。



こんな感じで、編成を組んで展示(放置?)されています。いずれはレストアして、本線を走行して欲しいですなぁvv

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台湾で鉄路迷! #11 ~橋頭製糖~
台鉄本舗と捷運目当てで訪れた橋頭ですが、何やら車窓に怪しいぃ~工場とナローゲージを発見してしまったので、橋頭から一つ目の橋頭糖廠駅で降りてみることにしました。



橋頭糖廠の名の通り、駅周辺は「高雄糖業文化園区」という、製糖工場の跡地を利用した公園になっていました。喫茶店やアスレチックなんかもあって、観光地というよりも地域の憩いの場という感じ。
ネットで下調べしたときにチラっと”橋頭製糖”の名前だけは見かけた…んですが、まさかこんなに駅近だったとは。ほぼ予備知識ゼロでの訪問です。

既に西日が傾き始めていたので、まずはナローゲージだ!ナローゲージはどこだー!?と公園内をウロついていると、台湾糖業博物館というところに辿りつきました。



じゃん♪

もともとヤードだったと思しき開けた場所に、機関車や貨車が勢ぞろい!!
軌道の間には花も植えられていて、ちょっとした庭園のようになっています。



オブジェみたく、庭園に溶け込む機関車たち。
ちゃんと手入れされていることももちろんですが、何よりもお客さんが多くてビックリ!訪れたのが土曜日ということもありますが、フツーに家族連れから学生グループまで、貨車に乗って記念撮影してたりしてます。日本だったら遊園地やショッピングモールへ行く客層だよなぁ。
もともと、斜陽化した製糖鉄道を試しに観光化してみたら、これが予想以上にヒットした…というのが”五分車ブーム”のきっかけだったそうです。こういうの、日本だとなかなか一般人受けしないので、老若男女に浸透しているところを見ると改めて驚かされますね。
台湾では、そういったアミューズメントパークの類が少ないからこそ…なのかもしれないけれど、作り物ではなくてホンモノに触れ合う機会のある台湾の方が、ためになるよなぁ。なんて思ってしまいます。



そんなワケで解説も初心者にわかりやすく、そしてしっかりと(笑)
展示されている機関車は、蒸気機関車を置き換えるため、1956~57年にアメリカの「渓州牌柴油機車」というメーカーから購入したのだそうです。
なんと日本語バージョンの解説もあるんですが、なかなかガイドブックに載っていないところなので、製糖鉄道目当てで橋頭へ観光に来る日本人は(一部の物好きを除いて)そう多くないハズwww



オレンジ色のDLが大半を占めていますが、一台だけSLも展示されていました。



こんなのも居ましたvv ユーモラスな姿をした業務用の黄色いモーターカー。



捷運と製糖鉄道!台湾の鉄道風景の過去と未来ですね。





機関庫の中も自由に見学できます。
一台だけ色違いの黄色い機関車が休んでいますが、コイツは南州製糖から来た助っ人だそうです。橋頭の機関車は年式が古いので、何かあった時のための予備なんでしょう。



得体の知れない歪んだカゴ車も。展示されてるんだか、放置されてるんだか…(^-^;
「道班房」というのは、保線小屋のことを差すようです。



機関庫からさらに奥へ進むと、少し開けた場所に出ました。
ここにも機関車がゴロゴロと置いてありますが、かなり錆び錆び…ところどころ部品が無くなっていたりしているので、部品取り用かもしれません。
それにしても橋頭糖廠、放置してあるヤツも含めると20台以上の機関車が残っているようですが、現役時代には一体何台の機関車が行き来していたんだろう…。
足元には、風化したレールがいくつも埋まっています。かつて、ここにサトウキビを満載にした貨車がずらーっと並んでいたんでしょうね。



上から順に車番、台湾糖業公司の社紋、所属略号(?)、銘板。
右から左へ読むところに時代を感じます。

機関車だらけの橋頭ですが、殆どが(というか南州からの助っ人君を除いて全て?)渓州牌製のようです。



運転台にも、お邪魔してみました。



でもって、こちらが製糖工場。廃工場をまるまる博物館にした、橋頭の目玉商品です。



博物館と言っても、見学コースが作られている以外は殆ど手つかずのまま。この方がリアルで良いですよね。
なんだか廃墟に侵入している気分ですが、これは合法ですよwww



最後に、観光列車乗り場へ行ってみました。捷運紅線の橋頭糖廠駅と直結しているので、おそらく台湾で一番手軽な製糖鉄道でしょう。
ちょうど最終便の出発間際でしたが、翌日も別の製糖鉄道へ行く予定なので今回はパスしました。

台湾で鉄路迷! #10 ~もう一つの捷運~
怒涛の勢いで増殖する(!?)台北の地下鉄をupしましたが、台湾にはもう一か所、地下鉄の走っている街があります。台湾で2番目に大きな街、高雄です。



2008年に開通したばかりの高雄捷運。3年目にして、南北に走る紅線(レッドライン)と東西に走る橙線(オレンジライン)の2路線、その総延長は42.7kmにまで達しています。
将来は地下鉄のフィーダーとしてライトレールやBRTの建設も予定されているらしく、これまたウィキペディアには壮大な未来予想図が…

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:KRMJP.jpg

環状線のLRTとかロープウェイとか、もう何でもあり。台北にも負けない勢いですvv
しかし駅名は…仮称なんでしょうけど「漢神百貨」や「家楽福」(カルフール、日本にも一時期ありましたね…)など、ネーミングがそのまんま過ぎwww 
日本で「阪神百貨店」「ダイエー」なんて駅名があったら、笑うしかないな。



紅線の始発駅、橋頭火車站は台鉄橋頭駅と隣同士。
写真には写っていませんが、このすぐ左手に以前upした台鉄本舗橋頭店があります。



クルマは紅線、橙線共通で一形式のみ。3両編成で台北よりも若干小ぢんまりしていますが、それでも車体長は21.9メートル、車幅は3.15メートルもあります。
…ということは、地元の某緑線(4両編成)よりも長いのかwww



車内はプラスチックのロングシートが並んでいます。吊革がオシャレ!



乗ったクルマは偶然ゾロ目でしたvv



路線図。紅線のうち、橋頭火車站~南岡山の一区間は開業していません。
当初2010年に開業予定と発表されていましたが、予定が遅れることに定評のある台湾では、ここも例に漏れず2012年に延期したようです(^-^;



並走する台鉄の車内から見た、南岡山付近。車庫があるので、既に電車は走ってたりします…
が。駅舎らしき建物は見当たりませんでした。果たして、2012年に間に合うんだろうかwww



橋頭火車站から7つ目の世運までは高架です。
紅線自体も開通して3年足らず、まだまだ沿線には空き地が目立ちます。いつぞやの港北ニュータウンみたい…。



三多商圏駅。地下駅では立派なホームドアに覆われています。



ホームは将来を見越して6両編成分あるので、半分のドアは締切りです。
高雄捷運は殆どの駅が島式ホームなんですが、混雑を分散させるため(?)上りと下りで停止位置をずらして千鳥配置になるようになっています。



紅線と橙線が交差する美麗島駅。コンコースは、円形の巨大なステンドグラス張になっています。ここのちょうど真上はロータリーになっていて、地上から地下まで円形で統一してあるんですよ!
高雄の中心地だけあって、めちゃくちゃ造りに凝ってます。これだけ凝ったもんだから、例のよって工事が遅れてしまい、紅線が開通した当初は通過扱いでした。台湾らしいエピソードですねvv
フィルム時代みたい…



相棒の一眼レフを修理に出しました。

どうも広角レンズの調子が悪いです。先月の台湾遠征のときから、ちょいちょい気になっていたんですが…。今朝、遂に相鉄を撮影していたとき、MFでないとピントが合わなくなってしまいました。
どうやらレンズの方が不調なようで、今日の撮影は構図を工夫して望遠レンズだけで凌いだものの、すぐに横浜のサポートセンターへ持ち込んで、そのまま預けて帰ってきました。本体のクリーニングも依頼したので、カメラごと一式です。

メモリーカードは手元にありますが、普段カメラにUSBケーブルを挿して取り込んでいるので、本体がないと読み込めません。あぁ今朝の7005編成は8連の代走で、8連快速にはアレが入ってたんですが!!収穫の確認は、修理して帰ってくる1週間先までお預け。
一応、その場で画像の確認はしてますが…このワクワク感。なんだかフィルム時代に戻ったみたいで、懐かしいですね。早くパソコンへ取り込んで、大きな画面に”現像”したいvv


というワケで、今回は撮り溜めた写真のなかから、お茶を濁してみます。





7000系。8連口には、新しいJRタイプのアンテナが取り付けられているのを確認したので、暫く安泰のようです。
果たして彼らは、直通運転開始まで生き残れるんだろうか…いつも横浜付近で並走している姿を見ると、どうもコイツがJR車と同じ線路を走る姿は想像できないんですがwww



今でこそ8連ばかり、各停で隠居生活を送る7000系ですが、数年前までは10連も当たり前でした。
容易に編成を組み替えられるので、写真の編成は中途半端にシングルアームと菱形パンタが混じっています(^-^;



こんな写真も出てきました。新7000のグリーンボックスです。
そういえば、新しいCIが青とオレンジだからか、最近の相鉄はグリーンという名前を使わなくなった気がする…。



7000系のそっくりさん。
旧型国電がアルミのカルダン車に化けた…とか、一世代前の相鉄はゲテモノの宝庫でしたねwww
台湾で鉄路迷! #9 ~六塊セキ駅で撮り鉄する~


再び台東駅です。
南廻線沿線では一番大きな街なので、今回は台東に宿を取ったんですが、これがなかなか不便でした…。市街地が、駅から随分と離れてるんですね。



というのも今の台東駅、もともとは卑南という単なるローカル駅だったそうで、昔はもっと市街地寄りに旧台東駅がありました。ところが、後から出来た南廻線は卑南駅から分岐することになり、車両基地などを旧台東駅から移設したうえで台東新駅へと改名。盲腸線と化した新駅~旧駅間は次第に寂れて行ってしまい、数年後には廃止されてしまったとさ…。という流れなので、台東(新)駅前にはなーんにもありません(汗;
一応、駅前から市街地行きのバスも出ているようですが本数は少なく、前日は夜の8時で既に終バスが行ってしまったあとだったので、タクシーを使いました。南廻線の旧客目当てであれば、枋寮あたりでマルヨした方が遥かに便利ですorz



ただ、どうしてもDR2700の走行シーンを押さえたかったので、スケジュールを組む上で台東泊は避けられなかったのも事実…。
うーん。今回は客車と環島を優先してしまったんですが、DR2700にも乗りたかったなぁ。東急7200のパーツを使った車体に、伊豆急100系の顔を張り合わせたようなデザインが堪らなくカッコイイです。

今度は玉里で一泊しようvv



さて、今日も南廻線で一山越えて西海岸へ抜けます。枋寮までは昨日も乗った区間なんですが、今日は自強号です。普快車に比べるとモノ凄く速く感じますねーvv

自強号は高雄の一つ先の新左営まで行く列車でしたが、件の”復興号型区間車”を撮りたくて、途中の屏東で下車。すると…



貨物列車に遭遇~!ホント、台湾の貨車はゴテゴテしていて良いなぁ。

…おや?後ろの方に、何やら形の違うクルマを引っ提げてるぞ??



!?



何ですかこれwww

このオレンジ色をした客車…台鉄の少し規模の大きな駅であれば、必ずと言って良いほど側線にポツンと佇んでいるので、一体全体コイツは何者なのかと気になっていたんですが。どうやら”工程宿営車”という、保線区の皆さんが寝泊まりするクルマのようです。
…ということは台湾唯一の寝台車か(笑)
ちゃんと冷房化改造も行われているようで、クーラーの室外機も見えます。どう見ても家庭用ですがwww

まさか白昼堂々出動(?)する姿を拝められるとは思いませんでしたー。なんだか貨客混合列車みたいで、ステキですねvv



屏東で区間車に乗り換えて、一つ目の六塊セキ(”がんだれ”に昔)というところで降りてみました。なんと無人駅…!!
緑に囲まれた長閑な駅で、優等列車は当然のように通過してしまいますが…屏東線のうち屏東~高雄間は電化されていて、区間車だけでも毎時3~4本程度走っています。途中下車して復興号型区間車を撮るなら、屏東以西で狙うと効率が良いです。



さっそくキョ光号がやって来ました~。真ん中の3両は先住民族のラッピングカー!



続いてEMU500による区間車。
高雄近郊ではスネ夫や南非製の釣りかけ電車は走っていないようで、通勤電車といえば、この顔ばかりなんですが…実はEMU500の他にパワーアップバージョンのEMU600という、500のそっくりさんも混ざっています。その微妙~な違いを、現地の鉄路迷さんが詳しく解説しているサイトがあったので、リンク張っておきますねvv

http://emu300ct.myweb.hinet.net/index/trapcs/tpk_cars/32200s.htm



そして、お目当ての復興号~!!
やっぱり客レは良いですなぁ。一枚上の電車と比べてみてください。近代的なVVVFの通勤電車と、手動ドアの客車…これで同じ運賃、停車駅というも不思議ですね。電車よりも客車の方が若干遅いんですが、その代わり快適なリクライニングシートを備えています。

ちなみに時刻表の上では同じ区間車扱いですが、枋寮発着の列車番号が3ケタのものは全て客レなので、簡単に見分けることができます。



振り返ってもう一枚!椰子の木が南国してますね。
実際、温帯気候の高雄は台北よりもかなり暑いです。3月上旬でも30度を越えてしまいます。この日は天気も良くて、日本から着てきた黒いジャケットが容赦なく熱を吸収する…(汗;
このあと乗った区間車(もちろん客レの方♪)には、クーラーが入っていました。



鳳山駅で仲良く並ぶ旧型客車たち。
奥の客車は青いままですが、ホロから洗濯物を吊るしてあるので、余ったクルマを宿営車として使っているのかもしれません。
台湾で鉄路迷! #8 ~客車の楽園!枋寮駅~


台東を出てから、きっかり2時間で枋寮に到着~。終点での儀式、サボの差し替えも日本と同じですw





この日の運用は、これでお仕舞い。一旦高雄方の本線に出て、推進で側線へと入換えします。





翌朝の台東行きに備えて、機関車を付け替えれば準備完了!お休みなさい。


…というのは客車の視点。
機関車には、このあと大きなイベントが待っていましたwww



のろのろと構内を移動するDL。向かった先は…



転車台!

まわるーまわるー!!
そういえば台鉄のDLって、常に前を向いていますよね!日本だったら小回りの効く両運転台が当たり前ですが、コイツは片方にしか運転台が付いていないらしい…さすが美国(アメリカ)製www
そんなワケで、台鉄では主要駅に転車台を備えています。なかなかホームから眺められる位置には無いんですが、枋寮のそれはもう眺め放題のベストポジションで、ぐるっぐる回ってますvv



さて。ホームの方へ目をやると、何やら青い復興号が止まっています…が。これ、余った復興号客車を使った、屏東線の区間車なんですね。
ボロがどんどん南へ下がっていく現象は、規模的にもJR九州とイメージが被ります(笑)
まぁ、ボロと言っても復興号が廃止されて余っただけなので、客車はそれほど古ぼけた感じはしません。ただし、次位の電源車は



めっちゃ歪んでますがwww

いくらお客さんの乗る場所じゃないからって、これはヘタり過ぎやろ!
事故って歪んだアイツと良い勝負だぞwww



でもって復興号客車の方にも、ところどころ台鉄クオリティーが見え隠れ…
区間車の種別は入ってなかったんでしょうねーwww



区間車では「女性優先車」が設定されていて、客車のコイツも例外なく表示されています。
なんだか女性専用車なんて日本みたいだなー、と思ったら…女性専用車ではなくて女性優先車。時間帯も朝晩とだけで明確な時間が書かれていませんvv
そもそも張り紙自体、とりあえずワープロで作りました的な感じのペラ紙だったり…。



そんな、やっつけ感たっぷりの”復興型区間車”ですが、まがりなりにも元優等列車。車内はリクライニングシートが並んでいて、ロングシートの電車よりも快適です!



気動車の自強号を除いて、全て客車で運行されている枋寮駅。1時間ほどの滞在でしたが、入換えからターンテーブルでの方転まで、客レの醍醐味を一気に味わえました~vv
台鉄でも、台北や高雄などの大都市近郊では分散動力化が進んでいますが、ここは客レにとって最後の楽園ですね!!

折り返しキョ光号の台東行きに乗って、枋寮を後にしました。
桜と節電ダイヤを観察する。


今年も桜の季節がやってきました!
どんなことがあろうと、当たり前のように巡る季節に強さを感じます。
様々な意見がありますが、花見の自粛はしません。しちゃいけない。

そういえば、池多摩線のぼろステンレスカーと桜のコラボは一度も撮ってなかった…というワケで、今年は石川台~洗足池の切り通しへ行ってみました。







ここ、満開の桜と電車を俯瞰で…というロケーションは最高なんですが、陸橋からだと金網越しになってしまう点、ちょっと残念かも。目が細かいので、一眼だとかわすのに一苦労…orz
日中は節電ダイヤで通常の8割運行、ということは運が悪いと新車ばかりということもあるのか…と、撮影地に着いた時点で新7000と1000が連チャンで来たこともあって、不安も過りましたが(汗;
結果は御覧の通り!万遍なく運用に入っていました。



多摩川線も8割で運行中。


***




…以下、東急各線の節電ダイヤから目立ったものをピックアップしてみたいと思います。



まずは、ごっそりと削減されている大井町線から。
他線が日中でも8割方の本数が維持されているなかで、平日の日中と土休日の終日、急行と二子玉川~溝の口間が運休に。もちろん同区間は田園都市線と並走している箇所なので、全く電車が来ない…ということはありませんが(^-^;





でもって、運休中に見られるのが二子玉川行き!
通常ダイヤでは、終電でのみ設定されている行先です。二子玉川は長らく終点だったので、それほど違和感は無いないんですが…”緑各停”なのがミソ(むしろ、未だに溝の口行きが馴染めてないというvv)



また平日の10時台には、1本だけ急行二子玉川行きも設定されています。
急行は、この列車をもって夕方まで一旦運休に…。



一方、東横線では湘南新宿ラインとの兼ね合いもあって(?)昼間にも特急が運転されていますが、通常の半分を運休させて30分ヘッドに間引かれています。それでいて各停は、日比谷線直通が運休している以外通常ダイヤのままで、本来特急と緩急接続する駅では時間調整が発生しています。運悪く、この”カラ待避”各停に当たってしまうと、普段よりもずいぶん時間が掛かる気がしますね(^-^;
少しダイヤをいじって、元住吉待避にすればマシになるのに…と、イライラしてしまいますが、思えば東横特急がデビューする前は菊名から渋谷先着の各停なんてざらで、桜木町~渋谷を一度も抜かされない各停もあったワケで、慣れって恐ろしいなぁと思いますvv

ところで、日比谷線直通を運休させつつ、ラッシュ時は通常と同等の列車本数を確保している東横線。日比直スジも渋谷行きへ振り替えて運転していますが、そうすると20m車が足りません。そこで、お呼びが掛かったのが…



1000系www

通常では姿を現さない1000系が、代官山を占拠したの図。ここのところ毎朝、渋谷入線を果たしています…というか、この運用でしか節電ダイヤ中は動けない(汗;
まぁ、もともと稼働率の低い子でしたが…。



地下化工事中の代官山~渋谷間を走る武蔵小杉行き。



いつもなら、隣の線路を走っていたのに…。
折り返しは武蔵小杉まで営業して入庫する列車と、渋谷から直接回送される列車の2パターンあります。



改札機も節電中…。
あれほど騒がれた計画停電はどこへやらですが、これからの季節はクーラーが心配ですなぁ(汗;


***




おまけ…多摩川駅前で見かけた教習車。これも春の風物詩ですね。
地元の東急バスでは、教習車に誤乗防止の黄色いサボが付いていたんですが、このクルマはLED表示のみ。営業所によって表示方法が違うのかも…?

台湾で鉄路迷! #7 ~普快車354次に乗る~


遥々来たぜ台東!いよいよ今回の旅のメイン、旧型客車に乗りますよー。



さっそく目の前にはブルーの客車が…!!
これが354次か…と思いきや、側面に「代用行李車」の文字。余った通勤客車を荷物車へ改造したクルマでした。



ドアが開きっぱなしだったので、ちょっとお邪魔して一枚vv
代用行李車の車内は、駐輪場のようになっています。ちゃんと車輪止めも付いているあたり、日本のより進んでるな~と思います…比較対象が変ですか。



長~いホームの真中に、ちょこんと止まった2両の青い客車…



ついに憧れの旧客とご対面…!!!

あぁ、青い車体に白い帯を巻いた非冷房の鈍行客レ。
かつては台湾全土を走りまわっていたという旧客たちですが、ここ台湾でも近代化が進み、2011年4月現在は台東から枋寮までの南廻線を走る、僅か1日2往復の普快車を残すのみとなっています。



手書きのサボ…車体も随分くたびれていて、そこらじゅうに補修した跡が。



2両編成のうち、枋寮方の1号車は35SPK32700形という日本製の客車でした。
長ったらしい形式名ですが、これは35トン級、SP=2等客車、K=緩急車という意味だそうで、日本風表記するとオロフ327形?うーん、ロ座を名乗るには少し庶民的すぎる気がしますが(笑)
とりあえずスハ44っぽいので、以下スハ君と呼ぶことにします。



2号車はインド製の通勤客車。代用行李車と同じ車種で、40TPK32200形というそうです。日本の国鉄式に当てはめるとスハフ322形…
これも長いので、インド君と呼ぶことにしましょうvv



台東を出発してすぐ、車内検札が始まりました。
といっても乗客は殆ど居らず、たったの2両なのですぐに終わってしまいますが(^-^;



康楽という小さな駅に停車。長閑な駅ですが、ちゃんと側線に貨車が止まっています。
非冷房の客レと、黒い有蓋貨車…日本の国鉄時代を知らない三条にとっては、なんだか昔の日本の写真を眺めているかのようですね。ここは異国のはずなのに、不思議な懐かしさを感じます。



途中の太麻里駅で、台東行き普快車と交換しました。
あちらもスハ君とインド君の2両編成。形式を混ぜて使うのには、何か意味でもあるんだろうか…。
インド君は一丁前に自動ドアを装備しているので、車掌さんのドア操作が必要。というところを見ると、明らかに効率悪い気がするんですがwww



インド君には、業務用の荷物(?)も積まれていました。



南廻線は比較的最近に開通した路線ですが、沿線人口は少なく廃駅もちらほら…。
この付近は対号(優等)列車が大半を占めていて、極端な北陸本線や函館本線のようなダイヤが組まれています。台東~大武の間は、各駅に停まるタイプのキョ光号が何本か運転されているものの、それすら止まらない大武~枋寮の小駅は、一日2往復の普快車しか停車しませんwww



反面、台鉄屈指の秘境路線ということもあって、眺めは最高!!
”南廻線”の名のとおり台湾の南端、先が尖っている部分を横断するので、暫く太平洋を左手に見た後、峠越え区間に突入します。



峠の長いトンネルを抜けると、そこは…月台の無い秘境駅だった!?

駅舎のような建物には枋野号誌站(=信号所)と書かれています。なーんだ交換待ちか…と思って、前の方を眺めていたんですが対向列車は来ず。結局、関係者と思しき方が下車してだけで出発してしまいました。
まわりを見渡しても、家一軒すら見当たらない秘境の地。ここへ通じる道路も整備されていないのか、従業員の足として普快車のみが運転停車しているようです。



枋野の出て暫くすると、今度は車窓に東シナ海が!峠を抜けて沿線も少しづつ活気付いてきます。



冷気平快車…!!

枋寮の一つ手前、加祿駅の側線にずらーっと放置してありましたー。大量の貨車とともに、十数両は止まっていたかと思います。
冷気平快車は旧客に冷房を乗っけたゲテモノでして、冷房の有無以外は基本的にスハ君と同じ。そのクセ冷房があるからと、復興号運賃を取っていたところ案の定不評だったらしく(笑)2008年までに全車が運用を外れました。
まさか、こんなところで眠っていたとは…。

台湾で鉄路迷! #6 ~バス窓キハと池上弁当~


翌朝も、前日と同じように台北から自強号。といっても今日のは非電化区間へ直通する列車なので、PPではなくディーゼルカーです。台北から池上まで、ちょうど4時間の旅。
電車に比べて足の遅いことを考慮してか(?)1079次は、松山を出ると花蓮まで2時間以上ノンストップ!という、自強号の中でも一番停車駅の少ない列車です。



海ー!!

宜蘭を過ぎたあたりから、景色が良くなります。これだったら海側の席が良かったなー…なんて思いつつ。
実は山側の席にも、とっておきの車窓が待っていましたー。



おぉ…!



おぉぉ…!!

山側は機関車貨車スイッチャー見放題ww
それもこの界隈では、ほぼ各駅毎に工場や側線が…。そうか、これが台鉄の日常なのか!!瑞芳で見た入換えも、決して珍しいことではなかったんですね。ゼイタク過ぎるぜ、台鉄。
でもって、これだけ沿線に工場があれば、貨物列車の本数も半端ないです。感覚的には、秩父鉄道のそれに匹敵するんではないか!?って思うほど頻繁にすれ違います。



花蓮では、DLに牽引されて来るEMU500と遭遇…。ここは電化区間なのに何故!?



台北を発って2時間以上が経過。ちょっと手持無沙汰になったので、車内を偵察してみました。
今回乗った自強1079次、もろに朝ラッシュのピークだったこともあって、立ち席(自願無座)が出るほどの混雑ぶりで台北へ入線してきましたが、殆どは通勤通学のお客さん。台北か次の松山で下車してしまい、座席の半分が埋まる程度になりました。花蓮ではさらに減って、ご覧のとおり。



こんなの見つけました~!
デッキに無料で利用できる冷水機があるんですが、そこで配布されている紙コップが妙に立派。お土産に貰って帰りましたvv



玉里駅でDR2700形と遭遇!台鉄では現役最古のディーゼルカーです。
花東線の朝夕ラッシュ時に数往復だけ走るので、昼間は寝ていますが…。
ちなみに一番手前のクルマは1編成だけ居るリバイバルカラー車で、黄色の警戒色が塗られていません。ラッキー!!



近い将来、電化が予定されている花東線。沿線には、既に架線柱のようなものがちらほら。
ここを電車が走るようになったら、きっとDR2700も、南廻線の旧客も消えてしまうんだろうな…



池上に到着~。
#2で台湾の駅弁について軽く触れましたが、数ある駅弁の中でも特に有名なのが池上の駅弁です。台湾の人たちにとって、駅弁と言えば池上、池上と言えば駅弁なのだそうで。
ホームでの立ち売りもありますが、ここはゼヒ降りて訪ねたい場所がありました…!!



お弁当屋さんが軒を連ねる駅前の通りを、まーっすぐ5分ほど歩いた先にある「池上飯包文化故事館





目印は青いバス窓キハ…!!

かつて花東線がナローだった頃にデビューした、DR2000というディーゼルカーが2両、静態保存されています。後年、花東線の狭軌化とともに改軌されたDR2000ですが、車体はナロー時代のままなので、なんだかキハ10をちっちゃくしたような、日本人にも懐かしく感じるデザインですね。なんと言ってもバス窓が堪らん…!!





転換クロスが並ぶイートインコーナーwww
この日は平日と言うこともあって、お客さんは疎ら…



DR2000の車内でも食事ができるようになっています。三条も…もちろん車内で頂きましたwww



何種類かあるうち、一番オーソドックスな(?)ご飯の上に骨付きの豚肉、野菜炒め、味玉、そして高菜のような漬物が載った弁当をチョイス。このボリュームで75元、日本円に換算して200円ちょっと。安い!そして旨い!!バス窓キハの車内で食べると、さらに旨い!!!



DR2000のあだ名は、ドラえもんwww

小叮ダン(口へんに當)と書いてドラえもん。
こういうのって、誰が最初に名付けるんでしょうね。今の車体色も充分ドラえもんっぽいですが、さらにDR2000の旧塗装が黄色と白のツートンカラーだったので、これもドラえもんの旧塗装(笑)と一致するというオマケまで付いてるんですよ!ネーミングセンスが素晴らしいvv
そしてコイツといい、スネ夫(EMU700)といい、どんだけドラえもんが好きなんだ台湾www

ちなみに台湾の各地で保存されている”ドラえもん”ですが、そのうち客車化された数両は、今も台鉄に在籍しています。以前、七堵の車庫で見かけたバス窓キハもコイツの一族だったんですねー。
時々イベント列車などで本線を走るようで、youtubeに最近の走行シーンを発見してしまったんですが、本線用の大型DLに牽引されるナロー用しかも気動車改造客車という怪しすぎる編成美に…いかん萌えてしまった///

台湾で鉄路迷! #5 ~延伸続く台北捷運~


怒涛の建設ラッシュが続く台北捷運!前回の訪問から1年ちょっとしか経ってないんですが、その間に南港線延伸部と新荘・蘆洲線の2か所が開通しました~。
ちょっと来ないうちに浦島太郎状態…というと大袈裟ですが(笑)前回持ってったガイドブックが、未だに木柵線の中山国中止まり仕様なのを見ると、ここ数年の変貌ぶりが実感できますね。
まずは、去年の11月に開通した新荘・蘆洲線へ乗ってみることにしました。



真新しい忠孝新生駅。
ずらっと並んだホームドアも、これまでに淡水線や板南線の一部で設置された背丈の低いものではなく、天井まで覆う大がかりなタイプが採用されています。
今のところ、従来の路線とを繋ぐ連絡線は無い(?)ようですが、車両は他の地下路線と共通で、銀にブルーの帯を巻いたアイツがやってきます。



将来を予感させる接近表示vv
今は忠孝新生~蘆洲で1本の路線のような姿をしていますが、工事中の大橋頭~廻龍が開通すると廻龍までが新荘線、蘆洲行きは大橋頭から分岐する支線扱いになる予定です。



台北捷運で、もうひとつ気になる路線があります。衛兵交代で有名な中正紀念堂から、台北で一番の繁華街、西門までを結ぶ、たった3駅の支線「小南門線」です。
この小さな支線へ乗る為に、民権西路から淡水線で中正紀念堂へ…



ホーム広っ!!

中正紀念堂駅。御堂筋線っぽい贅沢な造りですねvv
あまりのだだっ広さに上から眺めてみたくなって(笑)一旦改札階へ上ると、ちょうど西門行きの電車が入線してきました。向かい側のホームには淡水方面行きの電車が入って来るので、小南門線→淡水方面、新店方面→小南門線は対面で乗り換えができるようになっています。
支線と言っても都心部を走るので、ホームは小南門線を待つお客さんで溢れかえっています。これなら、もっと本数増やせばよいのに…と思ってしまいますが。実は小南門線、物理的に本数を増やせないんですね。



使われていない4番線。
中正紀念堂駅は2面4線で、ホームが上下にある2層構造になっています。↑のだだっ広いホームが1、2番線(地下2階)、その下に3、4番線(地下3階)があって、3番線は新店方面行きとして使っていますが、4番線はご覧のとおり。
他の2駅もホームは片側しか使っておらず…つまり小南門線は暫定的に単線扱いで、1編成が行ったり来たりしてるだけなんですねwww
片道5分として計算しても、折り返し時間諸々合わせて現状の12分ヘッドが限界という…。



一方の終点西門駅では、使われていないホームが留置スペースになっていました。
朝ラッシュ時に、板南線の西門→市政府間で区間列車が走るそうなので、それ用のクルマでしょうか。



2011年3月現在の路線図。
小南門線、いまは小さな支線でラインカラーも薄い緑色をしていますが、近い将来は西門から松山方面へ延伸して、新店~小南門~松山という緑系統の一部に組み込まれるそうです…まぁ路線図を見ても、なかなか実感沸かないですが(^-^;
一方オレンジ色の新荘・蘆洲線は、ほぼ将来像が浮かんできますねvv

ウィキペディアに、分かりやすい図解が載っているのでリンク貼っておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:TRMJP.jpg

この路線図も、数年後には様変わりしてるんだろうなぁ…

震災復興列車で活躍するDD51に想いを寄せて
既にテレビなどでも報道されているとおり、鉄道による被災地への燃料輸送が先週からスタートしました!燃料が足らず、道路も至る所で寸断されて物流が滞っている今、大量のものを省エネルギーで一気に運べる鉄道ほど頼もしいものは無いですね。
そして、その燃料輸送で活躍しているのが西から応援に駆け付けたDD51たち。この機関車、本来なら先月のダイヤ改正で引退する予定だったんですが…





赤川鉄橋を渡るDD51。
百済付近が電化され、この光景は過去のものになってしまいました。

実は今回の記事、先月のダイヤ改正で一番心に残った出来事だなぁ…と思い、改正当日にupしようと写真のレタッチだけ済ませていたのでした。震災でそれどころではなくなってしまったワケですが、まさか復興支援列車として、再びDD51が活躍することになろうとは夢にも思わず…。
そして三条が赤川鉄橋を訪れたのも、かれこれ半年以上前、置き換えの知らせが入る前のことでして、高架化工事が行われている阪急淡路駅の進捗状況を見に行ったついでに「そうだ、いずれ旅客化されるだろうし、工事が本格化する前に赤川鉄橋にも行っとくか…」という軽い気持ちで訪れたのが、最後となってしまいました。



さて、カマはELに変わってしまいましたが、赤川鉄橋自体は今も健在です。





複線分のトラスに、単線の軌道と歩道が仲良く半分こ。
こんな奇妙な鉄橋が、都会のド真ん中に架かっているなんて…。



歩道の方を「赤川橋」と言います。
…そう、あくまでも仮の橋。いつでも撤去できるように、とても簡素な造りをしています。簡素過ぎて、板と板の隙間から水面が見えたりして非常にデンジャラスだったりしますwww
オマケに橋のあちこちに角材で補強した跡が見受けられます。橋自体も相当年季が入っていますが、一体いつ頃から”仮”のまま時が止まっているんだろう…。



足元に気をつけながら(笑)対岸へ渡っていると、巨大な重機を牽引する船と出会いました。
淀川の幅は広く、鉄橋の総延長は600メートル以上あります。



細長くて頼りない鉄橋ですが、近くに他の橋がないこともあって多くの人に利用されています。
旅客化のさいには、赤川鉄橋に並行して専用の人道橋が架けられるらしいのですが、なかなか延伸工事が進まないからか、それともさすがに危険と判断したのか、三条が訪れた直後に改修工事が行われたようです。
あ、もちろん角材の補強が追加されたとか、そんな生温い改修ではないですよwww
鉄製のシートを木材の上に被せて段差を無くす大がかりな(?)工事だったそうで、あのデンジャラスかつワイルドな仮橋の姿もDD51とともに過去帳入りしてしまいました…。
台湾で鉄路迷! #4 ~七堵と汐科駅で撮り鉄する~


瑞芳から台北へ戻りつつ、車庫のある七堵で途中下車してみました。



駅の北側に広がる車両基地。ホームからもばっちり観察できます。
もともと七堵駅は1面2線の小さな中間駅だったそうですが、台北近郊の輸送力強化に対応して、ここ数年で近代的な3面6線(!?)のターミナル駅に化けてしまいました。
その変貌ぶりも凄まじいんですが、一番驚くのは、これら全てが高架のような盛土のような、少し高い位置にあること。車庫も人口基盤の上に造られているようです。



入換え担当のDHL100形。プッシュプル自強号の中間車を牽引していました。
こういう姿を見ると、例えどんなに電車っぽく見えても、やっぱりプッシュプルって客車の一族なんだなーと…



でもってPP自強…ときどき物凄く色あせたヤツが居ます
しかもプッシュプルは車両の組み換えが自在なので、編成中に1両だけ混じっていたりすると半端なく目立つという…一瞬色違いか!?って思うほどwww
確かに朱色系は色褪せし易いと聞いたことがありますが…一応、自強号は台鉄の看板列車なんだし、もう少し退色し難いカラーテープは無いんでしょうかね(^-^;



だだっ広い構内を移動するには、自転車が欠かせないようです。
後ろの青い客車は、12月の改正で廃止された復興号用のもの。



こんなクルマも止まっていました~。台湾唯一の国産ディーゼルカーDR2510形!
ここ最近は、林口線を走っていたそうです。ラッピングにも「桃林開、捷運來」と書かれていますが、ところどころ剥がれていたりして、あまり稼働していないように見受けられますorz
キハ20のような顔立ちで、なかなか好ましいスタイルをしたクルマなんですけどね…たった1編成2両しか製造されなかったんで、何かと扱いづらい子なんでしょう…。



EMU100も。方向幕が抜かれているので解体待ちか…!?



スネ夫ことEMU700。台鉄版E231系ですねwww
コイツに乗って、あらかじめ朝方にロケハンしておいた汐科駅へ!







背後に迫る高層マンション群…!!いかにも大都市近郊のベットタウンという感じのロケーションですね。丘の斜面にまでマンションがへばり付く光景は、さながら多摩ニュータウンのようvv
この辺りは本数も多く、短時間で効率よく狙えるのでオススメです。オマケに、すっきりとしたストレートの高架線なので撮りやすい。妙に撮りやすい。…ん?なんでだろ、やけにキレイな編成写真が撮れるなぁ…何か足りなくないか?と、よーく観察すると…
そういえば、架線柱が複線のクセに片持ち式なんですね!「あぁ、パンタが架線柱に串刺し…」なんて心配も一切ないというwww
…でも、ナゼにこんな不安定(?)な設置方法なのか、というと、



絶賛線路増設中!!

防音壁の裏で工事をやっているからでしたー。
どうやら3つ先の五堵駅までを3線化するようです。本数が多くて撮影していて飽きないということは、裏を返せば線路容量が足りない…ということになりますもんね(^-^;
台北近郊の場合、電車から気動車、客車、貨物列車がごっちゃ混ぜにやって来るので、スジ屋も大変なんでしょうvv

それにしても、あきらかに門型だった架線柱の片側をぶった切った感じなのですが、強度的に大丈夫なんだろうか…



小一時間ほど駅撮りして、そろそろ露出も足りなくなってきたので撤収…しようとしたら、釣り掛け区間車EMU400に遭遇!
うーん、乗る方向と逆なのが残念。出発シーンを動画で撮って見送りましたvv





南港駅の未使用ホームで英国婆発見!!
おぉ、ここなら地下なので長期の留置でも痛みは少ない…と思ったんですが、方向幕は既に抜かれ、扉には何やら張り紙(?)らしきものが貼られているところを見ると、廃車前提の一時的な疎開なのかも。

台湾の鉄道は、台鉄も、捷運も、良い意味で設備がバブリーな気がしますね。ここも最近地下へ移された駅なんですが、将来の高鉄延伸や複々線化を見据えて4面7線(うち2面3線は未使用)で造られています(汗;
…東横線の横浜駅も、せめて2面3線で造っていれば、もう少しダイヤに余裕が生まれただろうにvv