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三条イツキ

Author:三条イツキ
気の向くままに鉄道写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
新型より旧型派、バスも好き、ときどき海外の鉄道にもお邪魔します。

2017年11月13日にブログのデザインを一新しましたー。
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不死鳥の町にLRT現る。
いきなりですが、今回はところ変わってカリフォルニア州のお隣、アリゾナ州の州都フェニックス(Phoenix)です。隣…といっても、だいたい360マイル(約570キロ)くらい離れてたりしますがwww
これだけ国土がだだっ広いと距離感も違ってくるらしく、現地の人は数100キロ先でも、ちょっと隣町へ行くような感覚だったりしてビックリ(^-^;
実際、ロサンゼルスから東へ進むと、都市圏を出てから町らしい町はフェニックスまで無いワケで…ホント、アメリカはデカいです。



でもってフェニックスには、真新しいLRTが1路線走っています。
砂漠のド真ん中に位置する町、フェニックス。夏場はクソ暑いにもかかわらず、近年はコンピューター関係の会社が増え続け、70年代には50万人だった人口は、90年代に入ってから100万人都市に、2008年の統計では150万人超(!)という爆発的な成長を遂げています。
特に冬場の間だけ、北の寒い地方からこちらへ移り住む人も居るらしく、夏場と冬場で人口が大きく変わるんだとか。
すっかり大都市になったフェニックスですが、例によって地域の主な交通機関はクルマ、クルマ、クルマ…!!もう、ホントこれだからアメリカは…。
当然、フリーウェイは朝晩大渋滞を起こすワケですよ。
そこで、ついにフェニックスと、同じく爆発的な人口増加が続く衛星都市メサを結ぶ20マイル(約32キロ)のLRTが、去年の12月に開通しました。



新しいだけあって、駅のデザインとか物凄く斬新。



切符は他の都市のLRTと同じく、事前に電停備え付けの自販機で購入。
これ、うっかり買い忘れて切符無いまま電車乗っちゃうと、車掌に見つかったら即罰金を払うことになるんで要注意です。
改札が無い分、検札も割と頻繁にやってきます。



これが切符。
運賃は全線$1.75均一で、一日乗車券$3.50もあり。
地域柄、サボテンのイラストが入ってます。



マッククリントック通り/アパッチ通り(MC Clintock Dr./Apachi Blvd.)電停から乗車。
電停名は、どれも縦横の交差する通り名から取ってるんで、名前がめちゃ長いです。
電車の行き先表示には、電停名にプラス列車の走る方向("East Bound"or"West Bound")がスクロールされます。



駅の方向案内だと、電停名+地域名が表示してあるので分かりやすい。
…というか、電停名だけだと地元民以外さっぱりワカラン(^-^;



電車は100番台を名乗る、3連接の低床車で統一されています。
フェニックスの強い日差しに耐えるよう頑丈に作られているそうで、窓も濃いぃスモークガラス。
外から見ると京急2100形みたいな連続窓風のデザインになってるんですが、どこが境目なのかわからないくらい、窓のスモークが濃いです(笑)オマケにドアも真っ黒www
シンプルですが直線的なデザインは”未来の電車”って感じですね。



カバーが上へスライドすると連結器が出てくる仕組みになってます。
お客さんは昼間でも結構乗っていて、全列車2ユニット繋いだ6両編成(?)で運転。
それでも座席はほぼ満席、ちらほら立席が出る感じでした。



で。このかっちょいい電車、実は近畿車輛製…!!メイドインジャパンなんですね。
見た目が外国っぽいんで気付きにくいんですが、意外とアメリカのLRTには日本製が多くて、今年シアトルで開通したLRTも同じく近畿車輛製、日本の技術で作られています。
LRTみたいな”電車”は日本の得意分野ですもんね。

…でも。せっかく良い技術を持ってるのに、本国でそれをあまり発揮できないのは残念なところ…堺市はもう無理っぽいし…将来の希望が持てるのは富山ぐらい(汗;



路線図。真ん中の一方通行になるあたりがフェニックスのダウンタウン。
3色に色分けされているのは地域を表していて、左からフェニックス市=青、テンピー(Tempe)市=赤、メサ(Mesa)市=緑という風になってます。
フェニックスとメサの2大都市を結んでいる…といっても実はメサ市域に入っているのは終点の一駅だけ。ホンの掠る程度なのは、とりあえず一区間だけでもメサまで到達したかった…という感じでしょうか。延伸計画もあるそうですが、今のところ市内の大部分へはLRTと同じValley Metroが運営するバスに乗り換えることになります。
また南部のチャンドラ(Chandler)、ギルバート(Gilbert)、北部のグレンデール(Glendale)といった周辺の都市へもLRTを起点に連絡バスを運行しているようです。





沿線一番のハイライト区間はココ!テンピータウン湖(Tempe Town Lake)を渡る長ーい鉄橋…!!
ほぼ全線に渡って併用軌道なんですが、こことアリゾナ州立大学の敷地内は専用軌道になります。



終点のモンテベロ通り/19番通り(Montebello Ave./19th Ave.)に到着。

ここで、ちょっと面白いコトに気付きました。
終点には自分の乗ってきた電車と1本前に到着した電車の2本が並んでいて、もちろん1本前の電車が先に出発するんですが、日本のようにどっちが先発~みたいな案内が見当たらないんですね。
三条みたく折り返して乗るテツはどうでもいいとして(笑)ここから乗る場合、ぱっと見どっちもドア開いてるし、どっちが先発だかわかんない…ハズなのに、何故かお客さん迷わず先発の方に乗り込んでゆく。
なんでだろうなーって、フシギに思いながら観察してたんですが…先発電車が出発して納得!
先発が出発すると、隣の後発電車がスーっと前のほうへ移動!!
どうやら停止位置が前に出ている方が先発だよ、ということらしいです(^-^;



プライスフリーウェイ/アパッチ通り(Price Fwy./Apache Blvd.)電停付近を走るLRT。

しょーもない余談なんですが、日本語で「フェニックス LRT」ってググると、堺市やら福鉄のサイトがヒットするんですがwww
そう、どちらも”フェニックス通り”というのがあるんですよね。
フェニックスのLRTだからといって、こちらは高床式のオンボロ電車が乗り入れて来たりしないんで念のため(^-^;



おまけ。
ダウンタウンのバスターミナルに茶色いPCCカーがバス2台とセットで展示されていました。
”1940~50年代のトロリーカー”としか説明が無く、詳しくは不明なんですが、恐らくフェニックスを走っていた電車なんでしょう…。
最寄の電停は、ヴァンブレン通り/1番通り(Van Buren St./1st Ave.)を降りてスグ。

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アメリカ | トラックバック:0 | コメント:6
[ 2009/10/30(金) 21:17 ]

海辺の町に残る、パシフィック電鉄の欠片(かけら)
どうもー、暫らくアメリカ行ってました三条です。更新途絶えてましたが、生きてます(^-^;
以前にも何度かupしてきましたが、鉄道とは一切無縁と思われがちなクルマ社会のアメリカと言えど、人口の密集するカリフォルニア州の各都市では、交通機関がある程度発達していて、テツ的に見てもなかなか面白いスポットがあったりします。

というワケで、現地でテツ活動もしてきたので順次upしたいと思います。



まずはロサンゼルス近くの港町、サンペドロ(San Pedro)へ。
東京で言うところの川崎のような町で、工場ばかりが建ち並ぶところなんですが…ここのダウンタウンに、パシフィック電鉄の車両が動態保存されています。



駅に掲示してある1926年当時の路線図。
パシフィック電鉄…その総延長、最盛期には軌道、鉄道合わせて2000km以上、在籍車両は1000両を越えたといわれ、かつてはロサンゼルス一帯を網の目のように走り回っていた電鉄会社です。
無数の支線からはロサンゼルス中心部まで直通列車が運行され、優等列車も多数、ちょうどいまの名鉄みたいな複雑奇怪なダイヤが繰り広げられていたそうで。
おぉぉ、想像しただけでもワクワクする(笑)
路線図には”世界で最も壮大な電気鉄道システム”なんて書かれていますが、これ、大げさな表現では無いんですね。
ちなみに京急の赤はパシフィック電鉄が由来、なーんて説もあるとおり、日本の私鉄各社が黎明期だった頃は、ここの影響を強く受けていたので、日本でもテツな方なら何となく名前を聞いたことがあるかもしれません。

この辺のことは詳しく調べ始めたらキリが無いので、とりあえず詳しく書かれた日本語のサイトへリンク貼っておきます。http://www.usrail.jp/et-pe-title.htm


それにしても…これだけの路線網が、一旦全て白紙になったんだから凄まじいですよね。



さてさて、そんな現代では幻となってしまった壮大なパシフィック電鉄の欠片は、クルーズ・センター(Cruise Center)~マリーナ(Marina)までの4駅、1.5マイル(約2キロ)の区間を毎週金、土、日曜の昼頃~21:00まで、おおよそ20分間隔で走っています。
週末のみ、というところからも分かるとおり観光路線なんですが…これがなかなかのクセモノで、三条が乗った飛行機は日曜昼にLAへ到着予定。
つまり、着いたその日を逃すと金曜まで待つコトになるんですね(^-^;
運良く飛行機は定時よりも30分ほど早く着き、そこから入国審査やら税関やらもスムーズに通り抜け、LAXからサンペドロへ直行したおかげで、成田を飛び立ってからほぼ12時間でパシフィック電鉄の501号とご対面できましたwww

え…?時差ボケがどーしたっ!?気合だ気合←



サンペドロには500号、501号、1058号の計3両が在籍。
この日は501号1両が行ったり来たりしていましたが、沿線には交換設備らしきものも確認できたので、多客時には同時に2両動くこともあるようです。

現役時代は、それぞれ一の位、十の位を取って「ファイブ」、「テン」と呼ばれていたそうです。が…どうも調べていくうちに、ファイブのレプリカ疑惑が浮上…(汗; 最初は英語の文献で見つけたんで自信なかったんですが、なんと日本語のウィキペにも記述を発見。
どうやら、いま目の前にいる2両のファイブたちは、2003年に船舶工場で新造したレプリカだそうで、オリジナルは「オレンジ・エンパヤー鉄道博物館」(Orange Empire Railway Museum ここも行こうと思ってたんですが、同じく週末のみ開館、しかも空港から遠いんで諦めました;;)にあるんだとか。
またテンの方も、似た車体を持つ個人所有の950系をテン風に改造して(居るんでしょうねぇ、お金持ちでテツな方が^-^;)実際には1057号までしか存在しなかったテンの58両目、”1058”と名づけたものをサンペドロへ持ってきたそうなので、これも厳密にはホンモノではない…ということにorz



しかーし!!レプリカとは言え、侮る無かれ。
ホンモノの図面から徹底的に作り直したので、いわゆるレトロ調的なものではなく、ニセモノ臭が全くありません。
そのウィキペの記事によれば、足回りやら集電装置といったメカ的な部分は現代のものを使ってるそうですが…うーん、厳つい台車とか年季の入った車体を見てると、全く違和感ナシ…(^-^;

ここまで完璧に仕上がっていれば、レプリカだなんて気にしない!





501号の車内。
座席は木製なので、ゴツゴツした乗り心地がします。が、こんなんでも立派な転クロなんですよwww

ちなみに切符は車掌から購入。
なんと、たったの1ドルで一日乗り放題…!!





でもって、この熊電並みにヨレヨレな架線柱に惚れたwww
全区間、ずっとこんな調子で傾いてます。

そういえばアメリカって街中の電柱もほとんどが木製ですね。
微妙に傾いてたりして、哀愁漂う姿をしています。



LA港マリタイムミュージアムをバックに走る501号。
サンペドロは工場やコンテナ置き場が広がる工業地帯のド真ん中ですが、電車の走っているダウンタウンエリアは、ちょっとした観光地として整備されています。
アメリカ | トラックバック:0 | コメント:4
[ 2009/10/26(月) 23:16 ]

紀州鉄道キハ603号、続報。


ネットを見回ってますと、どうやら今週末も動いているようです。
以前、地元紙にて今年9月中を目処に引退、詳しくは未定なもののセレモニーも開催する…という報道があったんですが、キテツ2号の整備が予想以上に時間がかかっているのか、はたまたキハ603号の保存を求める地元の方々との折り合いがつかないのか…(どっちも?)今月に入ってからも、603号は毎週金曜日に出庫して月曜朝に入庫するという、以前と変わらない日々を過ごしているとのこと。
いずれにせよ、近いうちに引退するのは間違いないワケですが…なんだか、ちょっと宙に浮いた感じ。
いかん、ネットで写真とか見てると、またキテツに行きたくなる病が発症しそうです(笑)
レールバスの方も、一度も乗ったことないですしねー。アイツ、603号の前では未来のディーゼルカーに見えますが、日本で残り2台しか存在しないレールバス黎明期の作品ですから、やっぱり貴重なことには変わり無いというwww

とりあえず、かなり中途半端な状態ですが、まだまだ走らせるのなら、ちゃんと最低限の修理くらいしてあげてほしいところ。
今年の夏、8年ぶりにキテツを訪れたんですが、その間すっかり老朽化が進んでいて、もとからボロかったモノがさらに悪化、かなり可哀想なコトになっていましたから…いや、まぁこのボロさがまた萌えるんだけれどもwww
もう余命幾ばくも無いからと、故障してもそのまんまになってしまうのは分かりますが、さすがにドアが閉まらないとか不味いのでは…。
無事故で最期を迎えて欲しいものです。


↑ホームページ「してつや」の方に、キハ603号の写真をupしてます…!!

※「してつや」は、2013年5月11日をもって一時休止とさせて頂きました。たくさんのアクセスありがとうございましたm(_ _)m
近畿地方の鉄道 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2009/10/10(土) 18:53 ]

西武トレインフェスティバル2009


mnさんと行って来ましたー!!
西武のイベントは保存車、特に電気機関車のコレクションが半端ないんですよね。前々から他サイトさんで写真を見ては、行こう行こうと思ってたんですが…都合悪かったり、季節柄他のイベントと被ったり、横瀬とかウチからだと地味に遠かったりで(^-^; 今回ようやく参加できました~。





ずらーっと…個性的な機関車が7台!!もうね、私鉄電機好きには堪らんです、はぃvvv
そのほとんどが保存車ってのもスゴいですねぇ。特に赤い機関車たちは、ヨーロッパの保存鉄道とか、あちらの方のデザインっぽくて…!程よい感じに日本離れしていて萌えましたwww



撮影タイム以外は、機関車に近づいても…よじ登ってもOKwww
デッキ付きの機関車は、すっかり子ども達の遊び場になっていました(^-^;



電車の保存車はレッドアローと351系の2両。一番上の写真でそれらしく並んでいるレッドアロー、実は先頭1両だけなんですね(笑) そこは構図でカバーwww



車内は多摩湖線から引退した1990年のまま。中吊り広告も当時のものが…広告って、時代背景を鮮明に映し出していて面白ですね。よくレトロ調とか言って、大昔のホーロー看板とか宣伝のレプリカが飾ってあったりしますが…逆に20年位前の広告って、なんかこう、現代的なんだけどズレてる感じがリアルでよろしいかと(笑) とりあえず出演者のダサすぎるメイクと、ドラゴンボールのロングセラーっぷりにビックリしたwww

そういえば。コイツの鉄コレが9月中に発売されるということで、当日絶対売ってるだろうなーと思って買う気満々だった三条ですが…売ってなかった(汗; 売り切れとかじゃなくて、初めっから売ってなかったっぽい…まぁ今回のは限定じゃなくて、一般流通するモノだから近所の模型屋でも買えますが…





でもって今回は秩父線開業40周年記念ということで、会場以外のイベントも盛りだくさんでしたー!
まずは、今年6月からツートンカラーになった271Fによる臨時列車…!!横瀬~西武秩父の間を2連単独で行ったり来たり…だったんですが、ダイヤの都合上、一旦隣の芦ヶ久保まで疎開して折り返し。横瀬までだと沿線の撮影ポイントも限られてくるんで、ちょっとしたフォトランですね。



セメント工場をバックに…



展示車両と夢の共演!!





小手指への返却回送ももちろん2連のまま。この姿で正丸峠を越えました。

そんなワケで。普段は増結用で都会のラッシュに奮闘する271F、今日は…なんだかどっかの地方私鉄みたいwww
ツートンカラーに、前Wパンタに、レアな2連…正直、美味しいトコ持って行き過ぎ(笑) 今回の主役は彼で間違いないですね。





さらに!普段は4000系の4連でワンマン運転を行っている飯能~西武秩父間ですが、イベントに併せて3000系2編成が応援に駆けつけ…なんとうち1本は銀河鉄道のラッピング編成…!!西武さん、狙ってますね(笑)



会場横を通過中~。注目度バツグンですwww







一方、秩父駅は第2会場のようになっていて、側線にE30の三重連を展示…!!例の臨時シャトルとも並びました。
でもって後を振り向けば、もうひとつの101系、秩父鉄道1000系が絶賛爆走中!こちらも10月3日(西武のイベントの前日!どんだけ今週の秩父は鉄分濃いのwww)から、イエローに茶色帯の旧塗装が復活したそうで…もうリバイバルカラー第何弾なのかさっぱりですが(笑) とにかくカラフルなことになってます。また日を改めてじっくり撮影したいですね。 





さらにさらに。展示車両ん中に混じってた101系は…朝、池袋→横瀬、夕方、横瀬→池袋で臨時の快速急行として池袋方に「奥武蔵」のマークを付けたまま運転されました…!!
ヘッドマークは実際使われていた当時のホンモノらしく、もの凄く年季入ってますwww

西武 | トラックバック:0 | コメント:1
[ 2009/10/06(火) 20:28 ]


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