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三条イツキ

Author:三条イツキ
どこまでも続く田園風景の中を、のんびりと単行の古びた電車が、ゆらゆら車体を揺らしながら、釣り掛けの轟音を残して通り過ぎてゆく…
私鉄系旧型電車が好きな管理人が、国内の地方私鉄から海外の軽便鉄道まで、気の向くままに写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
マイナー路線まっしぐら!!

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台湾で鉄路迷2017 #4 ~台東駅の留置車両~
#3の続きです。

午後は、ある”貴重な車両”がホームから見えるところに留置されている、という情報をもとに台東へ行ってみることにしました。
南州から区間車に乗車、枋寮で自強311次に乗り換えようと切符を確認すると、おや?指定されたのは12号車ではありませんか。
というわけで、ホームの一番後ろで待っていると、


いやいやいや豪快にはみ出してるんですけどwww
それでも構わずドアを開けてしまう台鉄クオリティ。
仕方がないので、11号車から乗ることにしました。


台東駅で下車、留置線の方を見ると…おおおお!?こりゃスゲーや!!!


まず一番手前に停まっていたのがDR2510型
林口線の運用から外れ、七堵車庫の奥に放置されているところを撮って以来の再会です。
七堵は障害物が多くて側面しか撮れなかったのですが、やっと全体像を拝むことができました。



2014年の夏にSL用の「客車」として復活を果たしたDR2510。
林口線時代のラッピングは剥がされ、オリジナルの姿に戻ってますます渋カッコよくなりました♪
渋いといっても、これで1991年生まれなのだそうですがw


その隣はDR2700…ではなくDR2750型という、これまた大変貴重な車両。
まだDR2700が優等列車でブイブイ言わせていた頃に活躍した中間車で、運転席やエンジンはなく、屋根上に大きなラジエーターも載っていない「キサハ」です。
ウィキペには1997年に除籍、2003年に35DR2752号車1両を除いて解体とあるので、恐らくその1両だと思われますが、残念ながら状態が非常に悪く、窓も車番もありません…(-_-;


こちらはDR2700。
動態保存車の部品取り用に保管しているのかと思われます。


この黄色い顔が、逆に懐かしく感じますね(^-^;

DR2700×5、キョ光号客車×5、インド製通勤客車×1、DR2700×1…と続きますが、まぁこの辺は端折りまして、その奥に繋がっていた車両がヤバいんですよ…



!?

1999年まで活躍していた非冷房の旧型ディーゼルカーたちです!!
遠くて車番までは確認できませんが、恐らく解体せずに保管しているというDR2102、DR2203、DR2303、DR2404の4両でしょう。
キハ55みたいな姿は、後に何度か行われた車体更新によるもので、なんと元を辿れば戦前のガソリンカー(!)にまで遡るそうです。
これらの車両群、実は台湾へ行く数週間前にツイッターで台東駅の様子が投稿されて知ったんですが、グーグルマップで見る限りでは、少なくともこの青いディーゼルカーたちは2015年12月からここに留置されていたようですね。
前回は他の車両の陰になっていたのか、全然気が付かなかったですなぁ…。


夢中で撮影していると、普快車が回送されてきました。
帰りはあれに乗るのですが、その前に一旦改札を出て食料を調達しましょう。


待合室では犬が気持ち良さそうに寝ていましたw
台東駅、相変わらずのんびりしています。



というわけで普快車3672次。
順行の普快車に乗ったのは2011年3月以来、6年ぶりですね。
当時は1日2往復運行で、あの頃も同じような時間の列車に乗ったなぁと乗車記録を見てみると、今のダイヤより1時間ほど早く、列車番号も354次だったようで。
単純に朝台東を出て夕方戻ってくるスジを削減しただけかと思ったのですが、そうではないようです。



しかしまぁ普快車、いつ乗ってもいいですねぇ。
お客さんも殆ど乗っておらず、車両によっては1両まるまる貸切状態!


古荘を出ると中央山脈を抜ける長いトンネルへ。
ディーゼル機関車の、けたたましいエンジン音が車内に響き渡ります。


山間の枋野信号所ではDR2800と交換。


加祿駅。
1日2往復しか止まる列車がない駅ですが、ちゃんと駅員さんがいます。


そんなこんなで日も暮れて、枋寮着。
あっという間の2時間12分でした!

#5に続きます(準備中)
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台湾で鉄路迷2017 #3 ~DR2700送り込み回送~
#2の続きです。


4月21日。
この日は翌日運転される団臨に向けて、普段は台東に保管されているDR2700が潮州車両基地まで回送されるとのことで、屏東線の撮影地へ行ってきました。
まずは高雄から自強301次で南へ。


潮州で区間車3507次に乗り換え。
自強号用のDR3000を使用した区間車です。
以前は復興号客車使用の区間車もありましたが、昨年10月のダイヤ改正で南廻線直通の1往復を除き、全てディーゼルカーになってしまいました。


その改正に伴って、行先表示もパワーアップしていましたwww
平日に潮州~枋寮間で運転されていた復興号がDR3000使用の区間快に置き換えられたので、誤乗防止の表示が必要になったんですね。
LEDなんだし、ここまでやるならROM更新すればいいのに(笑)


潮州から2つ目の南州で下車。
この駅から北へ20分ほど歩いたところに撮影ポイントの陸橋があります。



まずは復興客車を使った区間車3514次。
何故か電源車が2両繋がっていました。
前述の通り、現在客車で運転される区間車は、この3514次と3501次の1往復のみ。
屏東線といえば、ちょっと前まで復興客車が腐るほど走っていたんですけどねぇ…。


続いて自強303次。
DR2800の9連で、前3両は原住民アートのラッピング車でした。


自強304次、DR3000の9両編成です。


区間車3518次。
先行の自強号と同じDR3000なんですが、種別が違うので運賃が異なります(ただしIC乗車券で乗れば一緒)
まあTRパスユーザーの私には関係のないことですw


区間車3511次もDR3000。
ほんとディーゼルカーだらけになってしまいましたなぁ。 


自強371次、DR3100×9連。
ここで同業者さんが2名いらっしゃいました。
軽く会釈をすると中国語で何か訪ねられたので「日本から光華号を撮りに来た」ことを身振り手振りで伝えると、大変驚かれましたw
よくよく考えてみたら、今日は本運転ではなくて回送ですもんね。
中国語もまともに喋れない外国人が、畑のど真ん中の陸橋で回送列車を目当てにスタンバイしてるって、相当ヤバいやつですよ(笑)



キョ光751次は、安定の手動扉客車でした♪
客レだと、ついつい後姿も撮ってしまいますね。


自強306次、DR3100の…12連!!

この列車が通過した後、遠く南州駅にDR2700が到着したのが見えました。
あれ?予想よりも少し早いですな。
今回は団体列車を企画した主催者のホームページに主要駅の発車予定時刻が載っていて、そこからだいたいの通過時間を割り出したのですが。
様子をみていると、どうやら対向列車を待つ為、暫く停車するようです。


自強307次、DR3000×9連。
向こう側の空き地にも同業者さんの姿が見えますね。



そして、お待ちかねDR2700!!!
2014年に花東線の普快車で乗ったのが最初で最後だったので、長編成のDR2700を見たのは初めてなのですが、いやぁーカッコいい!
運転士さんもこちらに気が付いて警笛で挨拶、颯爽と通過して行きました。


少し居残って、キョ光51次を撮ってから撤収。
こちらは自動扉の新型客車ですね。


南州駅の近くで電化工事について書かれた看板を発見。
場所によっては既に準備が始まっていて、去年行った佳冬~林辺間の撮影ポイントでは、手前に柵が出来ているのを車窓から確認しましたorz
今回の陸橋俯瞰も、近いうち撮れなくなってしまうのではないでしょうか…。

#4に続きます。
台湾で鉄路迷2017 #2 ~台湾のシゴナナを撮る~
#1の続きです。


というわけで宜蘭へとやって来ましたー。
5967次というのがCT273牽引の臨時列車なので、まだ少し時間がありますが…




貨車の入換が始まりました。
どうやら暇をする心配はなさそうですw


入換をのんびり眺めていると、今度は本線をセメント列車が通過!
さすが貨物街道の宜蘭線です。


そしてお目当てのCT273が到着!
ヘッドマークにあるように「宜蘭県緑色博覧会」に関連した臨時列車だったようです。
CT273は日本のシゴナナと同型、側線の貨車もどこかで見たことのあるような車両たちばかりで、外国にいる気がしませんw


リバイバル塗装のR123とプッシュプルでした。



頭城へ向けて発車!
よく整備された車体が、南国の夕日に映えますね♪
特に台鉄の旧客はいつもボロボロなので、ここまで綺麗なクルマは初めて見ましたよ(笑)

時刻表を確認すると、CT273は2つ先の礁渓で25分間停車するので、後続の区間車でもって追っかけます。


予定通り礁渓で追い抜き、頭城まで先回り成功!
急いで反対側のホームへ向かうと、奥の方からノロノロと進むR123の姿が。
どうやら折り返しの区間車が止まっているホームに入るようで、その出発を待っていたんですね。



蒸気機関車を一目見ようと、駅も沿線もギャラリーがたくさん。
側線の線路上や遮断機の内側でカメラを構えている人もいたりして、かなりフリーダムですw



暫くすると郵便車を繋いだキョ光651次が入線。
台鉄と言えど、今ではなかなか見られなくなってしまった藍色客車が並びました!

CT273は10分ほど小休止した後、花蓮へ向けて慌ただしく折り返し、そして…


今度は反対方向から、黒貨車をじゃらじゃらと繋いだ貨物列車が入ってきました。
これはノーマークでしたが、積荷がないことと時間的に散装貨列の7502次かなと思われます。





3両目に繋がっていた無蓋車1両を切り放し、器用に側線へと運び終えると、また何事もなかったかのように走り去って行きました。
こういうシーンが当たり前のように展開される台鉄、ほんと夢のような鉄道ですなぁ。


帰りは普悠瑪→高鉄を乗り継ぎ、一気に左営(高雄)へ!
これがなければCT273は諦めていたので、高鉄さまさまですね。

#3に続きます。
台湾で鉄路迷2017 #1 ~桃園MRTと行包専車~
お久しぶりです。
1ヶ月ほど更新が滞っておりましたスイマセンm(_ _)m
三条は相変わらず元気です、鉄活動も続けています…というか、先週は台湾へ行ってましたw
そんなわけで、ネタも貯まっているので順次アップしたいと思います。

***

半年ぶりの台湾。
今回も羽田から早朝のピーチ便で桃園空港へ。
そして半年前ならターミナルからバスに乗って…という流れだったのですが、今年はここからが違うんですよ。



桃園メトロ空港線!

あの延々と完成しなかった台湾のサグラダファミリアが、今年3月ついに開業しました~。


種別は急行タイプの「直達車」と各駅停車の「普通車」の2種類。
それぞれ専用の車両が用意されていて、直達車はモケット張りの固定クロスシート車、普通車はプラスチック製のロングシート車になっています。
運賃はどちらに乗っても同じですが、一定の距離から値段が跳ね上がるので、特別料金が運賃に上乗せされているような感じですね。
途中下車した方が通しで買うよりも安くなる区間もあるんですよw


走行位置を示すLED表示。
これ、香港の機場快線とそっくりですね。
「保留未来使用」になっている部分は、恐らく将来中レキまで延伸したときに使用するのでしょう。


空港駅を出発して暫くすると地上に出て高架になります。
それも尋常じゃないほど高いところを走りますwww
そのせいかあまりスピードは速く感じられず、香港みたいにカッ飛ばす印象ではありません。

途中に駅撮りできそうな場所をいくつか見つけましたが、このまま行けば台鉄の行包専車6901次に間に合いそうなので、先を急ぎます。


台北駅もすごくお洒落。
なんだか違う街に来たような感じです。


連絡通路を10分ほど歩くと、いつもの台鉄台北駅に到着。
キョ光号のボロ客車を見て、あぁ”帰ってきたな”という気分になりますね(笑)


安定の汐止駅撮り。
時刻は11時、まだ行包は通過していないようです。


お、あいつはEMU800の増備車ですね。
従来車とはラインカラーの配色が反転しているので、よく目立ちます。



反対方向からもキョ光号が入線。
汐止は2面4線なのですが、例によって台鉄は双単線を採用しているので、逆走などお手の物です。


そして行包専車!
今日は荷物車の他に新型キョ光客車が2両繋がっていますね。
かなりゆっくりと通過したので、後追いも撮ろうとホームの反対側(台北方)へ移動すると…



今度はこちら側のホームに、貨物列車が逆方向から入線!
自強号を退避する区間車を退避するというパズルのようなことをやっていました(笑)
電車、客車、貨物…カオスを極める台鉄のダイヤは、こうした柔軟な対応に支えられているんですね。



後続の区間車で行包を追っかけると萬華で追い抜いたので、山佳まで行って撮影。
トンネルを抜けた先にある大きくカーブした山佳駅、どことなく京急の横須賀あたりにある駅に似てるなぁ…と思って、以前から気になっていた駅です。
京急色のEMU700をここで撮りたかったのですが、残念ながら今月10日の運用を最後にラッピングが剥がされてしまいました。



そして続行で貨物列車も通過しました。

この日は行包を追っかけつつ高雄へ向かう予定だったのですが、ここで何気なくスマホをぽちぽちやっていると…なんと宜蘭線でCT273使用の臨時列車が走っていること知りました。
宜蘭線…逆方向やん…でも行きたい!というわけで時刻表を調べてみると、この後の普悠瑪号に乗れれば間に合うことが判明。
すぐに窓口へ向かい切符を確保しました。


普悠瑪号は指定券が取り辛い列車として有名なのですが、さすがに平日の昼間なら直前予約でも空席がありました。

#2に続きます。
じっくり香港鉄#3 ~地下鉄観塘線を撮る~
#2の続きです。
多くの駅でフルスクリーン式のホームドアが設置されている香港の地下鉄。
なんとか車両を撮れるところは無いかなぁと、いろいろググっていると、ありがたいことに(?)地上駅のホームドアは背が低いタイプになっているとのこと。
特に観塘線の九龍湾駅と、その周辺に良い感じの撮影ポイントが点在しているようなので行ってみました。


まずは九龍湾駅ホームから。
やっとこさ御尊顔を拝むことができましたー。
観塘線には2形式の車両が走っていて、こいつは開業当初から走っているメトロキャメル製電車(M-Train)、VVVF車が大半を占める香港の地下鉄で、唯一の電機子チョッパ車です。
車体は更新工事が行われたので近代的な姿ですが、どこか落ち着いた雰囲気がありますね。


でもって、こちらが新型車両の中国北車製電車(C-Train)
パっと見は綺麗なんですけど、よくよく見ると造りが安っぽいです…(-_-;


2016年10月23日に油麻地~黄埔間が開通したので、以前の油麻地行きはなくなり、黄埔行きと、その一つ手前の何文田行きが交互にやって来るようになりました。
これは新しくできた黄埔駅が1面1線しかない為、本数が多い平日のラッシュ時と土休日の日中は、約半数の列車が何文田駅で折り返しているそうです。


また2016年12月28日には、これまで鉄道が無かった香港島南部へ行く南港島線も開業しました。
が、こちらはタッチの差で間に合わず、今回は乗れず仕舞い…orz


改札を出て、今度は駅北側の歩道橋から撮影。
ここの写真は中文版ウィキペディアの観塘線の記事に載っていたんですが…あれ?ちょっと微妙だぞ。
以前は手前の木が植えられていなくて、もう少しすっきりと撮れたようです。


さらに先へ進んで、彩徳ショッピングセンターの上階から俯瞰撮影!
九龍湾駅と、その西側に広がる車庫が一望できます。
車庫の上には巨大な団地、香港版高島平って感じですねw


望遠でC-Train。
立体的な街並みが、香港らしくてカッコイイですなぁ。


九龍湾駅を発車するM-Train。

#4へ続きます。(準備中)