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三条イツキ

Author:三条イツキ
気の向くままに鉄道写真を撮り歩いては書き綴るブログです。
新型より旧型派、バスも好き、ときどき海外の鉄道にもお邪魔します。

2017年11月13日にブログのデザインを一新しましたー。
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変わりゆくベイエリアの鉄道 #3
#2の続きです。


サンフランシスコ湾の西側と東側に向かう路線が分岐する、ちょっとした要衝になっているサンタクララ駅。
現在は無人駅ですが、かつて使われていた駅舎や客車、信号扱所が構内に保存されています。


そんなわけで、カルトレインだけでなくイーストベイ方面からやってくるアムトラック(Amtrak)、アルタモント・コミューター・エクスプレス(Altamont Commuter Express)の車両も見ることができます。


まずはアムトラックから。
サンノゼ、オークランド(Oakland)、サクラメント(Sacramento)など州内の都市間を結ぶキャピトル・コリドー号(Capitol Corridor)が、平日、土休日ともに1日7往復停車します。


機関車は新旧2種類。
F59型(右)から、シーメンス製の新型機関車チャージャー(Charger)への置き換えが進んでいます。


この機関車、ひたすらゴツいアメ車と比べるとスマートで、アムトラックらしからぬ雰囲気ですねw



客車はカリフォルニア・カーと呼ばれる2階建て車両がメイン。
改良型のサーフライナー向け客車や、ときどき長距離列車から払い下げられたスーパーライナーIも混ざっていたりします。
以前は標準色の星条旗カラーのまま走っていたこともありましたが、現在はカリフォルニア色で統一されているようです。



またシアトルとロサンゼルスを結ぶコースト・スターライト号(Coast Starlight)も同じ線路を走っています。
この手の長距離列車は遅れるのが常なので、まぁ撮れたらいいなー程度の気持ちでいたら、定刻より2時間ほど遅れて通過して行きました(笑)


ストックトン(Stockton)~サンノゼ(San Jose)を結ぶアルタモント・コミューター・エクスプレス。
その名のとおり通勤に特化した鉄道で、平日朝にサンノゼ行き4本、夕方にストックトン行き4本のみ運転という変則的なダイヤになっています。



車両はF40型機関車にボンバルディアのバイレベル客車の1種類のみですが、機関車に関してはアムトラックと同じチャージャーを4台導入する予定だそうです。
それを見越してなのかどうかはわかりませんが、1両だけ新塗装と思われる色違いの客車と遭遇しました。


ふと発車案内を見たら都市鉄道顔負けの超過密ダイヤになっていましたw
ランダムダイヤなので局地的ですが、これを2面3線で捌いているのは凄いですね。
しかも図体のデカい列車ばかりですし…。



また1本だけですが貨物列車も見かけました。
機関車重連+有蓋車を中心に12両、アメリカにしては短い編成ですw

#4に続きます(準備中)
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[ 2019/10/05(土) 23:58 ]

変わりゆくベイエリアの鉄道 #2
#1の続きです。


今回BARTとともにゼヒ撮っておきたかったのが、こちらのカルトレイン(Caltrain)。
西海岸では珍しい高頻度運転が行われている非電化の近郊列車ですが、2022年の完成を目指して電化工事が進められており、いま走っている客車列車はスイス製の電車に置き換えられる予定なのです。





というわけで朝ラッシュ時のサンタクララ(Santa Clara)駅へ。
巨大な2階建て客車がどんどん来ます。
カルトレインは急行や快速などの優等列車も細かく設定されているのですが、それらは全て平日の朝夕のみ。
日中や土休日ダイヤでは極端に本数が減ってしまうので、撮影するならラッシュ時ですね。


カルトレインの機関車は、ざっくり分けて1998年までに製造されたF40型と、


2003年に製造されたMP36型の2種類あります。


客車も2種類。
総数の約3分の2を占めるのが、こちらのギャラリーカーと呼ばれるステンレス客車です。


車内は中央の通路部が吹き抜けになった独特な構造をしています。
検札のとき上下階同時にチェックしている姿をみて、なるほど合理的だなーと思ったのですが、2階は天井が低く、立って乗ると少し窮屈なので混雑時には不利な感じ。
後述の新型客車は通常の2階建て構造になっています。


超アメリカンな見た目をしたギャラリーカーですが、実は日本車輛製だったりw



そして新型のボンバルディア製客車。
もともとカルトレインが発注した車両の他に、2014年にLAの近郊列車メトロリンク(Metrolink)からやって来た転属車が16両います。
塗装などもそのままなので、恐らく電化までの”つなぎ”なのでしょうね。


もともとは急行用だったMP36とボンバル客車ですが、現在は快速や各停運用にも入っていたり、こんな風にF40がボンバル客車を牽いている列車も見かけました。

さてラッシュも終わり、各停毎時1本タイムに差し掛かったところで、スマホをぽちぽちやっていると面白い情報を見つけました。
隣駅のローレンス(Lawrence)とサニーベール(Sunnyvale)の2駅では、今日(8月19日)の日中のみ電化工事の影響で南行列車も北行線ホームから発車するのだそうです。
カルトレインは双単線なので、一時的に単線運転を行うのでは!?
そこでサンタクララ駅北側にある渡り線が見える陸橋へ移動、すると…


予想通り、逆線走行を終えて渡り線で元に戻るところを撮ることができました!
これ割と貴重なシーンなのだと思いますが、アメリカは右側通行がデフォなので、左側通行に慣らされた我々日本人にはあまり違和感がないのが玉にキズですなw



この陸橋、駅近でなかなか良い撮影スポットだったので翌朝も同じ場所へ。
こんな風に俯瞰で撮影できるのも、架線柱がない今のうちです。


なお電化工事は北部から順に進められているようで、サンフランシスコに近いミルブレー(Millbrae)駅付近では既に架線柱も出現していました。
これが完成すると西海岸のヘビーレールとしては初の電化路線になりますね。

#3に続きます。
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[ 2019/09/13(金) 20:39 ]

変わりゆくベイエリアの鉄道 #1
先月18日から5日間、久しぶりにサンフランシスコへ行ってきました。
ここのところ海外は台湾とかオーストラリアだったので、時差ボケが辛いですね。


眠い目を擦りながら空港を出ると、お馴染みのユーカリが丘線みたいなデザインをしたBART(ベイエリア高速鉄道)が発車を待っていました。


ミルブレー(Millbrae)駅の留置線に並ぶBARTの車両たち。
一番左に停まっているのは、昨年デビューしたばかりの新型車両D型です。
2023年秋頃までに全ての車両がD型に置き換えられる予定なのですが、まだまだ数が少ないようで、今回は一度も遭遇できず…。


というわけで、たくさん走っているうちに旧型の方を記録しておきましょう。


海底トンネルを抜けて最初の停車駅、ウェストオークランド(West Oakland)で下車。
ここなら4系統の路線が乗り入れているので、効率よく撮ることができます。


1972年の開業当時から活躍しているA型。
営団6000系の元ネタになったとも言われている車両で、シンプルながら未来的なデザインは40年以上経った今でも見劣りしません。
6000系と同じようにリニューアルが行われ足回りもVVVFに改造されていますが、前述の通り、あと数年で引退する予定です。


こちらは1987年から製造されたC型。
貫通型になって、表情が大きく変わりました。



短い5両編成。
A、C型と中間車のB型は混結が可能で、最大10両編成まで柔軟に編成を組むことができます。


稀にラッピング車が組み込まれた編成も。
頻繁に組換えが行われるからか1両単位なのですね。


写真編集してて気がついたんですが、お前…行先表示あったのかw



C型の車内。
車体幅がかなり広くゆったりとしていますが、それでもラッシュ時は混雑が激しい為、ドア間の座席が2+1に改造されている車両も見かけました。

#2に続きます。
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[ 2019/09/08(日) 20:12 ]

アメリカへ渡った香港トラム


民主的な選挙を求め、大騒ぎとなっている香港。
台湾で不平等な協定に対する学生デモが発生したことは記憶に新しいですが、今度は香港で大規模な学生デモが発生してしまいました。
まったく、かの国は己の面子を保つためだけに四方八方、海から山までケンカを売り歩き、ご苦労なことですね。
今回のデモ、個人的には台湾のときと同様…いや、それ以上に動向が気掛かりだったりします。
なぜなら…

香港へ行くチケットを買ってしまったからです!

えぇ、国慶節前後になると毎年デモが行われていることは知っていましたが、まぁまさかチケットをポチッた先月の段階で、ここまで悪化するとは予測できず…。
FIXにつき、払い戻しもできません(汗;
というワケで、早期の事態収束と平和的解決を願いまして、以前に撮影した香港トラムの写真をアップしたいと思います。


細長い2階建て車両、漢字で書かれた方向幕…。
確かに香港トラムですが、かなりボロボロですね。


隣にはシドニーの路面電車が!?

はい、ここは香港では無く、アメリカのオレゴン州にあるオレゴン・エレクトリック・レールウェイ・ミュージアム(Oregon Electric Railway Museum、以下OERM)です。
2012年6月、ポートランドのWESに乗る前に訪ねていたのですが、すっかり記事にするのを忘れていました(^-^;
私はまだ一度も香港へ行ったことがないので、あちらの写真はありませんw

解説によると、この12号車は1986年にカナダのバンクーバーで行われた万国博覧会で展示されていたもので、万博終了後は、国境を越えたポートランドでMr.Naitoという方が保管、2001年に博物館入りしたとのこと。
え!?ナイトウさん?日本人??
ググってみたところ、どうやらポートランドでは有名な日系人のようです。
一体、どのような経緯があって香港トラムがナイトウさんの手に渡ったのか、までは分かりませんでした…。

ちなみに香港トラムは狭軌(1067mm)なので、車庫の外へ出ることはできません。


こちらは、サンフランシスコ市交通局(MUNI)の悪名高きボーイング製LRV(笑)
同じタイプの車両がカリフォルニア州内の博物館にも保存されています。


LRVと同じ塗装を纏ったPCCカー。
今でもMUNIでは沢山のPCCカーが活躍していますが、いずれもMUNIの旧塗装だったり、PCCが走っていた各都市の塗装に扮していたりするので、新塗装で残っているのは逆に珍しいのではないでしょうか。


香港トラムと同じ2階建てのコイツは、イギリス、ブラックプールの路面電車。
その右隣にチラっとだけ顔を覗かせているのが、地元ポートランドの503号です。


ロサンゼルス鉄道のイエローカー…だそうですが、最早ガラクタの域w


屋外にはトロリーバスの姿も。
ただ状態はかなり悪く、保存と言うよりも放置ですね…


例によって、ここの博物館でも体験乗車ができるのですが、これがまたヘッドライトは取れてるわ、ステップは歪んでるわ、かなりヨレヨレな元ポルトガルのポルト市電201号でした。
しかも乗客も運転士さんも見当たらず、ただコンプレッサーの音がポコポコ響くのみ。
スタッフの方が通りがかったので聞いてみると、今日は走らないよと言われてしまいました!?
目の前でスタンバってるそれは何やねん!
と思ったのですが、乗れない理由がすぐに分かりました。



!?



何やらトレーラーで電車が1両、陸送されて来ました。
運ばれて来たのは、ポートランドの市街地の近くにあるウィラメット・ショア・トロリー(Willamette Shore Trolley )という保存鉄道で走っていた元ポートランド市電の813号。
当時は公式ページに車両故障で運休中と書かれていたのでスルーしていたのですが、まさかその故障車が博物館へやって来るとは…!!
ウィラメット線もOERMが運営しているとのことで、メンテナンスもこちらでやってしまうのでしょうね。



この813号、半流型で1枚降下窓というモダンでカッコイイ電車なんですが、生まれはなんと1932年!の御老体。
慎重に降ろします。


そして、ここでポルト号の出番です。


連結棒を持ってきて…


車庫まで牽引させる…ハズが、ポルト号のパワーが足りなかったのか、空転しまくり。
釣り掛けモーターが悲鳴を上げていますw



そこで現れた助っ人が、何ともいえない姿をしたモーターカーらしき車両!!
プレハブの物置か何かを改造したのでしょうかね。
見た目は超怪しいですが、こんなんでもかなり力があり、結局コイツ単体で推進運転することになりました。



ギャラリー(ほぼ全員関係者と思われるw)に見守られながら、なんとか車庫に到達しましたとさ。
めでたし、めでたし。

これまでに訪ねた博物館のなかでも、断トツゆるーい感じだったOERM。
記念にグッズを買って帰ろうかと売店を覗いてみたら、早々閉店していました。
それもそのハズ、店員さんも搬入作業の見物に行ってしまい、誰一人居なくなっていたのです!
なんと商売気の無いことでしょう(笑)
まぁここは一つ、貴重なシーンに出会えたことが最高のお土産ということで…(^-^;

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[ 2014/10/04(土) 00:33 ]

ナパ・ヴァレーのワイントレインを撮り鉄する
去年10月のサンフランシスコ遠征、まだまだネタが残っているので順次アップしたいと思います。

***

サンフランシスコから北へ50kmほどのところにあるナパ・ヴァレー(Napa Valley)。
高級ワインの産地として有名な地域で、ヴァレー(=渓谷)のブドウ畑沿いを豪華絢爛なワイントレインが走っています。
今回は、三条の身分には相応しくないセレブい列車なので…、というかワインには興味がないので、乗らずに(乗れずに?)沿線で撮りに専念して来ました(笑)


というワケで、北側の終着駅セント・ヘレナ(Saint Helena)へやって来ました。

…しかし駅と言ってもホームはなく、構内の外れにポツンとカブース(車掌車)が置いてあるだけ。
駅舎と思しき建物にはオフィスや歯医者さんが入っていて、鉄道用としては機能していない感じです。
こんな場所で本当に客扱いするのかよ!?と少し不安になってきましたが、送迎バスの運ちゃんが暇そうに列車が来るのを待ているので、多分ここなのでしょう。

ワイントレインは、ナパを拠点にセント・ヘレナへ往復乗車するツアー形式になっていて、ランチとディナーの毎日2往復運転されています。
撮影するのは当然ランチの方。
ダイヤはワイントレイン公式サイト(なんと日本語ありw)に11:30ナパ出発と記載されているので、そこからセント・ヘレナの到着時間を大ざっぱに見積もってみました。

暫くすると、遠くの方で独特の汽笛が…!?



「ドッグノーズ」ことFPA-4形ディーゼル機関車が”鼻”を光らせて近付いてきました!



客車は9両編成
本物のプルマン製客車をリニューアルして使っていて、一両ごとに個性があります。
100年近く前のクルマですが、さすが豪華列車なだけあって冷暖房も完備しているようで、窓はすべて閉まっていますね。
ところが排気口かどこかから食事のイイ匂いが流れてきて、近くで撮影してると腹が減って困りますwww


アメリカ定番のドームカーも。
これもどこかからのお下がりでしょうね。


この日はカリフォルニアらしい刺さるような強い日差しでしたが、これでも季節は
構内の植木も紅葉していて、ワイン色の車体をよりゴージャスに引き立てていました。


前方では機回しが始まりました。
豪華で上品なワイントレインも、もとは廃止された貨物線を利用したものなのでレールはへろへろですw


しっかし、このタイプの機関車はマジでカッコイイですね!!
ワイントレインでは、カナダのVIA鉄道から渡って来たFPA-4形が4両在籍しています。
1959年生まれの古豪にとって、毎日のんびりとブドウ畑を走ることができるこの路線は、隠居生活にぴったりです。


振り返って、もう一枚。
なぜか最後尾も”鼻”が光っていました(写真の機関車は奥へ進んでいます)


復路(ナパ行き)は順光になるので、沿線へ先回り。
ブドウ畑を行くところも捨て難かったのですが、それよりもセント・ヘレナの市街地で道端軌道のようになっている区間が気に入り、自動車に被られないことを祈りながら撮影しました(^-^;

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[ 2014/01/24(金) 23:05 ]

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